http://www.asyura2.com/10/senkyo102/msg/680.html
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http://31634308.at.webry.info/201012/article_22.html
現在、このブログは小沢さんに関連したテーマ一本で書いている。
それは今、日本の政界を見渡して、自分の命を掛けても「生活第一」、「政治主導」、「結果責任」などを断行すると言っている政治家が、小沢さん以外にはいないからだ。何としても、彼に一度は総理を好きなようにやらせてあげたいと考えているからだ。
確かに、小沢さんに総理にやらせたからといって本当に上手くいくのか?と問われたら、絶対大丈夫とは言えない。しかし、今の菅内閣、旧自公政権よりは、より良い政治となると考えている。
昨日、小沢さんと菅首相が1時間半もの長きに亘って会談して、相当お互いの腹の内までさらけだして議論したことが伝わってきている。やはり菅首相はイラ菅と言われる通り、かなり感情をむき出しにしたようだ。そして、政倫審招致から一歩も二歩も踏み出し、国会喚問もやらなければならないと言い出したようだ。
これを一番喜んでいるのは自民党や公明党である。私は、今の菅グループの執行部はもちろん個人的には大嫌いだが、それ以上に嫌いなのは石原親子である。東京都民として都税を払っていた頃の石原都知事の新銀行東京の失敗、オリンピック招致浪費等々、本当に腹立たしく思っている。それが今や息子の石原幹事長が、菅氏、岡田氏の党運営の失敗に乗じて、小沢さんの国会証人だなんだとニヤツイた顔をして、さも自分の手柄のように話しているのはもっと腹が立つ。
昨日のブログで、小沢さんの裁判の主任弁護士の弘中氏の話を紹介した(http://31634308.at.webry.info/201012/article_21.html)。その中で刑事被告人となることが決まった小沢さんが、政倫審で事件に関係した話をする事さえも、刑事裁判上、人権問題として好ましくはないと断言した。これを、同僚の与党代表が証人喚問に差し出せという。
この証人喚問の議決についてWiki調べてみた。以下にこう記されている。
「この証人喚問権は各議院の権限であるが、各議院規則では、委員会にその権限を行使させることとなっている(衆議院規則第53条、参議院規則182条第2項)。証人喚問の議決は1955年以降、全会一致が原則である。1955年以降多数決で議決されて証人喚問が行われたのは衆議院では3例(計9人)あるのみである。」
上記の委員会は、通常衆議院、参議院の予算委員会で行われるらしい。まず、自民党、公明党、野党は党利党略で賛成するだろうが、民主党の小沢さん支持の委員は反対するだろう。これは以下の報道からもわかる。
証人喚問、高い壁=小沢氏支持派の抵抗必至
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101221-00000127-jij-pol
時事通信 12月21日(火)19時22分配信
民主党の小沢一郎元代表の国会招致問題で、党執行部は、証人喚問も視野に対応を検討している。衆院政治倫理審査会への出席を小沢氏が拒否し、招致議決に野党の協力が見込めない中、小沢氏に国会での説明を求めるには、強制力を伴う喚問以外に選択肢がないためだ。菅直人首相には小沢氏と厳しく対峙(たいじ)し、指導力をアピールする狙いもあるが、小沢氏支持派の猛反発は必至で、実現へのハードルは高い。
「与党が与党の議員を喚問に呼んだ事例がこれまであったのか」。野党が喚問を求めている衆院予算委員会で民主党理事を務める川内博史氏は21日、党本部で記者団にこう語り、執行部を強くけん制した。(後略)
逆に本当に菅首相が指示して予算委員会で議決をすれば、両院議員総会が開かれて執行部は矢面に立たされ、総崩れになる可能性がある。本来なら党の幹事長は、小沢氏を取引材料として国家予算を審議をしない野党を批判しなければならないのに、逆に野党の力を借りて、取引材料にしている。
本当にバカかと言いたい。こういうバカな幹事長が国を混乱させていると思うと情けない。まだ、どこかの国のように国会の中で靴を投げ合っていないだけましだが。今の民主党の中は直接靴は投げていないが、同じようなものである。
小沢氏を証人喚問したところで、小沢氏は偽証罪が係わるので、一切裁判に関係する事にはコメントできないのは分かりきっている。弘中弁護士が許さないだろう。
この状態を収拾出来るのは無役の小沢氏ではない。なぜなら小沢氏が政倫審に出ても、その後の国会運営が上手くいく保証は全くないというではないか。
あくまで菅代表であり、岡田、仙石らの執行部が全責任を負っている。
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