http://www.asyura2.com/10/senkyo102/msg/407.html
Tweet |
転載責任 みちばたの蝶:井ノ子俊一@長崎県島原半島
http://mmatusaka.exblog.jp/15627006/
2010年 12月 18日
中村長崎県知事は何故農水大臣に会わなかったのか。
菅総理の「上告しない決断」は、揺るがないようだ。ここは形式的に、農水大臣が決断の前日に長崎県知事に相談に来て、その後決断発表すれば良かったのでしょうか?
事前に相談も無く、(通告も無く)勝手に決めるなんて許せない。との事。この決断発表と面会の順逆のせいで、中村知事はご機嫌斜めらしい。しかしこの面会があっても無くても、結論は見えていたのではないか。また逆に言えば、会う事で結論が変わる可能性もないわけではないだろう。
沖縄では、仲井間知事が菅総理に会った。「へのこでお願い」「県外じゃなきゃダメだ」の平行線だったらしい。しかし仲井間知事は会った。会うのが当たり前だろう。会って話をしなきゃ何も伝わらないからだ。
長崎県は不可解である。わざわざ農水大臣が上告しない・開門するに至った経緯を説明に来ると言い、ご意見を伺うと言っているのに、上告しないのが前提なら会わない!と、まるで子どもの喧嘩である。
そして一方で、県議会議長などは「上告するな」とか「上告は遺憾だ」とかの意見書をわざわざ東京まで官邸に持参したらしい。
私なら(干拓事業に自信があり、開門は間違っているという確信があるなら、)マスコミを呼び集めて、衆人環視の中で公開会見を実施する。大臣の言い分が間違いであると認めさせれば、世論を動かし、開門を止め、上告すべき条件が整うであろう。
会っても密室。会う気もない、では話にならんだろう。マスコミに吠えるだけでは何にもならない。
実は長崎県の論理はとっくに破綻しているから、公式に皆の見ている前で会談などしたら、論理破綻が暴露されてしまう。
まあ、種明かしはともかく、「会わない」理由の説明にはなっていないだろう。その一方で共同歩調をとっている議会は(議会に働きかけをしたかどうかは分からないが)、何の法的拘束力もない意見書を連発している。これこそ、「決断後」に出しても全く無意味ではないか、まだ総理を動かす可能性が1%でもあると信じて意見書を決議するならそれはそれで理屈である。
ならばこそ、中村知事よ、自分の言っていることが正しいのであれば、会って話をするべきであろう。農水大臣の向こうに控える菅総理を動かすために、報道を通じて世論に訴える気持ちがカケラでもあるのなら「会うべき」だったのではないか。
干拓地で営農をしている人たちの不安を少しでも和らげようという気持ちがあるのなら・・・とにかく会って話をするしかないではないか。
あまりにも不可解だ。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK102掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。