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アフリカの緑の革命 農業生物多様性がカギを握る 新たな国際研究:晴耕雨読/見つけた!
http://www.asyura2.com/10/senkyo102/msg/720.html
投稿者 奧爾良 日時 2010 年 12 月 22 日 23:14:07: QcuVk8vUJBaIg
 

アフリカの緑の革命 農業生物多様性がカギを握る 新たな国際研究:晴耕雨読
http://sun.ap.teacup.com/souun/3858.html

「生活第一」「自立と共生」は、
生命生来のもので、
しかもこの国の課題だけではないようですね。
生存競争と多様性の綾綯えるあややの地球世界。
喚問、Come on、菅悶、と無節操に唱える方々には、
偶にはこんなサイトにでかけ、こころ、頭を洗濯し、
気をいれかえてほしいものです。

・・・・・・・・転載はじめ・・・・・・・・

アフリカの緑の革命 農業生物多様性がカギを握る 新たな国際研究:農業情報研究所
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/agrifood/africa/news/10121501.htm

 大量の化学物質と水を投入した多収品種の単一作物栽培(モノカルチャー)はアジアに「緑の革命」(食料作物生産の飛躍的増大)をもたらしたが、環境の悪化も引き起こした。生態系の退化が進み、作物収量が低迷しているアフリカは、これらの技術を根本的に改めた持続可能な技術を緊急に必要としている。

 そう考えるマラウィ、アメリカ、カナダ、イギリスの研究者からなる国際研究チームが、マラウィでの10年に及ぶ大規模な試験を通して、アフリカの緑の革命のカギは農地における生物多様性にあることを確かめた。

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 研究者は、マラウィの多数のトウモロコシ畑で、マメ科植物とのさまざまな輪作・間作・混作を試み、トウモロコシのモノカルチャーと比較した。肥料を少し増やすだけで、トウモロコシ収量はモノカルチャーの場合に比べて倍増した。半多年生(semiperennial)の低木マメ科植物との輪作は最も効果的で、肥料を半分に減らしてもトウモロコシの収量は減らず、収量の年々の変動が減り、トウモロコシの実の蛋白質含有量が70%も増えた。1年性マメ科植物では効果はもっと小さかった。

 この研究は、アフリカでは作物の多様化が一国規模で有効で、低木マメ科植物は環境と食料の安全保障を強めることができるという証拠を提供するものという。

 *Biodiversity can support a greener revolution in Africa,Proceedings of the National Academy of Sciences (PNAS) ,22 November 2010.
  Abstract;http://www.pnas.org/content/early/2010/11/15/1007199107.abstract

 しかし、共同研究者の一人であるマラウィ大学のGeorge Kanyama-Phiriは、この技術はどこでも、誰でも利用できるわけではない、マメ科植物がもたらす利益は農業のタイミングの地方的差異によっても異なるし、マメ科植物の種子が入手できない農民も多いと言う。

 Diversifying crops 'could green African agriculture',SciDev,12.14
 http://www.scidev.net/en/news/diversifying-crops-could-green-african-agriculture-.html

 なお、これは筆者がわが意を得たりと叫びたくなるような研究である。関連する筆者の主張は次を参照されたい。

 農業生物多様性の喪失と第二の「緑の革命」―農業生態系の変化こそ注意が必要だ[特集・生物多様性はなぜ大切か]  科学(岩波書店) 2010年10月号(VOL.80 NO.10) 1016−1021頁

 GM作物と「緑の革命」が奪う農業生物多様性 季刊地域(農文協) AUTAMN 2010 No.3 112−114頁
4
投稿者: 早雲

・・・・・・・・転載おわり・・・・・・・・

空転する昨今の、
「しらけた頭で知らん顔、
真顔で嘘をふきまくり、
尻をまくってえらそうに、
血税吸って肥え太る」
こんな野暮な時間はもったいない気がします。
それをこれでもかと見せられ読まされるのもたまりません。
なぜふつうに生活することがこんなに入り組んでしまうのか。
やはり陰になり日向になり暗躍するのがいるのでしょうか。
しかしとても勉強になりためにもなるのも確かです。
子や孫と話すためによく見届けておく必要がありますね。
できることからまず声をだし行動しましょう。  

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コメント
 
01. 2010年12月23日 03:38:36: 10Xsxoj8To
 
 植物の多様性を言うとき、共存する昆虫や環形動物、菌類等を忘れがちである。
 
 植物の生態そのものを見る上でも大切なのだが、植物を食物としてみる上でも大切だ。
 
 植物の多様性は、ある意味、昆虫や環形動物、菌類等によって担保され、

 動的に多様性のバランスをコントロールしている。
 
 一方、食物として昆虫や環形動物、菌類等を見る視点は、全くと言っていいほど無い。
 
 非常に良い蛋白源としての昆虫、環形動物。
 
 保存や栄養価凝縮を助ける発酵菌。
 
 「共存」を互恵的相互関係と捉えるなら、少なくとも、この地球上の全ての生物を、
 
 視野に入れて考えるべきである。
 
 菅直人のように、「共存」を先ずは私利的相互関係としか捉えられない視野狭窄では、
 
 植物の多様性を考えるとき、植物種だけしか見えなくなる。
 
 ・・・個人的嗜好を乗り越えて、ミミズだって食べることを考えないと(笑。
  
 


02. 2010年12月23日 17:09:15: SeJa3pbswQ
同様な議論は次のサイトでもされていますので参照下さい。
http://globalresearch.ca/index.php
http://globalresearch.ca/index.php?context=region®ionId=5
sub-Saharan Africa
http://globalresearch.ca/index.php?context=theme&themeId=24
Biotechnology and GMO

巨大種苗会社等から一代雑種の種、農薬と肥料を毎年購入している限り大量の収穫が約束されるはずが、耐性菌ではなく耐性害虫が発生して農薬も効かずに収穫が減ってしまったり、除草剤耐性の強力な雑草がはびこりコンバインの歯がやられて収穫が出来なくなり田畑を放棄する羽目になったり、土地が次第にやせ細り収穫が少なくなったケースもあるようです。
その他周りの作物に花粉が飛んできて在来種との雑種が出来て、無許可で遺伝子組換え植物の成果を利用しているとして多額の賠償金を要求され裁判に掛けられたりしているとのことです。


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