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民主党の小沢一郎元代表の国会招致問題をめぐり、菅直人首相が20日午前、小沢氏の説得に乗り出した。「クリーンな政治」を掲げる首相にとって小沢氏の衆院政治倫理審査会の出席は譲れない一線。党執行部や小沢氏を支持する議員は午前11時ごろから始まった二人の会談の行方を見守った。
首相は午前9時20分すぎ、淡々とした表情で「おはよう」と記者団に語り、首相官邸入り。小沢氏との会談を前に、執務室で前原誠司外相や北沢俊美防衛相らと朝鮮半島情勢について協議するなど公務に当たった。首相に近い党執行部の一人は「首相と岡田克也幹事長で基本的に対応は同じ。あとは小沢氏の出方次第だ」と指摘した。
これに対し、小沢氏は午前10時すぎに都内の私邸を出て個人事務所に入り、その後、官邸に向かった。小沢氏は同日朝、私邸を訪れた側近議員に「一切動くな。集まるな」と首相や岡田氏の出方を見極めるよう指示。小沢氏系議員の一人は「小沢氏の主張が変わらないのは当然だ。会談内容を見てから対応を考えたい」と語った。
19日に自民党の石原伸晃幹事長が政倫審の採決に加わらない方針を示したことも波紋を広げている。小沢氏に近い党幹部は「民主党だけになって笑い話だ。国会招致をやるなら見通しを持ってやるべきだ」と岡田氏らを批判。中立の立場にある旧民社系議員は「自民党が国会運営に協力する見込みがない以上、政倫審を無理して開く必要はない」と述べた。(2010/12/20-12:02)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010122000245
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菅首相、政倫審出席を要請=小沢氏と会談−離党勧告求める声も :時事通信
菅直人首相は20日午前、首相官邸で民主党の小沢一郎元代表と約1時間半会談した。小沢氏の政治資金をめぐる問題について、首相は衆院政治倫理審査会で弁明するよう直接求め、小沢氏は応じない考えを示したとみられる。小沢氏が自発的な説明を拒めば、党執行部は政倫審での招致議決に向けた手続きを本格化させる方針。同氏を支持する勢力が反発を強め、党内対立が一段と深刻化するのは必至だ。
会談後、小沢氏は記者団の質問に答えず、無言で官邸を後にした。
会談には岡田克也幹事長が同席する予定だったが、首相と小沢氏の2人だけで行われた。首相は、小沢氏が9月の代表選の際に「国会が(招致を)決めれば従う」と発言したことから、「約束を守ることが本人にとっても党にとっても良いことだ」としている。会談で首相は、国会運営や来春の統一地方選に支障が出かねないとして、政倫審出席を求めたとみられる。
これに対し、小沢氏は、自らが強制起訴されることから「政倫審に出席しなければならない合理的理由はない」との立場。17日の岡田氏との会談でも、出席を拒否する考えを示している。
首相と小沢氏の会談が決裂すれば、岡田氏は週内の招致議決を目指して党内調整に入る考え。ただ、政倫審の議決に強制力はない上、自民党は採決に加わらない方針だ。野党の協力が得られない中での政倫審開催に、執行部内にも慎重論がある。党内の一部には、小沢氏の証人喚問や離党勧告を求める声もある。
一方、小沢氏を支持する議員は、首相や岡田氏の議決方針に「仲間を売る行為だ」(中堅)と反発しており、地方選挙の連敗の責任などを問う両院議員総会の開催を求める動きが広がっている。(2010/12/20-12:56)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2010122000014
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