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菅直人首相(64)が政権浮揚の起爆剤として、内閣改造に踏み切るとの観測が広がっている。問責決議を突き付けられた仙谷由人官房長官(64)らを外して、民主党の小沢一郎元代表(68)との間合いも大転換するというもの。平沼赳夫元経産相(71)率いる「たちあがれ日本」との連立構想まで急浮上した。菅首相は25日、小沢氏と再会談。果たして、無事に新年を迎えられるのか。
クリスマスイブの24日夜、永田町を騒然とさせるニュースが飛び込んできた。民主党の岡田克也幹事長(57)が22日、たち日の平沼氏と与謝野馨共同代表(72)と会談し、非公式に連立入りを打診したというのだ。
菅首相は、平沼氏を副総理兼拉致担当相、与謝野氏を社会保障の与野党協議座長で起用する方針といわれているが、たち日内には「首相は信用できない」(園田博之幹事長)などと否定的な声もあり、27日に議員総会を開き、方向を決める。
大苦境の中、菅首相が心機一転、政権浮揚のための内閣改造・連立組み換えを模索しているのは間違いない。岡田氏も24日、「どこかの段階で、菅首相に(内閣改造の)相談しなければならない」と語っている。
改造の焦点は仙谷氏の処遇だ。自民、公明両党は、仙谷氏が官房長官でいる限り、年明けの通常国会冒頭から2011年度予算案の参院審議をボイコットする方針。しかし、「影の宰相」と呼ばれる仙谷氏を切れば、菅政権はたちまち行き詰まりかねない。
そこで取り沙汰されるのが、党幹事長への横滑りだ。
菅首相支持の民主党中堅は「幹事長ならば、仙谷氏も官邸への影響力を維持でき、党のカネも自在に操れる。ついでに仙谷氏が嫌悪する小沢掃討作戦もできる」と語る。
ただ、「幹事長は国会対策や野党折衝を主導する役職。仙谷幹事長に対しては、野党が交渉に乗ってこない」(小沢氏に近いベテラン議員)との指摘もある。
後任の官房長官には、岡田氏を筆頭に、仙谷氏が寵愛する前原誠司外相(48)らの名が上がるが、大連立を見据えて、与謝野氏を推す仰天プランも聞かれる。
「与謝野氏は先月18日、公邸で菅首相と会談し、大連立を熱く説いた。一方で、今月19日には小沢氏と囲碁で対局した。与謝野氏は官房長官の経験者で、官僚ともパイプがある。野党各党や民主党小沢グループ、官僚との調整交渉役として起用する可能性もある」(永田町事情通)
これに合わせてか、菅首相が「小沢切り」の手法を大転換するとの見方も出てきた。
現時点で、民主党執行部は小沢氏への強硬姿勢を崩していないが、「小沢氏と決裂して離党者が10人も出れば、衆院で法案を再可決させるための3分の2勢力の構築が不可能になる。来年1月に刑事被告人となる小沢氏当人は到底無理だが、小沢系議員を閣僚に起用することは考えられる」(党幹部)
25日の菅・小沢再会談は、民主党の最大支持団体である「連合」の古賀伸明会長が仲裁し、岡田氏や鳩山由紀夫前首相(63)、輿石東参院議員会長(74)が同席。小沢氏は連合と深い関係にあり、「小沢氏の巧妙な罠では」(首相周辺)との警戒の声も出ていた。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101225/plt1012251508000-n1.htm
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