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民主党の小沢一郎元代表は23日夕、インターネット番組に出演し、20日の菅直人首相との会談後、初めて自らの思いを披露した。首相から衆院政治倫理審査会への出席を求められていることには「現段階で私が出ても、国会審議がスムーズにいく状況ではない」と改めて拒否する考えを表明。菅政権の対応も批判し、首相との対決姿勢をあらわにさせた。(坂井広志)
インタビューでの小沢氏は終始、上機嫌だった。
「すでに司法の場で論議されようとしている問題を立法府でやるのでは、三権分立の大精神からもとる」
自らの国会招致について、まずは拒否する理由を強調した。しかし、こうも付け加えた。
「僕が政倫審に出ることで国会の論議がスムーズにいくとか、国民が選挙で支持してくれるなら喜んで出ますよ。現実には私自身の問題よりもっと違う大きな問題で、国会運営で野党は言っているのではないか」
「もっと違う大きな問題」が、首相の政権運営や仙谷由人官房長官らの問責決議を念頭に置いているのは明らかだ。
中国漁船衝突事件の船長釈放については「事実上、菅内閣が命じた。官僚に責任を押しつけるのはよくない」と批判。平成23年度予算案で昨年の衆院選マニフェスト(政権公約)を変えたことにも「現実の壁があったから理想の旗を捨てるんじゃ、何のための政権交代だか分からない。このままだったら早晩、国民から見放される。今でもだんだん支持率が…」と語った。
インタビューでは余裕の表情をみせた小沢氏だが、首相や岡田克也幹事長ら執行部がどこまで攻めてくるのかを読み切れていない。
岡田氏は、今年最後となる27日の党役員会で小沢氏の問題で一定の結論を出す考えだ。小沢氏支持の議員らの抵抗を受け、迷走気味だが、小沢氏への厳しい姿勢を変える気配はない。
その岡田氏は23日夜、BS朝日の番組収録で、小沢氏が国会招致に応じる条件に国会運営や選挙対策の「担保」を挙げていることに、淡々とした表情ながらも「国会に出ないことの理屈として言っている」と反論した。
そして「小沢氏が国会に出てこない選択肢はない」と言い切った上で、「選択肢は狭くなっている。前回の党役員会でも、証人喚問はどうなのかという声が出ている」と、小沢氏の対応次第で、証人喚問の可能性が出てくると迫った。
攻め込んでくる岡田氏を小沢氏はこう評する。
「(岡田氏は)野党がどう出てくるかという問題ではなく、お前さん自身の問題だ、という考え方だ」
22日夜に小沢氏と会食したコラムニストの勝谷誠彦氏が、その際の小沢氏の言葉を有料配信メールに記していた。
「(岡田氏は)柔軟性がない『原理主義者』だったが、政治家になれば、寝業ができるように変わっていくだろうと思っていた。それが『そのままなの』だそうだ」。小沢氏は勝谷氏の前で苦笑したという。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101224/stt1012240107001-n1.htm
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