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民主党政権15カ月の成果−報道されない実績を見てほしい (岡田克也)
http://www.asyura2.com/10/senkyo103/msg/132.html
投稿者 pochi 日時 2010 年 12 月 26 日 13:30:40: gS5.4Dk4S0rxA
 

岡田かつや TALK-ABOUT
民主党衆議院議員 岡田克也 公式ブログ

2010/12/25
民主党政権15カ月の成果−報道されない実績を見てほしい


先週の22日に、日本記者クラブで約1時間の講演・質疑を行いました。そのときに求められた演題が「民主党政権の課題と展望」でしたので、私として、この15カ月間で民主党政権が何をしてきたかを中心にお話をしました。

ただ、残念ながら、私が話した内容についてはほとんど報道されず、その後の質問で集中した、小沢元代表の国会招致の問題ばかりが報道されました。実際の1時間の講演・質疑の内容から見ると、報道の中身はそのうちの一部だけで、私としては大変残念な思いです。

民主党政権15カ月の成果があまり語られることはなく、「ダメだ、ダメだ」という報道ばかりが先走りをしていると、私は講演で申し上げました。

例えば、政治主導に関して言えば、事務次官会議を廃止し、閣議などで閣僚を中心に議論をしながら物事を決める仕組みが見えてきました。いままでは、事務次官会議で合意したことだけが閣議に上がるため、政治家同士が議論をする場が非常に限られていたことから考えると、これは大きな変化です。

事務次官会議がなくなることを想定していた人は、永田町にも霞が関にもほとんどいなかったと思います。

あるいは、政治主導という意味では、記者会見のオープン化も、私が外務大臣のときに進めたことを皮切りに、かなり進展してきました。

経済・財政面では、例えば予算の再配分という意味で、公共事業予算を2010年度本予算で18%削減しました(11年度はさらに5%削減)。これなども、いままで考えられないことが起きたわけです。

6月の新成長戦略の策定や、財政運営戦略の策定といったこともきちんと行い、日本を成長させていくなかで、財政の規律を取り戻していくという大筋について、6月の時点で政府としての方針を固めて明確にしたことも、あまり触れられることはありません。

子育て・教育の面では、子ども手当の創設については、いろいろな議論がありますが、子育てを社会全体で行うという意味で、非常に画期的な政策の大転換でした。

そして、高校授業料の無償化や母子加算(一人親世帯に対する生活保護の加算)の復活、父子家庭に対する児童扶養手当の創設など、本当に厳しい状況にある方々に対して、しっかりと手当をするという考え方が実現しました。

医療・雇用の面でも、10年ぶりに診療報酬を増やして、救急医療や産科、小児科や勤務医に厚く配分することにしました。こういったことがなされないために、救急医療や産科、小児科の医師が不足することが起きていました。その解消に向けて、大きな一歩を踏み出したともいえます。

求職者支援制度ですが、2010年度は暫定的に、来年度からは恒久化されますが、失業保険の適用のない方、特に自営業や失業給付が切れてしまった方々に対して、職業訓練を受けることを前提に、月額10万円の手当を行います。

これは、トランポリン型といいますが、セーフティネットで単に網を張るだけではなく、また元に戻れる(就職し、自活できる)ようにトランポリンを下に置いておく。ネットではなく、トランポリンで元に戻ってもらうことです。職業に復帰してもらうための非常に大きな画期的な一歩だと思います。こういうことも、あまり触れられることはありません。

そして、税金のムダ遣い根絶という意味では、行政刷新会議の設置や事業仕分けなど、言うまでもないことです。

外交面では、自画自賛になりますのであまり申し上げるつもりはありませんが、いわゆる密約問題の解明、外交文書公開に関する30年ルールを明確にしたことによって、昨日(23日)の新聞にもありましたが、沖縄返還に関する様々な外交資料の一部が公開されました。

そのほか、アフガニスタン支援や日韓併合100年に関する総理談話発出、EPAの推進――インド、ペルーと合意、韓国、EUとは再度交渉に入ることになった――などは、15カ月間の大きな成果です。

農業についても、直接支払制度を導入し、EU型に大きく舵を切りました。また、地球温暖課対策税を導入しました。

そういった様々な成果が15カ月間で行われたことを、是非皆さんに知っていただきたいと思います。「出来ない、出来ない」という議論ばかりでは、現実とは異なると思います。

その上で、私は、マニフェストについて、少し遅れるがこれから実現できるもの、これから約束の期間内にはできないと考えられるものについて再度整理をして、折り返し地点である来年度の予算編成期にマニフェストの修正版を明らかにし、国民の皆さんに説明することが重要ではないか、できたこと、できなかったことを明確にし、説明もすることも、大変重要なことだと考えています。

いずれにしても、実績に関してあまり報道がなされないということは残念です。詳しくはホームページに掲載しますので、是非ご覧いただきたいと思います。

※民主党政権15ヵ月の成果はこちら

※ブログの動画版はこちら
 

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コメント
 
01. pochi 2010年12月26日 13:31:23: gS5.4Dk4S0rxA : oG0N4rvSgc
岡田氏の言う成果の殆どは、鳩山総理・小沢幹事長の体制下でおこなってきたことではないか。
現在の民主党執行部は失敗を押し付け手柄を横取りするしか能が無い連中ばかりだ。野心のために仲間のふりをし、権力を手中に収めた途端に仲間を売り飛ばすような人間が政治のトップにいる日本国民は実に不幸だ。
これまで進めてきた道を無免許で逆走する暴走族に「挙党態勢、一致結束だから一緒に乗れ」と言われて乗る馬鹿が何処にいる!暴走内閣を止めるにはもはや谷底へ堕とす以外に無い。

02. 2010年12月26日 13:43:14: 1FGuvHvyNA
今年7月以降には何もしてないことがこれで明らかになりましたな。
語るに落ちるとはこのこと。

03. 2010年12月26日 13:51:01: h69tTYryng
消費税を含む各種増税の前にまずやるべき事がある。
民主党はマニフェストで約束したではないか。まず行政の無駄を省くことから始めるべきだ。
特に国家公務員人件費2割削減はどうなったのか。それどころか今後の65歳定年延長で
60歳以上の高齢高給職員が激増し、総務省の試算では逆に人件費が2割増加するそうではないか。
現在でも50歳台の公務員給与は民間に比べ驚くほど高い。現行の給与体系では定年延長後
60歳以上の公務員給与は民間平均の約3倍になってしまう。民間では定年延長は少なく
60歳以上は低給の再雇用制度が殆ど。

国税庁の調査では民間給与はこの20年間大きく落ち込んで来た。
それにも関わらず人事院勧告がなぜわずかな給与引き下げにしかならないのか。
この理由は人事院勧告の調査対象が民間平均準拠になっていない事。
対象事業所50名以上は企業規模では500名を超えこれはいわゆる大企業ばかり。
またボーナスは出る企業だけを調査している。出ない企業も当然加重平均に入れるべき。
公務員は勤続年数が長いので給与が高くなると言うが民間では終身雇用崩壊で
長期勤続自体が不可能。とにかく民間のいいとこ取りばかりをやっている。
地方では50名以上の事業所など殆どない。対象事業所を10名迄下げるべき。
現在の人事院勧告制度では国家を削減すれば地方や独法・公益法人もそれに準じて削減となるので
効果は大きく人件費2割カットにより国と地方と独法・公益法人で毎年12兆円の予算が
浮いて来る。消費税で5%分だ。これで介護施設・保育所設置や低所得戻し税制を実施すれば
デフレ経済は大きく改善される。

菅政権は増税で社会保障というより高い公務員人件費を守りたいのが本音だろう。
民主党の主要支持組織は公務員労組であり、これに弓を引くことは選挙に負ける事になる。
民間平均より5割以上高い公務員人件費を守る事が一番重要なのだ。官僚もこれを応援している。
まさに公務員で財政破綻したギリシャと同じ構造ではないか。


04. 2010年12月26日 14:11:27: kbjD6Oqr1Y

フランケンは、政治家をおやめになる時が近いですね。

情けない男です。


05. 2010年12月26日 14:33:56: dqzcJZhVIc
売国岡田の人相が日に日に悪党面になっていく・・みなさんどうでしょうか?やはり内面が汚いと面に出るのは事実みたいですね。

06. 2010年12月26日 14:43:08: tu4AeJ3V8E
5ヶ月で出た成果なんてなにもないじゃないか?
前政権の良い政策があったからこそだ。

政権交代の功労者をわすれたか、岡田くんよ。


07. 2010年12月26日 14:46:52: Yfxy7ql7SE
この列挙した事柄って一つも成果と言えるものがない
やらなければ良かったと言うことばかり
2009年9月から日本は死んだも同然 バカじゃないだろうか
さっさと退陣しろ

その中でも岡田の仕事の出来なさにはあきれ返るほど何もしなかった。(密約にはやけに力を注いでいたが・・・無意味)


08. 2010年12月26日 15:00:07: JhOd3hRPL2
だから記者クラブでやるなと

彼等はほとんど政局しか興味ないんだから


09. 2010年12月26日 15:15:53: 4ifwGjkGfE
ひとのふんどしで相撲を取る、を地で行くか。核心に触れず表面の辻褄を合せるいつものやり口だな。

こんな岡田を原理主義者などと、テレビは見た目先行のキャラづくりもいい加減にしろ。斜め上の空(クウ)をにらみながら壊れた蓄音器のように同じ言葉を繰り返すクセから、こんな実態とかけ離れたニックネームがついたのだろう。

中身は筆記試験の得意なずるい男だ。官僚政治家だ。小沢追い落としのために何が政治とカネだ。イオンと西松建設の関係はどうなっているんだ。岡田の選挙区三重にタケノコのようにあふれるイオン系列スーパーと地元土建屋との関係は大丈夫なのか。岡田の支持母体じゃないのか。


10. 2010年12月26日 17:32:24: ED6sPcDUr6
たしかに、自民党政権よりははるかにマシだ。

首相は菅氏でなくてもいいから、2013年まで解散せず、
最重要マニフェストの年金制度の抜本改革(年金制度の一元化、最低保障年金創設等)や負の所得税(大人手当て)、そして企業団体献の法的禁止を実現してほしい。
これは絶対、自民党にはできないことなのだから。


民主党に失望したって人がいるけど、
初めから、期待値が低かったから、それほど失望してない。
予算配分が個人への下支えに向かったのと記者会見オープン化が進んだくらいでよし。
段階的にベーシックインカムを作ってほしい。
大人手当ての給付付き税額控除と老人手当ての年金税方式やってほしい。
http://twitter.com/hirokuma31/status/19823308683

しかし民主党と自民党の支持率が逆転してるけど、
いまの自民党の経済政策の潜在的可能性は、民主党よりもいわゆる「官僚」よりになっている罠。
たぶんマクロ経済政策だけ切り取ったら民主党よりも潜在的にはひどいと思う。
困ったものだ。
http://twitter.com/hidetomitanaka/status/6151030844690433
まあ、谷垣と石破は、リフレ否定のハイパー厨房で、
救いようがないほど経済オンチだ。
しかも、デフレ不況下で、公約に消費税率10%明記。
自民党の野田税制会長にいたっては、消費税率15%引き上げ主張。
小泉進次郎は、四世世襲貴族のくせに、「自己責任(自助)」を執拗に強調する恥知らずな冷血ネオコン。
「もっと努力して1番になれ」などと
苦労知らずの世襲貴族にだけはいわれたくないな。


11. 2010年12月26日 17:54:09: oIFupuH9wA
> 例えば、政治主導に関して言えば、事務次官会議を廃止し、閣議などで閣僚を中心に議論をしながら物事を決める仕組みが見えてきました。いままでは、事務次官会議で合意したことだけが閣議に上がるため、政治家同士が議論をする場が非常に限られていたことから考えると、これは大きな変化です。

あの、菅総理は「事務次官会議を廃止した事は失敗だった。」と言っているのですが。

「菅首相「 “殴り合い”見せれば受ける」 事務次官会議を廃止したことについて「実は...mikannokiringonokiさん

菅首相「 “殴り合い”見せれば受ける」 事務次官会議を廃止したことについて「実は機能していたことが分かった」
(北海道新聞)

“殴り合い”見せれば受ける 首相、経済人らとの会食でポロリ(12/17 08:27)
菅直人首相は16日夜、横路孝弘衆院議長や経済人らと衆院議長公邸で会食した。出席者によると、菅首相は政権運営について「正当な評価を受けていない。すんなり政策が決まるより、殴り合う場面を見せた方が世論の支持を受ける」と述べた。内閣支持率が低迷する中、小沢一郎民主党元代表の衆院政治倫理審査会出席問題や諫早湾訴訟の上告断念などを念頭に置いた発言とみられる。

政権交代後に政治主導の象徴として事務次官会議を廃止したことについて「実は機能していたことが分かった。次官に権力が集まることで、省庁をまとめることができていた」と後悔を漏らした。「現在は首相秘書官が調整しているが、うまくいっていない。システムをつくる過程だ」と述べた。

経済人らに「秘書官は省庁から来ている身で、厳密には自分に部下はいない気持ちだ。部下がいるみなさんとは違う」と孤独感を漂わせる場面も。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/264900.html

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1252168312


12. 2010年12月26日 21:19:35: tggtdBLJMI
子供手当てで、出生率向上の兆しが見えたのでしょうか?
農家個別保障で、農業の国際競争力向上の兆しは見えたのでしょうか?
官庁ですら、アウトプットではなくアウトカムを重視する時代に、
こんな行動記録(≒日記)を成果とよく書けるなぁ

13. 2010年12月27日 00:01:00: AWGau9KPkE
>12

誤解。農家個別保障は国際競争力向上が目的じゃないです。


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