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「『石原家でマンガを読むのは一家の恥』石原良純さんに聞いたと水道橋博士さんがツイッターで発言
これまでも非モテタイムズでは「ツイッター上で話題になった面白画像ニュース」をお伝えしてきました。
今回お伝するのは、石原家の話題です。
本誌記事「漫画規制都条例可決!パンフ塗りつぶしTAF出展中止状況、これからどうなる?――ツイッターで話題に」でもお伝えしたばかりだが、12月13日午後、漫画規制都条例改正案が可決された。
これにいたるまでの石原氏の発言は次のようなもの。
「夫婦の性生活みたいなのを漫画に描くことが子供たちに無害だっていうなら、バカだね、そいつら。『頭冷やしてこい』と言っといてくれ」
「バカ、頭冷やせ」(規制反対派の漫画家に対し)
なぜここまで、漫画に対して抑圧的なのか。そのヒントが、水道橋博士さんのツイッターでの発言にあった。
伝えているのは、『Togetter – 「水道橋博士「石原都知事一家はマンガを読まない」」』(参考リンク参照)。水道橋博士さんの発言とリアクションがまとめられている。
その中で水道橋博士さんは、
「非実在少年問題については、以前からいろいろ個人的なリサーチをしているけど石原良純さんに「良純さんって子どもの頃、マンガ読んでました?」と聞いたときの答えがふるっていた。「読んでないよ、うちでマンガを読むのはね、なんか一家の恥みたいな感覚があったんだよ」
と発言している。これを読む限り、石原家では漫画を読むのを恥としていたらしい。だとするならば、この度の漫画規制都条例改正案への熱の入れ方もうなづけるのではないか。
表現活動といえば、散文、絵画、映画、演劇など多くのものがある。その中でなぜ、漫画がここまで規制されようとしているのか。
ちょうど、アニメや漫画が、世界へ発信するコンテンツとして注目を集めていることもあるからだろうが、ひょっとして、石原氏の漫画への蔑視が、規制のコンテンツにあるとしたら……冒頭で紹介した発言の理由が納得できる。いや納得しても、心情的には許せない人も多いだろうが。
水道橋博士は、『Togetter – 「水道橋博士「石原都知事一家はマンガを読まない」」』にて、これ以外の多くのことを述べている。ここで紹介した発言以外にも目を通した方がいいだろう。水道橋博士は以下のようにも述べている。
「皆、石原都知事バッシングをするが、文学者がここまで偏見の持ち主であり振り切れた人であることは敬意に値する。しかし政治家として戴いているのは僕ら自身ではないか。だとすれば、この自己矛盾、両義性は僕ら(民意)の中にあるものだ。」
漫画規制都条例改正案が可決された今、メディアの報道も熱を帯びるだろう。この状況をきっかけとして、私たちは、表現の自由や規制に関して、身近な人と話し合い意識を高め合いたい。規制は誰が行うべきなのか。自治体か、家庭か。そしてどのように行うべきなのか。
表現そのものへの規制もあれば、ゾーニングなど販売方法への制約もある。この二つは別次元の規制であることはいうまでもない。
インターネットという、誰もがアクセス可能な媒体では、ゾーニングによって取り締まることは簡単ではないという状況もある。書店で青年雑誌コーナーを作って規制をするように簡単にはいかないのだ。だからこそ、今回の都条例改正で、表現そのものへの規制を行うことになったと考えることもできよう。
表現者にとっては酷な状況だが、うつむいていても仕方がない。規制や抑圧への怒りを、表現活動にともす炎に変えるチャンスだと前向きにとらえるしかないだろう。これまでも、優れた芸術は規制をはねのけてきたのだ。
(メガネ王)
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(参考リンク)
・Togetter – 「水道橋博士「石原都知事一家はマンガを読まない」」(http://togetter.com/li/77525)」
http://himo2.jp/3027800
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