http://www.asyura2.com/10/senkyo102/msg/754.html
Tweet |
http://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/2010/12/no_669d.html
◆高知県警本部長らの告発に関する大まかな経緯
高知白バイ事件の刑事裁判に高知県警が証拠提出した実況見分写真には、写ってはいけないものが写っている。実況見分が行われた時間帯には走っていない高知県交通の路線バスだ。
(円内は支援者による拡大部分)
この路線バスは、2006年3月3日14:34の事故発生後、高知県警が14:55〜15:04に実施した実況見分終了後、15:22に通過した。
つまり、この路線バスが写っているということは、高知県警が、正規の実況見分の後に、虚偽の実況見分を行い、殆んど全ての証拠写真を捏造して検察に送致していたことになる。
高知県警は実況見分そのものを捏造していた。驚きを通り越し、湧きあがる憎しみを押さえきれなかった・・・
この驚天動地の事実を掴み、当時の県警本部長らを虚偽公文書作成罪および詐欺罪などで告発していた事件で、担当検事(横井忠朗)に説明するため高知地検に乗り込んだ。
当然裏を取って臨んだ。
先ず、高知県交通に、回送バスなどが走っていなかったか否かを問い合わせ、当時のバス通過時刻表を確認した。唯一、県警の反論を許す可能性があったのは、14:45通過予定の路線バスが10分以上遅れ、実況見分が始まった14:55以降に通過していたのではないか?ということだったが、文書で問い合わせ「10分以上遅れた記録は無い。」との回答を得ていた。
後日、冤罪被害者・片岡晴彦さん自身と支援者が確認したところ、この14:45通過予定の路線バス運転手は、事故現場を3分遅れの14:48に通過し、その際に救急車を目撃していたとのことであった。私は、救急車が同14:48に現場を離れたという記録を別途入手しており、整合性が取れた。
結論として、上記写真の路線バスは15:22の便であり、高知県警による正規の実況見分の時間帯には、写るはずのないものであった。
そもそも、県警の実況見分写真は130枚以上裁判に提出されているが、ABS装備のバスにしてあり得ない1m以上のタイヤ痕がハッキリ写っている。写ってはいけない物が写り過ぎているのである。
このように、支援者らと協力して考え得る限りの手を尽くし、高知県警による実況見分捏造事実を固め、当時の県警本部長らに対する告発内容の説明を尽くしたが、高知地検は不起訴とした。現在、検察審査会で審議中である。
【関連記事】
検察審査請求書の提出完了
http://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/2010/11/post_58a3.html
詳細は『白バイ事件 メインページ』
http://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/sirbaimain.html
◆これから対応すべき問題
高知地検は、県警が作成した現場検証に係る写真や報告書の殆んどが捏造されたもので、内容虚偽あるいは偽造公文書等だと認識しながら刑事裁判に提出して行使し、冤罪被害者・片岡晴彦氏を業務上過失致死罪で投獄した。
高知白バイ事件に関係していると、大阪地検特捜部検事・前田のフロッピー日付改ざん、特捜部長大坪・副部長佐賀の犯人隠避罪での逮捕事件が可愛い程度に思えてしまう。
問題の根は深い。。。
今、支援者ブログで熱く語られているように、高知白バイ事件の刑事裁判を担当した検察官・北添康雄(副検事)は、当時調べた中学生の証言調書の一部をすり替えた罪で告発されている。4枚ある検面調書のうち、2枚の指印が複写によるものであることから、都合の悪い部分をすり替えた疑いがもたれているのだ。
この告発は高知の一般市民によるもので、虚偽公文書作成・同行使での処罰を求めているところ、私が判断するに、公文書偽造・同行使だと思うが・・・それはさておき・・・
考えるに、北添康雄副検事は、上司の指示通りの調書を取ることが出来ずに困り果て、4枚のうち2枚を偽造してすり替え、真正な2枚を廃棄した。その廃棄の際に、真正な2枚にあった指印の写しを取ることを忘れ、残る2枚の指印の写しを流用したのであろう。
お粗末極まりない。まるで、小学生の夏休みの宿題の誤魔化しである。北添康雄副検事に関する容疑は、県警の科学捜査研究所が有罪鑑定書を出せば一発でアウトだ。
しかし、警察は検察を庇い、検察は警察を野放しにする。。。なぜか?理由は簡単だ。警察が捕まえた冤罪犯人を無理やり有罪にするには、検察官による調書捏造が必須作業だからだ。警察の倉庫には検察官の犯罪に係る証拠がうず高く積まれていることだろうが、表に出ることはない。
そもそも、検察・警察官による調書捏造は今に始まった訳ではない。公安警察が思想犯を取り締まる。今の中国・北朝鮮のような体制が戦前・戦後の日本にもあった。以来、当局(警察と検察)の根本的関係は変わっていない。歴史的に両者は員面調書・検面調書捏造犯罪において共同正犯なのである。
つまり、我国の捜査機関は、共に犯罪者を抱える集団であり、持ちつ持たれつの関係を維持しているのだ。。。だから私は、高知白バイ事件を語る時、『我国の司法機構の闇に潜む問題』と言い続けて来た。
日本の司法は高知で死んだのである。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK102掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。