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まったくいい加減なマスコミには反吐が出る。1年少し前に政権交代し、鳩山前首相が普天間の代替基地について「県外」「国外」を検討すると表明するやマスコミは何をしたか。日米関係が壊れる、民主党には安全保障政策がない、の大合唱になった。特にひどかったのは沖縄県民の意向など歯牙にもかけずに連日にわたり「米国は不快感表明」とか「日米関係が悪化」という嘘の報道を繰り返し世論操作に走った。結局、鳩山元首相は拙速に走り普天間への決着に戻らざるを得なくなり、自民党が13年間も実施できずに先送りした場所に戻ったのである。
マスコミは自民党が13年間も放置した問題の結論を急がせ、無理やり辺野古に戻したのである。それをもって結論が迷走しただの、民主党には安全保障問題の政策がないなどと世論操作を繰り返している。自民党の罪については何も触れない。
さて、管直人も褒められたものではないが、沖縄に行って辺野古問題を知事と話したことについて今頃になって「沖縄県民の怒りは民主党の迷走のせいだ」などと責任転嫁に躍起になっている。もともと13年間も反対があって実現できなかった事実を冷静に考えれば鳩山元首相の考えのほうが正しかったわけなのだ。あの時に県外、国外移転を国民全員が推進するようにしていれば問題は大きく違っていたはずである。今頃になってマスコミに沖縄県民の意見が。などと言う資格は断じてない。「恥」という言葉をマスコミに対して投げつけなければならない。
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