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03年3月に起こったイラク戦争で、周りの国が大儲けした。とくに北はトルコ、南はドバイが儲かった。戦争があるから、周辺諸国の景気が盛り上がる。意地汚い経営者たちは、「早く戦争が起きないかな」と思っている。
そして、ドバイショックが去年11月25日に起こった。この日からユーロが暴落した。ドバイショックというのは、アメリカによるユーロ叩き潰しだ。おかげで、日本のスーパーゼネコンが大赤字になった。その後、10年10月に1ドル80円台を割れる寸前までいった。いずれ70円、60円になるぞ、というのは脅しではない。東京は一瞬、そういう空気になった。しかし、東京のファンドマネージャーの9割は、アメリカの景気回復を信じている。そのまま地獄に落ちればいい。
私、副島隆彦は、11年1月には80円を割るだろうと予測する。「79円75銭」という数字を覚えておいてほしい。かつて95年に、ここまでいったことがあるからだ。アメリカの手先である「ミスター円」榊原英資が、79円75銭まで上げたのを、アメリカの手助けによって100円まで戻してもらった。そのとき、アメリカに一生懸命カネを貢いだのだ。
今、頭のいい中国人は、85年9月のプラザ合意の後、日本がどんなにひどい目に合ったかを研究している。さすが中国人。皆さんはせっかく福岡にいるんだから、中国人の友だちをつくりなさい。そして、商売をやっている人は、中国人を雇いなさい。本当にカネをかけて育てなさい。そして、信頼関係をつくりなさい。そうすれば、彼らは必ず恩義に報いるから。それが、新しい投資の材料になるから。訳の分からない株を買うよりも、人間を育てなさい。
だから私も「副島隆彦の学問道場」で、57人の弟子を育てている。200人、300人と育てていこうと思うし、中国人、ブラジル人、インド人も育てるつもりだ。
経営者だったら、それくらいの発想をしなさい。そして彼らに儲けさせなさい。それが本当の経営だ。建物なんかつくっても、所詮は30年くらいしかもたない。しかし、人間は50年もつ。あなたたちが人を大切にすれば、彼もまた、あなたたちを大切にしてくれる。
http://www.data-max.co.jp/2010/12/2011_14.html
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