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菅直人首相から連立政権参加を打診されていた「たちあがれ日本」は27日昼、議員総会を開いて拒否する方針を確認した。与謝野馨共同代表は連立に前のめり、平沼赳夫代表も当初は色気を見せていたが、園田博之幹事長ら慎重派が押し切った。
総会後、平沼氏は記者団に「報道されているような連立は考えていない」と言明。園田氏も「国会運営に活路を見つけたい趣旨であり、日本を救うという大義名分に立っていない」とピシャリと述べた。
たちあがれに所属する国会議員は6人。園田氏のほか、藤井孝男元運輸相、片山虎之助元総務相、中山恭子参院議員が連立に反対で、平沼氏も「拉致問題担当相と副総理というポストが目の前にぶらさがったことで、最初は意欲的だった。しかし、内閣支持率が低迷している菅内閣の延命に手を貸すことに有権者の理解は得られないという判断に傾いた」(たちあがれ関係者)という。
これに対し、財政再建論者の与謝野氏は、消費税引き上げにこだわる首相と考え方が近く、連立参加に前向きだった。
与謝野氏は11月18日に菅首相と公邸で会い、たちあがれからの入閣を要請された。12月4日も都内で会談。22日には平沼、与謝野両氏が民主党の岡田克也幹事長と会い、岡田氏は連立政権を目指した政策協議開始を提案した。与謝野氏によると、岡田氏は平沼氏に拉致担当相としての入閣を打診したという。
しかし結局、与謝野氏は議員総会で孤立。総会後には「過剰な期待を(菅首相側に)与えることになる。お断りすることになった」と述べ、連立話は立ち枯れた。
たちあがれが連立参加を拒否したことで、野党が衆院解散・総選挙に追い込む路線になだれを打つ可能性は高い。多数派工作が不調を極めている菅首相だが、次の一手を見つけるのは困難だ。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101227/plt1012271645003-n1.htm
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