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「真実は藪の中」とは、ある種物事の本質を突いている。
情報とは、事象、事物、過程、事実などの対象について知りえたこと、それを他者に伝えるとき、事象は情報として世の中に伝播して行く。
情報といえども、それが事象そのもので無い限り、情報を発信しようとした瞬間に、
必ず発信者のフィルターがかかっているのである。
その事象についての情報が、人から人へと伝播される度に、その数だけのフィルターが情報にかかってしまう。これは避けられない真理でもある。
だから情報は、絶対の真実ではない。
そもそも、一人の人間が起こった事象を見て、解釈した時点で本当の真実というものに薄いフィルターがかかってしまう。
ただでさえ、人々の生活への欲や不満が集約される国家というものの真相に一庶民がたどり着くことは、ほぼ不可能である。
だから、我々庶民は、情報の鮮度を目利きし、情報は常に事象が起こった場所、時間に近ければ近いものを取捨選択しながら、自らの判断基準のひとつに取り込んでいく必要がある。
現在のマスコミから流される情報というものは、たくさんの人のたくさんの欲や、都合が、結果として厚いフィルターとなり、白が黒になるまでフィルターにかけられた情報として、事象そのものよりも、まるでフィルターそのものを視聴者に見せるが如くの"欲の吐き出し口"と化している。
強権力によって、ある一部分の偏った方向のみの情報で世の中が支配されるなら、我々はその対抗手段として、その情報の反対の出先から情報を取得し、この正反対の属性をもつ情報を見比べながら、真実を各々で判断することも重要になってくる。
小沢一郎を20年追い続けてきたという政治ジャーナリスト・渡辺乾介氏と、岩上安身氏ならではの今回のインタビューは、今この一方的な空気を作り出しているマスコミ報道の対極に位置する意味においても、我々庶民がこの国の政治の真実に迫ることの出来る、有益な情報の一つとして大事にしなければいけない。
長いインタビューですが、是非、ご視聴を。
101215渡辺乾介氏(1) from iwakamiyasumi on Vimeo.
101215渡辺乾介氏(2) from iwakamiyasumi on Vimeo.
101215渡辺乾介氏(3) from iwakamiyasumi on Vimeo.
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