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小沢一郎氏に近い人物から聞いたところによると、「岡田幹事長は何故、待てなかったのか。小沢氏を師として仰いでいた岡田は小沢氏を支える中で、政治の帝王学を学んでいたら、次世代の日本のリーダーになれたのに・・・」と残念がる。
米国→仙谷−前原に操られて、どうにもならなくなったのだろう。
小沢氏に反逆する者は、必ず、政治生命を抹殺される。それが、反逆する者の運命であり、歴史の必然である。「南無、阿弥陀仏!」
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◎シリーズ小沢一郎論―9
岡田幹事長を憐れむ小沢一郎の目線
日本一新の会 達増 拓也
(岩手県知事)
政倫審出席を求める岡田幹事長に対し、小沢一郎氏はそれが不
当である旨文書で回答した。直接面談せず文書で回答する意図に
ついて、小沢氏周辺からいろいろ聞いた話によると、直接会うと
情にほだされて言うべきことを言わないでしまうかもしれない、
と小沢氏が考えたようである。小沢氏は「岡田もかわいそうだな、
こんなことをさせられて」と言い、岡田氏を気の毒がっていたと
のこと。
一新会が民主党議員に配った文書の岡田批判の厳しさに比べる
と、小沢氏から岡田幹事長への回答文書は穏健なトーンに貫かれ
ている。優しさを感じるくらいである。なお、一新会の文書はそ
れはそれでとても立派なので、念のため。
小沢氏が見せるこの余裕に驚かされるが、文字通りの、「指導
者」の目線である。小沢氏は「小沢一郎政治塾」で後進を指導し、
若手議員に対しても師のように接するが、小沢氏が政治家たちや
国民を見る目線は指導する者の目線である。相手に変革と成長を
期待する目線である。
小沢氏は他の政治家から攻撃されたり裏切られたりしても、ム
キになって怒らないし、憎んだりしない。「無知のなせる業だな」
と言って淡々としていたり、「本当にしょうがないな」と言って
苦笑いしたりしている。未熟な政治家に対して感情的に反発して
いる暇を惜しみ、そういう政治家はそういう政治家として、今、
どういう役を負わせるのがよいか、どう動いてもらうのがよいか
を考え、手を打っていく。好きだ嫌いだよりも、相手の意志と能
力に注目して、働きかけていく(あるいは放っておく)。
小沢氏は個人の自由意志を尊重する信念を持つ。だから、相手
が自分の思い通りに動かないことを恨まない。相手の意志を前提
にし、変えたいと思えば働きかけるし、変えられないと思えば、
「去るものは追わず」である。偏執がない。そして、他人が自分
をどう思っているかということで悩まない。
この割り切りと淡々さがニヒルっぽく見えるかもしれない。し
かし、政権交代に必要な多数を形成するために、多くの政治家た
ちを説得し、国民に訴えかけ、いろいろな団体にも働きかけてき
た、その作業量の多さと一貫性は、圧倒的に群を抜いている。変
革への強靭な意志がなせる業だ。そのホットさは誰にも負けない。
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