＞打診があった時点で即座に断らなかっただけでも、
＞支持者は落胆したと思います。

　言われてみれば、その通りだ。

　何、迷ってるんだ？　さっさと断れよ。

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たちあがれ日本に連立打診　　入閣したら終わりと知るべきだ（せと弘幸ブログ）
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/52618147.html

たちあがれ日本に連立を打診

　菅総理大臣が、政権基盤の安定に向けて連立の枠組みを広げたいとして「たちあがれ日本」に対し、平沼代表ら党幹部の入閣を含め、連立政権への参加を打診したことが分かりました。たちあがれ日本の中には賛否両論があり、調整が行われる見通しです。

　菅総理大臣は先月１８日と今月４日、総理大臣公邸や都内のホテルで「たちあがれ日本」の与謝野共同代表と会談した際に、連立政権への参加を打診したうえで、特に拉致問題の解決に向けて平沼代表ら党幹部の入閣を要請しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101224/
k10013059811000.html

「たちあがれ日本」を参院選挙で応援し、皆様にも投票を呼びかけた私としては非常に残念なことになる可能性もあると思っています。もしも、菅政権へ平沼氏が入閣するようなことになれば、当然のことながら「たちあがれ日本」に対しては批判的な立場で今後は論評するつもりです。

　民主党を打倒するということで結党し、それで国民から票を頂き、１００万票を超えて一人の当選者を出したという、その実績を全くかなぐり捨ててしまう愚かな行為でしかないと考えます。

　どんなに小さな政党でも、歯を食いしばって頑張れば、日本の将来を危惧する多くの国民の支持が徐々に広がって行ったと思います。まだ結論は出ていないようですが、打診があった時点で即座に断らなかっただけでも、支持者は落胆したと思います。

　しかし、菅直人首相は最近見境なくあちらこちらに声をかけています。国民の目には権力維持のために節操なく動いているとしか写りません。

　どうして、民主党打倒を掲げて結成された政党に連立を呼びかけたのか？少なくともその理由を先ず国民に示さねばならないでしょう。今回の連立打診の騒動は「小沢問題」が裏にあるのではと疑ってしまいます。

　小沢一郎と与謝野馨は囲碁を通しての交友があり、小沢が与謝野と組んで「反菅政権」で動き出すのを警戒して、先に手を打ったとも考えられるからです。

　しかし、それにしても余りにもデタラメ過ぎます。そのようなことで結びつくようでは国民不在もいいところです。菅内閣は来年春には立ち往生して崩壊するでしょう、何故そんな菅内閣に助け舟を出す必要があるというのでしょう。

　無節操にもほどがあるーという言葉がありますが、今回の連立が実際に成立するなどと言うことになれば、まさにこの言葉がピッタリです。

　菅直人という人には思想がないのでしょうか？福島瑞穂社民党に秋波を送ったと思ったら、今度はそこと全く防衛問題や国家観の違う「たちあがれ日本」ですから、何がどうなっているのか、サッパリ理解できないという国民が大半でしょう。

　平沼氏に副総理、与謝野氏には重要閣僚のポストを用意しての打診だと一部では報じられていますが、もしも、このような誘いに平沼氏が乗るようなことがあれば、正しく自殺行為に等しいと思います。

　即座に拒否しなかっただけでも、支持者は情けないと見ています。ここは平沼氏は毅然たる姿勢で、この菅首相からの要請をお断りすべきでしょう。
　

コメント
01. 2010年12月26日 10:41:45: PPAJr6WqwQ どうせ終わっている政党であるし、老い先短い人たちばかりだから、政権党に入って自分たちの主張している政策を実現したらどうですか。 野党に意義を見いだしているなら別ですが、政権を実現するためならどちらにしても連立しかないわけですから。 小政党は遠慮することはないと思う。 ただ今の菅内閣と連立しても政策実現できないでしょうから、いくらお迎えが近いとはいえ早まることはないかもしません。
02. 2010年12月26日 10:44:08: eWXLzAlLfY 現段階で「立ち上がれ日本」が連立に加わることはあり得ない。 国民から叩かれジリ貧の政権に協力するバカはいない。 但し、仙谷がクビになり、小沢が追放となって政権の支持率が回復してきたら、あり得るだろうね。 そのときは、「立ち上がれ日本」だけでなく他の与党も政権への協力に動くだろう。
03. 2010年12月26日 10:46:26: eWXLzAlLfY >>02ですが訂正します。 「他の与党も政権への協力に動くだろう。」 　　　↓ 「他の野党も政権への協力に動くだろう。」
04. 2010年12月26日 11:01:37: QmyrjoZuIs 昨日の連合との話し合いの場は連合の菅総理への面接試験だった。 これに落第した。 もはや連合は菅総理をバックアップすることは無いだろう。
05. 2010年12月26日 11:20:10: sVOb9w2ALM 連合がバックアップしたところで、今迄民主党を支持してきた有権者或いは零細企業で不況を嘆く人たちが黙っていないだろう。いや既に見放している声を私の周りでも多く聞く。 菅が総理になって、どこがどう良くなったのかさっぱりその姿が見えない。 日増しに、政治の乱れが菅の相に（特に眼）に現れてきている。私利私欲に固執したあの眼が・・・。
06. 2010年12月26日 11:46:36: RkKVO1VlCU 今回は、せと弘幸氏にしては、まともな事を言うじゃないか。 しかしこの御仁如何せん、今までの言動が疑問だね。 　排外主義者たちと行動を共にしてきた。理性を疑いたくなるね。 　さて、菅総理には、どうやら智惠者が付いているようだ。 崩れそうでなかなか倒れない。 　菅総理の立場に立って考えれば、イイのだ。 政権延命、これのみが目的なのだ。あとは下請けに出せばいい。 　数は力なのだ。 民主主義の議院内閣制では議員の投票が、結果なのだ。 このポイントのみを追求している。 菅総理にすれば、打つ手はこれで正解なのだ。 従って数が足りない小沢派は、今のままでは負けるのだ。 　コトゴトク、小沢派は、負けている。小沢氏も、大したことない。
07. 2010年12月26日 17:32:19: HP81ETgaSg >>06 小沢の弱点は側近が無能だということ この点は哀れだね
08. 2010年12月26日 21:22:00: EDMAnY2i4c >>07、その通り。
09. 2010年12月27日 11:13:38: Ybiwb9grSg やることなすこと一から十まで政治史上最低・最悪の菅政権だが、自分を刃物で斬りつけようとしていた相手に助けてくれとは子供でさえやりゃしない。バカバカしくて開いた口が塞がらない。戦争で敵と組んで戦うバカがどこにいる。 こんな話しは問答無用で切り捨てる話しだぞ。 こんなキチガイ話しをまともに受けて、喧々諤々（けんけんがくがく）議論する愚衆の知能レベルの低さが、現下の日本のダメ状況を作ってきたのだ。こんな調子では今後も日本の未来は暗澹たる気持ちになる。 皆しっかりしてくれ！
10. 2010年12月27日 19:04:12: Td0N6QHNrk 民主党政権交代の背景は、小泉流郵政改革から鳩山流郵政改革へ変えるためということで、平沼氏が政権交代に至る影の総帥のような立場に立たされていた。消費税増税でも平沼氏が主導している。「たちあがれ日本」という不可解な政党の役目が、実は政権交代下での保守派による監視役であることが分かる。 平沼氏や石原氏に近い国民新党の線で、民主党が郵政法案を通すと、そこで民主党政権の役目が終わりとされる危険性があるが、消費増税までは延命する可能性もある。民主党としては、これまで、法人税減税を達成、後は、納税者番号制を通したい。 菅総理は、民主党とマスコミの内部事情を受け、鳩山前総理とは相互批判的関係にある中曽根元総理を立てるなどの保守的調整を行うことで、立ち位置を調整しており、平沼氏との相談は、このような保守派を意識してのもので、年明けの郵政法案や拉致問題に関わるのだろう。 ポスト民主党政権のこともあり、自公政権と小泉改革を批判してきた手前、郵政法案を如何に扱うかで、民主党支持者を中心とする世論の反応を見ている。欧米とは、米国債の資金源とする案で了承された形になっている。 先日、NHKラジオで、砂防ダムを利用した水力発電のブームを紹介していたのは、政局を睨んだ攻防が激化していることを示している。

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