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<お粗末・小沢排除闘争><不信任官房長官が離党勧告><Wネオコンと松下ネオコンに警戒>など 本澤二郎の「日本の風景」
http://www.asyura2.com/10/senkyo103/msg/211.html
投稿者 五月晴郎 日時 2010 年 12 月 27 日 22:41:06: ulZUCBWYQe7Lk
 

http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/51703071.html
『「ジャーナリスト同盟」通信』2010年12月27日 本澤二郎の「日本の風景」(641)から下記を転載投稿します。

=転載開始=

<お粗末・小沢排除闘争> 

 自民党の派閥抗争を30年、40年と付き合わされてきたジャーナリストから採点させてもらうと、民主党の党内抗争は実にお粗末きわまりない。国民の政治不信は、年金や健保など福祉政策が崩壊しつつあることへのいら立ちがある。雇用対策にある。高速道路無料化・ガソリン暫定税率廃止という無党派市民が切望した公約放棄などにある。それをないがしろにしての党内抗争だ。狙いは小沢排除による政界大再編・大連立を実現して、その先の憲法改悪というシナリオが見え隠れしている。

 危険極まりない野望にマスコミまでが、国民を引きずり込もうとしている。財閥とワシントンの願望なのだが、民衆はたまったものではない。国民の側に立つべき公明党や共産党は、あえて目を伏せて時流に乗ろうとしている。不甲斐ない野党であろうか。
 そもそも「政治と金」を乗りきれる政治家・政党が、この日本に存在するであろうか。小沢問題は、全ての政治家の問題である。わかりきっている。小沢を排除しても、問題は一歩も前に進まない。ましてや検察がさんざん捜査したではないか。今は刑事被告人にされているではないか。
 3権分立を忘れたのか。ためにするメディアの作られた世論調査に踊っていいのか。今日、以前のメディアは存在しない。不偏不党・中立公正なメディアは、この日本に存在していない。

<不信任官房長官が離党勧告> 

 滑稽千万とは、問責決議を可決され、官房長官失格の仙谷が小沢を「離党せよ」と放言していることである。お笑いだろう。民主党も狂っているが、官邸も同様なのである。自ら辞任というケジメを付けられないでいて、小沢問題を口走る資格などない。
 しかも「救国内閣」という名の大連立論を公言した。ナベツネ・中曽根ら国家主義の意向を代弁したものだ。あきれるではないか。其の連立の手始めが石原や中曽根が立ち上げた「たちあがれ日本」という極右政党というのである。
 どうみても狂気の沙汰であろう。いつ転んでもおかしくない政権であろうか。国民の評価は下がる一方である。支持率は20%台であるのも不思議ではない。

<右翼大連立・警戒警報> 

 民衆が警戒しなければならないのは、右翼大連立への助走が始まっていることへの警戒である。憲法改悪のための3分の2の議会勢力を確保するための、野望への警戒である。この蠢きにアジア諸国民も警戒をしなければならない。
 敗戦時に日本国民は、平和憲法9条をアジア・世界の人々に約束した。この公約は生きている。それをぶち壊そうとしている政界の蠢きに対して、人類が重大な関心を寄せて当然だろう。

<日米産軍複合体> 

 策略の黒幕は、姿を隠しているが、公然の秘密でしかない。日米の産軍複合体である。日米の巨大軍需産業である。そこからの黒い謀略資金が政界に流れている。「政治と金」を議論するのであれば、ここを追及しなければならない。社民党・共産党・公明党は責任を果たしていない。違うか。
 政界の改憲論者の懐には、ここからの黒い金が流れているのである。CIAや捜査機関まで動かしている、とその筋から見られている。鳩山内閣を追い込んだ闇の勢力であると筆者は断定したい。むろん、小沢排除を強行する黒幕でもあろう。メディアも、この輪の中に組み込まれてしまっている、と思われる。
 死の商人の世界である。油断大敵とはこのことを指している。

<Wネオコンと松下ネオコンに警戒> 

 壮大なる工作には双方に謀略好きの好戦派集団が存在するというのも、ごく常識的な見方ではないだろうか。軍需財閥に沿った策略を練る、推進する勢力である。
 ワシントンのネオコンに連動する東京のネオコンである。田中真紀子が民主党代表選挙で、小沢が菅に敗北した際、吐いた言葉を思い出す。「ネオコンにやられた」と。そう松下政経塾と筆者はにらんでいる。
 菅内閣は政経塾の傀儡政権である。官房長官・外務大臣・財務大臣など権力の中枢は政経塾とその配下によって占められている。与党執行部も、である。こんな体制は、自民党時代になかったことである。
 財閥が創設した奇怪な政治集団が、そっくり政府を牛耳ったことなど戦前戦後初めてのケースなのだ。

<PANASONICに惑わされるな> 

 しかも、こうした明白な事実を新聞は1行も報じない。テレビは全く伝えない。松下財閥「PANASONIC」広告の氾濫が、その証拠だが、多くの国民はわからない。マスコミ・メディアの腐敗である。
 宇都宮徳馬を思い出す。「ジャーナリズムが腐敗・健全でなくなると、民主主義は正常に機能しなくなる」と。今まさに其の時なのである。宇都宮に育てられたナベツネが、その先頭に立っているのだから。
 人間ほどいい加減な者はいない、と言いたくなるではないか。しかし、悪徳が隆盛を極めることはまれだ。民衆・庶民・大衆は必ず気付くものである。

2010年12月27日記

=転載終了=  

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コメント
 
01. 2010年12月27日 23:30:45: DgMJynGsM6
阿修羅に投稿する人たちが、、菅、仙石政権の野望、戦略、陰謀を唱えても、
この日本には、誰もいないのだろう。小沢さんも少数勢力では、勝てない。
私たちも、小沢グループも嵐が止むまで、じっとしているのが、いいかも、
してません。
私達は、どんな政権下でも、小沢応援団であり、小沢支持者です。

02. 佐助 2010年12月28日 00:00:23: YZ1JBFFO77mpI : GnuRgcG5J2
その通りです
政治は狐七化け狸は八化け
トリック増税隠蔽騙し合いの術そして金融危機の第二幕が訪れる
【2段階方式を採用して消費税増税する意向】狐の菅仙谷政権の民主党と狸自民党は消費税大増税の偽装工作をする。しかし自民党はこれをさらに利用して選挙用偽装工作。狸と狐の化かしあい。騙された国民は金持ちも,貧乏人も未曾有の地獄絵図を体験することになる。
@総選挙に際して自民党候補者は、「2011年度に消費税増税を行うことを自民党は政権公約に盛り込まなかった」、「消費税増税などしない」とアピールする。民主党は抱きつきのつもりが騙される。目くらまし狸は八化けの術である。無能無知の狐七化け仙菅前原政権には分からないだろう。騙したつもりが騙されていることさら知らないボンクラ。
A総選挙が終わり、狸は八化け自民党が政権与党の地位を維持する場合には、今回の法律付則を盾に消費税増税を断行する。大型増税は国政選挙直後でなければ実施できない。2010年には参議院選挙があった。タイミングとしては2011年度しかない。狐仙菅政権民主党と狸自民党は景気情勢にかかわりなく消費税大増税を実行することである。増税隠蔽騙しの術である。

狸自民党は天下りを温存し、元麻生首相にいたっては「渡り」まで温存した。狐仙菅政権民主党も政権延命のため抱きつき戦術で天下りを温存し逃げようと企む。「特権官僚」の利権を根絶しないのなら、政府が財源不足に直面することは当たり前である。自民党なら必ず消費税大増税に向かうのである。しかし政権交代の必然性から消費税UPは当面はないし仮に有ったとしても飽和状態から財政の復活にはならない、有耶無耶にして消え行くだけ、ただ消費税UPすると株価(日経平均)は2000円前後で15年間は低迷するだろう(20年周期説から)、株価は10分の1、物価と雇用は3分の1から脱出出来ないことになる。自然と自給自足・共存共栄が生まれることになります。

社会の木鐸としての機能がマスメディアから消え去ってしまっている。和を持って尊しとする日本文化を破壊した罪は計り知れない,「力」がなくなった菅仙谷政権や自民党が寄りすがっているのは、大マスコミと官僚(検察)である。官僚(検察)も「義」を見失い、それは劣化の道を歩んでいる。いずれにしても、関税を下げ消費税増税して法人税減税する日本の労働者に明るい未来はない。日本でも世界の人口比で1%の人たちが所有している40%の世界の富は益々増殖し、労働者は益々貧しくなる。是が資本主義の原理だ。ケインズが言ったように資本主義では完全雇用均衡の達成は難しく、毎年いくらかの人は自殺してもらわなければならない。日本の場合、毎年3万以上が自殺しているが、そのうち半数は失業した人。いずれにしても日本の菅政権始め世界的に弱肉強食社会を目指している、負けて泣いては突き落され無情谷間の人生峠。

少数派から多数派への反転法則から民主党はオザワ氏の功績で政権交代した。鳩山政権は普天間基地問題,安全保障でつまずき挫折した。だが鳩山氏とオザワ氏の辞任の功績で菅政権が誕生してイメージは一新され支持率が回復した。民主党の人気は再び回復した。そのさなかにあった代表戦はイメージの再確認でもあった。国民の民主党への期待は大きかった,しかし消費増税論により参議院選挙で与党の菅政権の民主党は惨敗した。また菅政権の期待の持続時間は,通常2ケ月半から3ケ月しかない。現在3ケ月の賞味期限は切れた。記憶維持期間は過ぎたのである。だからクーデタが起きない限り与党民主党の政権に挽回はない。半期毎に変動する記憶維持期間も過ぎた。仙菅政権の延命により,未曾有の地獄絵図を体験しなければならない。

これで2011年度に衆議院選挙すると与党民主党が敗北することになる。賞味期限は切れたのに仙菅政権は自爆装置をあちこちにバラマキ,内ゲバに走り仙菅政権は自業自得から自滅する方向にわざわざ制御しているのである。結局,平家は自分のやった所業のために自滅した歴史は繰返すのであろう。

米国の金融危機の第二幕を告げている。
米ドルはどうせ暴落する。NYの株価も、米国債の値段も、粉飾の価格吊り上げが限界に来て暴落する。つまりドル、株価、債券(国債)の3つともが目出度く暴落する。内ゲバに走る仙菅政権グループは日本を沈没させる。

菅・仙谷・岡田・前原・玄葉・枝野等は馬鹿で日本を沈没させるダメな男たち
現在・需要(市場)と供給(生産能力)のバランスが崩れ修正が困難である,需要(市場)が増税によって益々落ち込むことが分かっている,さらに消費税増税すると節約モードに入り,消費が底なしに下落する。消費が低迷した状態で関税をゼロにすると国内の優位性にある商品が海外に流出する大変なことになるので一部保護しなければならない,内需の重要な商品は,ばら撒いてはならないのである。で関税をゼロにすると過剰生産となってダンピングが不可避になる。為替の上下が原因だと大マスコミは騒ぐが,貿易拡大させると、世界信用恐慌を回避できると信じているのが仙菅政権で,玄葉なのど若造が大マスコミと一緒に大合唱しているが間違いを奨励することになる。彼等は貿易縮小が日本の景気を悪くした要因だと勘違いしている。また彼等は世界信用恐慌を回避できるのは法人税減税して貿易拡大しないからダメだと思っている。間違っている。法人税減税すると大企業はインド・ブラジル・中国などに投資する。バブル成長してパンクするからである。悪くなると長期大不況の原因を為替変動に全責任を転嫁させのである。貿易雇用の縮小は確実である。内需は壊滅。終わる。


03. 2010年12月28日 00:03:27: GdJAMKBIOQ
>01
せっかくデモを実現し、行動力に結びついてきたのに、何を言ってる?
ネット掲示板で怪気炎を上げてるだけじゃ、何も変らないよ。

おそらく、菅政権と自民党の間で、@仙谷辞任、A馬渕辞任、B小沢切り−の3つの条件により、通常国会での予算を通過させるという密約が出来ているのだろう。
Bの小沢切りについては、単なる政倫審出席だけでは駄目だから、自民は議決に応じないと言っているのだろう。

この状況で何が出来るか、じっくり考えて行動することだ。


04. 五月晴郎 2010年12月28日 00:36:42: ulZUCBWYQe7Lk : ZMbmXo037I
>>3
私も>>1さんと同じように考えます。
怪気炎なんて上げてないじゃないですか(笑)

>じっくり考えて行動することだ。

おっしゃる通りです。

十字軍的な気運が湧きあがる、笛吹き男が現れる。
十字軍の時代に「子ども十字軍」というのがあったようです。
騙されて売られてしまった。この話がハーメルンの笛吹き男という民話のもとと読んだことがあります。

今の世の中、感動させ泣かせ奮い立たせる笛の音は、ネットで鳴っているかも知れません。
http://www.asyura2.com/10/senkyo103/msg/158.html#c2
「米国戦争屋ボスの研究(その7):水面下の壮絶な跡目争いの歴史 (新ベンチャー革命)」


05. 五月晴郎 2010年12月28日 02:07:55: ulZUCBWYQe7Lk : ZMbmXo037I
しかし、こんな(と言いたくなる)オリジナル民主党の連中と、どうして小沢氏は手を組んだのか。思いの外の酷さだったというのはあるかも知れないが、その本質を知らなくて、というのは有り得ないだろう。

何よりも日本に2大政党制を作ることが小沢氏の政治理念を実現する上で望ましい方策だったのだろうし、そして「新ベンチャー革命」の著者が述べたように、それが望ましいという米国の意向を把握していたのだろう。

小沢氏の変容は興味深い。
理念が際立っており、師であった田中角栄と重なる部分は勿論、石橋湛山とも重なる。


06. 五月晴郎 2010年12月28日 02:23:47: ulZUCBWYQe7Lk : ZMbmXo037I
=引用開始=

戦後の日本政治史を概観するとき、私は、吉田茂より三木武吉が、また岸信介より石橋湛山のほうが、優れて理想的な政治家だったと思う。簡単に言えば、吉田も岸も結局、「官僚」だったと思うのだ。正直、私には、彼らは「真の政治家」だったとは思えない。
 真の政治家、とりわけ「真の政治指導者」とは、石橋湛山や小沢氏のような、確たる政治・経済哲学を持った人のことを言うのだ。何より吉田や岸のように、国民の感知しないところでアメリカと「裏取引」をするような政治家ではなく、むしろ日本とアメリカを平等かつ対等に見れるほどの国家観や世界観を持った政治家こそ、「真の政治指導者」と呼ぶに値しよう。石橋湛山や小沢一郎氏こそ、まさにそのような政治指導者である。 

=引用終了=
引用元:「渡邉良明 母と語る小沢一郎論 第19回(2007.2.2)小沢一郎という“精神”」
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/WA19.HTML


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