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中国では、水面下でアメリカ側との米国債引き受けをめぐる交渉が、盛んに行なわれている。中国にもっと米国債を買ってもらわなければ、もうアメリカはやっていけないという現実がある。日本を脅して、叩いて、米国債を買わせるのは限界にきている。信用収縮が強まることで、資金が欧州やBRICs、米国や日本に還流しており、アメリカドルに資金が戻っている。それにより、日米の長期金利は反落していくだろう。欧州は壊滅状態だ。ハンガリーの国債が、ジャンク債寸前まで格下げとなった。危機が東欧にも連鎖しつつある。いよいよ、ドイツの大銀行すべてが破綻の危機にある。
欧州では、PIIGS(ポルトガル、イタリア、アイルランド、ギリシャ、スペイン)が壊れつつある。簡単に言えば、日本長期信用銀行がのっとられて大銀行が潰れた10年前の日本と一緒だ。それと同じことが今、欧州で起きている。
とくにドイツの銀行が危ない。ブンデスバンクやランデスバンクといったところが、アイルランドやポーランド、ドバイなどにいっぱい貸し込んでいる。だから、ユーロの暴落が始まる。アメリカがそうさせた。これが怖い。国債が暴落するから、長期金利が上がり出していく。来年3月ころ、ドイツの大銀行が潰れるという事件が起きるだろう。
いよいよ私、副島隆彦が8年前から書いてきた世界大恐慌がようやく始まり、アメリカ帝国が没落していく。では、そのなかで生き延びるにはどうすればいいのか。
ドル・円為替相場は、10年12月現在、だいたい1ドル83〜84円で推移している。「日本国王」小沢一郎が総裁選で負けた翌9月15日、2兆円超を突っ込んで円高阻止介入というのをやった。本当はやってはいけないんだ、こんなことは。自由市場に公然と介入したら、統制したら、もはやそれは自由市場ではない。日本のバカ政治家どもは、米国を助けるために米国債を買った。欧州からは批判の嵐だが、お構いなしだ。
http://www.data-max.co.jp/2010/12/2011_17.html
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