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菅直人首相の「自衛隊の朝鮮半島派遣」「仮免許」舌禍、仙谷由人官房長官の「自衛隊は暴力装置」「甘受」舌禍が、止め処なく溢れ出続けている。菅直人首相の「自衛隊の朝鮮半島派遣」は、軍艦旗や旭日旗が、韓国領内にはためく光景を2度と目にしたくないと心に傷を持っている韓国民への配慮に欠けた無神経な発言であった。
韓国李王朝の古文書を謝罪の気持ちを込めて返還するのを「お渡しする」とただの物理的行為として移転するような侮蔑的な言葉を発明しているのと、本質的に変わりがない。それに止まらず、いかにもいま直ぐに第2次朝鮮戦争が勃発するかのような不安を韓国民に抱かせ、「観光客が減る」「海外からの投資が来なくなる」などと経済的ダメージを与えた。
これも菅直人首相は、外交感覚欠如の無責任発言であった。どうも菅直人首相と仙谷由人官房長官は、恐るべき人格欠陥者なのではないかと疑いたくなる。にもかかわらず、権力欲と食欲だけは、貪欲旺盛で、始末に悪い。マスメディアが調子よくおだてているので、ますます増長する。そう煽っているマスメディアの無責任さは、なお呆れ果ててしまう。
しかし、仙谷由人官房長官は、「甘受」舌禍が、これからの米軍沖縄普天間飛行場の辺野古移設問題の解決をこじらせるのは、早くも目に見えている。こうなると、普天間飛行場は、危険極まりない現状のまま、維持されることになりかねない。どうせ「甘受」という言葉を使うなら、なぜ仙谷由人官房長官の地元である徳島県内への移設を提案しないのか。
身勝手な発言には、官房長官という責任ある立場にいる覚悟と義務感が少しも感じられない。これが所詮は、左翼・新左翼政治家の実態である。ところが、左翼・新左翼政治家は、他人の失敗には、厳しい。
柳田稔前法相が、「皆さんも、何で柳田さんが法相と理解に苦しんでいるんじゃないかと思うが、一番理解できなかったのは私です。私は、この20年近い間、実は法務関係は『1回も触れたことはない』『法務大臣とは良いですね。二つ覚えときゃ良いんですから。 個別の事案についてはお答えを差し控えますと、これが良いんです。 わからなかったらこれを言う。で、後は法と証拠に基づいて適切にやっております。この二つなんです。まあ、何回使ったことか。』」などと得意顔で講演したことが舌禍となり、辞任に追い込まれたのは、記憶に新しい。
菅直人首相は、仙谷由人官房長官とともに、内閣支持率の急落の原因を小沢一郎元代表の「政治とカネ」問題にすり替えて、「3匹目の柳の下のドジョウ」として利用しようとしている。いくらなんでも、小沢一郎元代表が菅政権の支持率浮揚のダシに利用されるワケがない。国民の目もいつまでもフシ穴ではない。世論調査で「小沢一郎は、国会で説明責任を果たすべきか、どうか」と二者択一で聞かれれば、大抵の 国民有権者は、「出席すべきだ」の方に「○」印をつけるに決まっている。ただそれだけのことである。
安倍晋三政権のときは共産党が「閣僚の政治資金管理団体の事務所経費」を次々に突いて、悩ました。福田康夫政権のときは、民主党など野党が「首相の無気力無能さ」を言い立てきた。麻生太郎政権のときは、「漢字読めない首相」「カタカナに振り仮名を書いている首相」と基礎的教養不足をヤユし続けた。鳩山由紀夫政権のときは、「母親のカネ」と「ブレる発言」の揚げ足取りであった。
しかし、菅直人政権は、政治家としての資質、能力、責任感を問うもので、傲慢さ、無神経さが問われており、菅直人首相と仙谷由人官房長官自身のそれこそ、人格の欠陥に根ざしている問題である。一日も早く退陣した方が、国民のためになる。
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