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http://www.kokumin.or.jp/interview_report/interview_20101110-2.shtml
平成22年11月10日 亀井代表 演説
「TPP参加を前提とした情報収集や交渉は認めない」亀井代表 演説
平成22年11月10日、日比谷野外音楽堂において、「TPP交渉への参加に反対し日本の食を守る緊急全国集会」が開催されました。音楽堂の収容人数が三千人のところ、入りきれないほど農林水産業関係の方々が全国から集まり、たいへんな熱気でした。そんな中、国民新党の亀井代表も登壇させていただきました。亀井代表の挨拶を報告します。
TPP参加には絶対反対
みなさんご苦労様です。国民新党は、TPP(環太平洋連携協定)参加は絶対に反対であります。「参加を前提にした情報収集や交渉は認めない」という立場で、政府と徹底的に話をしてまいりました。
暮らしを守るのが国家の義務
だいたい皆さんね、TPPなるものが忽然と浮上し、しかもAPEC(アジア太平洋経済協力)という国際舞台において、前のめりな発言をしていくかもしれないような状況になっていく。これでは政治ではありません。この地球上にはいろんな国があって、それぞれの地域で一生懸命生きておる。そうした暮らしをそれぞれの国が、国対国の交渉において守る責任を持っているんですよ。国家としての当たり前の義務であります、そんなことは。そういうことは、縷々申し上げる必要もありません。
TPPの中身を検討せずに「賛成」と書くマスコミ
突如として降って沸いたようなTPP参加議論であります。ですが、国民の皆さんはTPPの中身を知らされておるんですか? マスコミだって、にわか勉強で報道していますよ。筆をそろえてオウムのように、「賛成だ、賛成だ」なんて言っておりますけれども、その中身を責任をもってしっかりと検討したうえでの発言でありメッセージであるはずがないじゃありませんか。
品良くなりすぎじゃないの?
国民新党は、皆さん方とともに頑張ってまいります。(JAの組合長に向かって)農協がJAという横文字をつけて以来、やることなすことが品良くなりすぎたんじゃないの? 闘うときには、政府に対しても徹底的に闘わなければならない。私も三十数年国会議員をやっておりますが、ウルグアイ・ラウンドのときの反省を含めて、平成の佐倉惣五郎になった気持ちで、徹底的に頑張りぬかなければなりません。マスコミの「参加しろ、参加しろ」という大合唱のもとでね、冷静な判断をしなくなっている国民の中で、この闘いを進めていくことを、しっかりと肝に銘じています。
日本中に熱意を伝える行動を
皆さん、頑張りましょう。今日もデモをおやりになるようですが、いいですか? 私は違法なことおやりになれと言っているんじゃないが、警視庁が居眠りするような、そんなデモをやったってしょうがありませんよ。皆さん方の熱意がビンビンと日本中に伝わっていくような行動を、皆さん方が起こさなければならない。この事態は急遽起きたことでありますけれども、今の日本国民の皆様の状況を見ておった場合、そんなに楽観を許す闘いではないと肝に銘じて頑張っていこうではありませんか!
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