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民主党の小沢一郎元代表の国会招致問題で、25日の菅直人首相と小沢氏の協議が不調に終わったことを受け、首相は来年1月13日の党大会までに問題の最終決着を目指す考えを示した。党執行部は今月27日の役員会で招致議決の方針決定を目指す構えを崩していないが、党内の対立は深まる一方だ。
首相は小沢氏との会合後、公邸で同党の斎藤勁国対委員長代理と通常国会の対応について意見交換した。首相は「内閣や党と一丸となって(政権運営を)進めたい。党大会で結束してスタートする」と語った。27日の役員会には首相自ら出席する考え。役員会への首相の出席は異例だが、国会招致に向けた意思を改めて明確にする狙いがある。
岡田克也幹事長は25日、三重県川越町での記者会見で、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の参加検討方針に小沢グループが反対したことを挙げ「首相のもとで一致結束するのが本当の挙党態勢。それが貫徹されていない」と述べ、挙党態勢を崩しているのは小沢氏側との認識を強調。「国民から説明が足りないと言われている時に、自ら説明していただくことが、民主党にとっても本人にとっても必要だ」と、小沢氏の自発的な衆院政治倫理審査会(政倫審)出席を求めた。【影山哲也、横田愛】
毎日新聞 2010年12月26日 0時20分(最終更新 12月26日 0時38分)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101226k0000m010121000c.html
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