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民主党の小沢一郎元代表(68)は17日午後、岡田克也幹事長(57)から出されていた衆院政治倫理審査会(政倫審)への出席要求について文書で拒否を回答。さらに、都内の事務所で岡田氏と急きょ直接会談を行った。岡田氏は来週中に衆院で招致議決を強行する意向だが、小沢氏サイドは岡田氏解任も可能な両院議員総会開催で対抗する構え。いよいよ、党分裂も視野に入ってきた。
会談に先立ち小沢氏は、「裁判を行うことが確定している私が衆院政治倫理審査会に自ら出席しなければならない合理的理由はない」として、国会招致を拒否する回答を岡田氏側に文書で伝達した。
一方、回答を受けた岡田氏は、党本部で記者団に対し「法的責任とは別に、政治的責任という観点で政倫審、あるいは議院証言法に基づき証言することは相反するものではない」と述べ、小沢氏が自ら国会で説明する必要があるとの考えを強調した。
その後、行われた緊急会談だが、背景には民主党最大の支持母体である連合の働きかけがあったためとの見方が強い。
実際、連合の古賀伸明会長は同日午前、岡田氏と党本部で会談し、小沢氏招致について「ここまできたら菅直人首相自らがきちんとやるべきじゃないか」と述べ、首相と小沢氏の直接対話による事態打開を求めた。
古賀氏は「連合内からも『亀裂が深まるのではないか』との見方をする人がいる」と指摘。岡田氏は「おっしゃることは分かった」と応じた。
ただ、ここまでねじれた関係が修復するかは微妙だ。
岡田氏は16日、首相官邸で菅直人首相(64)と輿石氏と会談。輿石氏は「党が割れるようなことがあれば野党が喜ぶだけだ」と自制を求めたが、岡田氏は原則論を貫き、来週中に議決に踏み切る意向を伝えた。
そもそも岡田氏は今月上旬、「だいたい自民党の派閥領袖みたいな人じゃないですか。今の民主党には必要ないですよ」と小沢氏を断罪しており、ガチンコ対決は覚悟済みなのだ。
一方、小沢氏サイドも戦闘モード全開で、小沢陣営中堅は16日、両院議員総会開催に必要な党所属議員の3分の1以上の署名が集まったと宣言。「これで、両院議員総会はいつでも開催できる。あっちが議決に乗り出す前に、こっちが岡田のクビを切るまでだ」と述べた。
岡田氏解任に必要な賛成数が得られるかは不明だが、「執行部総退陣を求める緊急動議を出すだけでも混乱は必至」(中堅)とボルテージは上がる一方となっている。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101217/plt1012171627004-n1.htm
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