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2010⁄12⁄22(水) 08:53
「主権者たる国民に、市民が声を上げなければいけないという意識が芽生えてきたことが、僕自身のことよりも非常にいいことだと思っています。」by 小沢一郎
この見事な横並びメディアスクラム社説
●小沢氏拒否―執行部は強い姿勢で臨め (朝日新聞12月21日付)
●小沢氏国会招致 実現には証人喚問しかない(読売新聞 12月21日付)
●小沢氏の強弁を許すのか (日経新聞・社説 2010/12/21付)
●政倫審出席拒否 小沢氏招致の議決急げ(毎日新聞・社説 2010年12月21日)
●菅・小沢会談 もはや証人喚問しかない(産経新聞・主張 2010.12.21 02:14)
参照:資料ブログ
特に小沢一郎に関するネガティブな記事の場合には、マスメディアの姿勢は一致化する。
菅・仙谷一味をバックアップして背中を押すようなタイトルには、辟易させられる、というよりも恐怖すら感じられる。
「小沢を早く抹殺せよ」と、あたかもマスメディアを牛耳っている司令塔がいるかのようだ。
専用の連絡網があって、おおまかな命令が発せられると、それに沿って各社一斉に表現を少し変えて発信する。
通信社・新聞・テレビ・ラジオ・ネットなど、これだけのメディアが一大キャンペーンを張れば、かなりの数の国民に到達するだろう。
そのうちの3分の1くらいの国民は、日ごろからマスメディアの情報に疑問を持ち、冷めた目で見ることができているのではないか。
この過激な社説に加え、同じような内容の通常の記事が紙面を覆う。
またテレビにいたっては、ニュース番組はもちろん、ワイドショーから情報番組、時には意図的にクイズの中に入れたりしてバラエティでも「小沢=悪者」のイメージを植え付けてきた。
これだけ偏向報道に常に接していれば、誰だって意識しなくても刷り込まれてしまうはずだ。
上記の社説のような記事を読み、テレビに映し出される小沢一郎像に、どのくらいの国民が「そうだ、そうだ、小沢一郎を引っ張り出せ」と共感しているのか?
だいたい自分の頭で考えずに世の中が言っているから、そうなんじゃないかと雰囲気や感情で言っているに過ぎない人たちも多いだろう。
このような人たちは、逆に後から変わりやすい方々ということでもある。
よっぽど小沢氏に対して恨みつらみがあるとか、苦い思い出がある、田中角栄の弟子だからだとか、他政党支持者だからなど小沢嫌いの理由がある人たちは、それほど多くない気がする。
新聞の中でも、やはり東京新聞は比較的まともな社説だった(中味は厳しいが)
●民主党内対立 国民不在にうんざりだ(東京新聞・社説 2010年12月21日)
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今日は、既に多くの方が読まれたと思うが、週刊ポストに渡辺乾介氏による「小沢一郎独占インタビュー」が載っている。
ここに「市民デモ」や「ネット世論」について渡辺氏が聞きだしているので、その部分だけ抜粋させていただく。
(以下抜粋)
――この夏頃から全国各地で「小沢支持デモ」というのが起きている。インターネット上の呼びかけで自然発生的に1000人以上集まる。普通の市民が自発的にいわゆる「政治とカネ」の問題を調査したり、検証したりしている。特定の政治家に対して、国民がそういう形で集会やデモをすることなどかつてなかった。
小沢「みんな互いに知らない人たちなんですってね。」
――そうです。
小沢「それが自然発生的に起きるということは、日本の社会ではなかったことじゃないですかね。僕も大変感激しているんですけれども。」
――ある意味で、あなたが国民政治家としての新たな評価を与えられたといえるのではないか。
小沢「僕から見ると、日本の民主主義が、ようやく国民レベルで目覚めてきたんじゃないか、という気がします。主権者たる国民に、市民が声を上げなければいけないという意識が芽生えてきたことが、僕自身のことよりも非常にいいことだと思っています。」
――大メディアから叩かれ続け、社会に絶望しているかと思ったら、全然明るい。
小沢「(笑い)だから多分、この永田町や財界、あるいは大きな新聞・テレビ、霞が関、そこの人たち以上に国民の皆さんのほうが、意識は進んできたと思う。」
――なるほど。
小沢「今挙げたのはアンシャンレジーム、旧体制の牙城の中で、自分たちの利権、既得権益を守ろうとしている組織、集団だからね。その点で僕はものすごく将来への光明を見出しています。」
――しかし、ネット社会の新しい展開を、多くの国民はまだ知らない。
小沢「新聞、テレビが無視して、全然伝えないからね。」
――「小沢糾弾の市民集会」ならば報道するだろう。
小沢 (苦笑しながら)「うん。ほんとうにね。ただ、国民の皆さんのほうが早く目覚めてきているというのは、一つには新聞、テレビ以外のメディアが増え、それを利用する人たちが急増したからですね。それが様々なネットです。しかも、ネットを利用する人たちは、かつては行動しない人が多かったですよね。ところが、今はお互いに呼びかけ合って行動するようになってきたでしょう。
――ええ。
小沢「選挙でもそうなんですよ。これは7〜8年前かな、自由党はネットではダントツの支持率だったんです。だけれども現実の選挙では1割しかとれなかった。でも今は、ネットの声が現実に近づいてきた。」
(以上抜粋)
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デモといえば、本ブログでもサイドバナーで告知させていただいている署名活動の岡本啓一氏が、年初の1月10日に「小沢支持デモ」をやるということだ。
詳しくは「1.10 国民の生活が第一のデモ!」実行委員会のWEBを見ていただくとして、その中にデモのシュプレヒコール集的なものがあったので転載させていたただく。
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デモの主張
2011・1・10 「1・10 国民の生活が第一! デモ 」
以下を、街頭にて主張します。プラカード・幟等の自作を歓迎します。
小沢一郎を応援します。 小沢一郎を支持します。
【 国民の生活が第一 】官僚支配を終わりにせよ。特殊法人を廃止せよ。特別会計を廃止せよ。官僚は政治にかかわるな。官僚は政治に口を出すな。官僚は政治に手を出すな。官僚は職分に専念せよ。政治主導の日本にしよう。
【 国民の生活が第一 】働く人の暮らしを守ろう。中小企業の支援をしよう。景気対策で雇用を増やせ。セーフティネットで暮らしを守ろう。派遣労働を規制せよ。働く若者の未来を守ろう。生きがいのある日本にしよう。
【 国民の生活が第一 】子供手当を達成せよ。政府は国民との約束を守れ。高齢者負担を軽くしよう。年金受給を保証せよ。弱者・高齢者を見捨てるな。医療負担を軽減しよう。医療・介護を保証せよ。安心して生きられる日本にしよう。
【 国民の生活が第一 】零細農家の暮らしを守ろう。強い農業を育てよう。農業・漁業を安定させよう。食料自給を達成しよう。本当に豊かな日本にしよう。
【 国民の生活が第一 】地方分権を実行せよ。地域主権を実施せよ。地域産業を育てよう。日本国中を豊かにしよう。地域の社会と文化を守ろう。分権国家の日本にしよう。
【 国民の生活が第一 】アジア諸国と提携しよう。日中関係を改善しよう。日韓関係を改善しよう。日露関係を改善しよう。平和を守る日本にしよう。
【 国民の生活が第一 】記者クラブを廃止せよ。クロスオーナーシップ廃止!報道を自由・公平にせよ。世論調査は世論操作だ。国民はもう騙されないぞ。偏向報道を許さないぞ。官房機密費を廃止せよ。政府はマスコミの買収をやめろ。
【 国民の生活が第一 】国民主権の日本にしよう。官僚主権を終わりにしよう。利権政治を終わりにしよう。国民政治を実現しよう。国民が主役の日本にしよう。みんなで共に生きてゆこう。
民主党は政権交代の原点に帰れ。民主党は小沢一郎でやり直せ。
小沢一郎で日本を変えよう。小沢一郎と日本を変えよう。
これらの主張に賛同し、共に声をあげていただける方は、お集まり下さい。力を合わせて世に訴えましょう。
「1・10 国民の生活が第一! デモ 」実行委員会 代表 岡本 啓一
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今こそ、声を大にして叫びたいところである。
スッカラ菅政権では、国民の生活よりも大企業・官僚や米国の意向が優先され、政権交代の意義も無くなってきている。
週刊ポストに少しだけ戻るが、「政治とカネ」報道でマスコミからも身内の民主党からも追及されている現状を踏まえ「もう何もかも放り出す気は起きないのか?」と聞いて、小沢さんは次のように答えている。
小沢「時々思いますよ。もう面倒くさいと思う。もういいやと。でも、達観しているんですよ。天の命ずるままにする。天に必要とされれば生かしてくれるうだろうし、必要とされなければ去ればいい。・・・」
今の状況も何らかの意味があるのか、今後の展開も天のみぞ知るで人間の頭ではわからないかもしれない。
参照ツイート
■緊急告知!
岩上安身氏が、23日午後5時から、小沢一郎氏のUst生中継インタビューをするそうだ。これは必見!
番組表にはまだ載ってないが、ニコニコ生放送も同時に流すとのこと。
参照: Web Iwakami
≪ :@iwakamiyasumi 明後日の23日の小沢氏単独インタビュー、できるだけ多くの方々に見ていただくために、配信する内容を分岐させて、Ustreamだけでなく、ニコニコ生放送にも流すことにしました。昨日、ニコニコさんからの申し入れを受け、小沢氏サイドからも了解を得て、急遽、実現。2010-12-21 07:40:20≫
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