http://www.asyura2.com/10/senkyo103/msg/240.html
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http://31634308.at.webry.info/201012/article_28.html
昨日の二コニコ動画での原口氏と郷原氏の会談テーマ「2010年を総括 菅政権の○と×」は核心をついたもので、ネットでしか聞けない真っ当な意見あった。原口氏は今の民主党の混迷した状態を何とかするには、昨年の夏の「原点」、つまり小沢・鳩山政権の原点に戻るしかないと断言した。
あの選挙を大勝利に導いた小沢氏の国会招致問題は、菅首相自ら役員会に出席し、通常国会までに政倫審への招致を議決したい、という事である。ある意味何も決まっていない。民主党が議決しても自民党、公明党も議決に組しないと言っている。
この意味を考えるに、仙石氏が官房長官記者会見で話しているように、まず石川議員の前例と同じように自主的離党を求めるということであろう。当然、小沢さんは昨日のブログでも書いた通り、これを認めてしまえば自分の非を認めたことになるので拒否するであろう。明らかに、石川議員、秘書らを検察が起訴した事件とは違うのである。つまり、検察が2度まで不起訴としたものを、全く出鱈目な検察審査会の委員どもがフィーリングで起訴相当としたもので、条件は全く異なる。このデタラメ自体を政府が黙認していたのかもしれない。
このブログで何回か、小沢さんは新党を作って離党した方が良いと書いた。しかし、仙石長官が言うような理由で離党することは断固反対する。むしろ、疑惑の検察審査委員11名の議決ではなく、国民の代表に選ばれた参議院で問責された仙石氏、馬淵氏の方が辞任すべきである。
仙石氏が「前例」を言うなら参議院、衆議院で問責されて辞職した議員はたくさんいる。まず自分が人の事を言う前に辞任すべきある。人の事を言う資格はない。
しかし、菅執行部は、党が決めた事に従わない人は離党すべきと言うだろう。しかし、これは本人が自発的に離党しない限り無理だ。本当に離党するとしたら、一人だけの離党はないだろう。それこそ「たちあがれ日本」との連立の数合わせの人数どころではなくなるであろう。
菅執行部は盛んに、小沢さんの「政治とカネ」のため、民主党が選挙で連戦連敗しているという。
以下の報道は衝撃的だ。菅首相のおひざ元の議員選挙で惨敗した。以下の報道が大手マスコミで大きく取り上げられていない。これは先日の菅首相と朝日の星らとの会食が効果があったのではないか。
『民主、菅首相の地元・西東京市議選で大惨敗 現職4人落選し、当選わずか3人 政局に影響必至』http://sankei.jp.msn.com/politics/election/101227/elc1012270831001-n1.htm
来春の統一地方選の前哨戦として注目された西東京市議選は26日、投開票され、現有5議席を上回る7人を擁立した民主党は3議席獲得にとどまり、現職の4人が落選した。
11月の千葉県松戸市議選、今月12日の茨城県議選に続く惨敗で、菅直人首相の政権運営は厳しさを増しそうだ。(後略)
この件については、「さらさら越え」さんの「西東京市議選http://sassanarimasa200.blog59.fc2.com/」の記事に良い意見が述べられている。ここに書かれている、民主党からあれだけコケにされている名古屋河村市長が応援に入った理由は不思議であるが、菅氏の伸子夫人、蓮舫氏が応援に入っても惨敗であった。伸子夫人の神通力もない。蓮舫などは埼玉県議選挙と同じパターンである。国会でのファッションショー以来、蓮舫は勘違いしているのでないか?自分が応援すれば当選するとでも思っているのか。この負けた理由も小沢さんの「政治とカネ」と言っているらしいが本当に片腹痛い。
今までの連敗を見ると、この理由は菅氏自身の失政が主因であり、既に民主支持層からも見離されている。来年、総選挙があれば、菅首相自身が第一の戦犯として、どうなるか分からない状態であると思っている。
窮余の策の「たちあがれ日本」との理念なき連立の話も袖にされた。よく原理主義の岡田幹事長が、全く異なる主義の連立の話を平然と述べている。よく言えるものである。この話で、二股、三股を掛けられた社民党も怒らせてしまった。八方塞がりである。
例え小沢氏が政倫審に出たとしても国会の正常化は保障されていない。自民党の石原幹事長は「一貫して証人喚問を求めていく」と公言している。
もはや菅氏は、前代表の前原氏や岡田氏の時と同じように、小沢さんに協力を求め、彼の力と知恵を借りない限り、どんなに石に齧じりついてもジリ貧となり、来年には総選挙となるだろう。このまま、小沢氏の問題に関わった状態が続くなら、内閣を変えても総選挙がくるように思うようになってきた。望むところである。
余談であるが、27日夜のお食事は7時57分から東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急、日本料理店「水簾(すいれん)」で片山総務相夫妻、山口二郎北大教授、伸子夫人と食事だとさ。今日も高級料理店。平民とは違いますな。
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