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(2010/12/21-00:56) 時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010122000823
民主党の小沢一郎元代表は20日の菅直人首相との会談で、大方の予想通り衆院政治倫理審査会への出席を拒否した。政倫審での議決に踏み切っても強制力はなく、小沢氏の招致実現は極めて困難だ。自らの指導力に響きかねないことから、首相や岡田克也幹事長は、小沢氏の証人喚問を視野に入れる。党内には、喚問もやむを得ないとの声がある一方、党の分裂につながるとの危機感も出ている。
「国会が決めれば説明すると自ら言ったのだから、実現してほしい」。同日午前の首相官邸の執務室。首相は小沢氏に政倫審で弁明するよう、約1時間半にわたって説得を試みた。「何らかの党としての方向を決めなくてはならなくなる」とも迫ったが、小沢氏は「出る必要性はない」と最後まで首を縦に振らなかった。会談後、小沢氏は親しい議員に「(首相の態度は)ひどかった。自分にしゃべらせず、自分を悪者扱いにしていた」と不平を漏らした。
小沢氏は政倫審で議決されても出席を拒否する意向を示し、自民党も議決は無意味として政倫審を欠席する方針。このため、午後の民主党役員会では、小沢氏に近い輿石東参院議員会長から「民主党だけで議決しても滑稽だ」と皮肉を交えて議決に反対する声も出た。岡田氏は記者会見で小沢氏招致の方策について「非常に道は狭い」と厳しい表情で語った。
一方、小沢氏と距離を置く議員からは、証人喚問容認論が浮上してきた。小沢氏が政倫審を拒否する以上、国会で説明してもらうにはこの方法しかないためだ。役員会でも証人喚問を求める意見が出ており、あるベテラン議員は「与党で決めれば、小沢氏は出なきゃいけなくなる」と指摘した。ただ、小沢氏喚問に動けば、小沢氏を支持する議員が猛反発し、党内の亀裂は決定的となる。
こうした中、鳩山由紀夫前首相は電話で小沢氏に「感情的にならず、泰然自若とした方がいい」と伝え、小沢氏は「そのようにしたい」と語ったという。小沢氏に近い議員は、証人喚問や強制起訴された後の執行部からの離党勧告を警戒。民主党幹部の一人は「首相や岡田氏らは代表選を再現して、『脱小沢』で支持率を上げようとしているのだろう」と冷ややかに指摘した。
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