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昨日は、小沢氏の政経フォーラムに出席したことを主に書いたが、まだ言い足りなかったことも多い。一部また紹介する。
日刊ゲンダイの藤田編集局長が、大手マスコミは、なぜ小沢が嫌いなのかという理由を話した。小沢氏は自民党で最年少の幹事長に上り詰め、自民党内政治家からも妬まれ、記者からも嫌われている。なぜ記者から嫌われるかというと、記者の上司である諸先輩からの言い伝えもあるし、昨日誰と会ったかとか、何を話したかというような下らない質問には無愛想ということで、自然と記者には嫌われると話していた。
実際に小沢さんも挨拶の時、マスコミ紙もテレビも見ないが、日刊ゲンダイ紙だけは癒されると藤田氏を持ち上げていた。
その中で、「最近大手のマスコミの論調にも疑問を持つ人たちも増えてきた」と言った時、最前列でどうもマスコミの記者のような出席者が何回か批判とも質問とも言えぬ発言をしていたのだが、突然身なりのきちんとした夫人が立ち上がり、かなり厳しい口調で発言を制した。普段はとてもそのようなことを言いそうではない中年の婦人であったので、驚かされた。このような会にわざわざ出席するような人たちは、それなりに自分の意見をもっている人が多いことがわかった。
小沢さんの話の中で重要と思ったのは、菅政権が官僚丸投げであるにも関わらず、逆に心ある官僚が小沢さんの所に来て、最近の政府の対応に対して不安と不満を持っていると訴えてくることがあるそうだ。自民党時代は、所謂それぞれ専門の族議員がいて色々注文も付けたが、最近は政治主導もなくなり本当に官僚丸投げになっているのに、こんなことでいいのかと言いに来る心ある官僚もいるという。
これが昨日書いたように、政治主導と言いながら政治家が官僚に丸投げはするが、結果責任を取らないと言った理由である。今回、法人税を5%下げ、その財源は個人所得から出すらしいが、菅首相は江戸時代の殿様よろしく、よきに図らえと官僚に丸投げである。
東京に出て来ると日刊ゲンダイ紙を駅の売店で買う習慣が付いてしまったが、フォーラムの後も当然購入した。その中で、WEB版の日刊ゲンダイの大見出しに「仙石降格」とつい買いたくなるタイトルが出ていた。この記事も大手マスコミが書かない的を得た記事であった。
日刊ゲンダイ紙では、小沢国会召致問題の次の対策として、必ず野党は仙石官房長官の問責決議を盾に審議に応じないであろうことを想定し、仙石氏を更迭し辞職させるのではなく副官房長官として残すのではないと分析している。その後任にはお飾りの江田五月参議院議員を当てるという予想である。野党も仙石氏を責めることは出来ず、しかし実権はなんら変わりないというストーリーである。
このストーリーが妙に真実性があるのは、枝野前幹事長が結果責任を取らないで、そのまま幹事長代理で横滑りしている構図と同じであるからである。実績の上がる政治は出来ないのに、こういう悪知恵だけはよく働く。
仙石氏は、首相でもないのに選挙は当分は無いなどと言っている。まさに陰の首相から表の首相になってきている。菅首相が今まで仮免なら、教習してきた教官は仙石氏である。仙石氏の言動を見ていると、菅氏の教官の仙石氏はまだ合格点を付けていないようだ。
世界のどの国の政治史を調べても、今までは仮免の政治などとふざけたことを言った政治家はいない。日本の恥で、日本政治史上に永遠に名を残すだろう。
菅首相が石にかじりつくほどボロが出てきて日本が沈んでしまう。早く小沢氏に助けを求めて交代しろ!
それが菅首相の政治生命の中で最大の成果となるだろう。
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