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危うい日韓のシビリアンコントロール(下)
2010/12/15(水) 午後 1:14
ハリウッド的ネーミングの「戦略的忍耐」で様子見を決め込んでいたホワイトハウスが急にバタバタと動き出したのは、訪朝したヘッカー元ロスアラモス研究所長が寧辺で整然と並ぶ2000基以上の遠心分離器を見せられてからである。
自分が危うくなると動き出す米国人気質を北朝鮮(おそらく金正恩)に見透かされた格好だが、それを境に「数十単位の遠心分離器を保有している可能性がある」と悠長なことを言っていたワシントンは、「寧辺以外にもウラン濃縮施設が少なくとも1カ所」(クローリー国務次官補14日定例記者会見)をはじめ、「4〜5箇所ある」「年間4〜10の核爆発物を作り出すことが出来る」云々と北朝鮮脅威論を半パニック状に叫び出し、延坪島砲撃事件を最大限利用して日韓の尻を叩くようになった。
韓国では米国の一貫しない態度に疑問の声が上がり、対話による緊張緩和論が野党中心に出ているが、 ハリウッド的ネーミングの「戦略的忍耐」で様子見を決め込んでいたホワイトハウスが急にバタバタと動き出したのは、訪朝したヘッカー元ロスアラモス研究所長が寧辺で整然と並ぶ2000基以上の遠心分離器を見せられてからである。
自分が危うくなると動き出す米国人気質を北朝鮮(おそらく金正恩)に見透かされた格好だが、それを境に「数十単位の遠心分離器を保有している可能性がある」と悠長なことを言っていたワシントンは、「寧辺以外にもウラン濃縮施設が少なくとも1カ所」(クローリー国務次官補14日定例記者会見)をはじめ、「4〜5箇所ある」「年間4〜10の核爆発物を作り出すことが出来る」云々と北朝鮮脅威論を半パニック状に叫び出し、延坪島砲撃事件を最大限利用して日韓の尻を叩くようになった。
韓国では米国の一貫しない態度に疑問の声が上がり、対話による緊張緩和論が野党中心に出ているが、米国に去勢された世界でも稀な親米国の日本では与野党、マスコミともに反応が鈍い。
オバマ政権内では国務省の協商派と軍部強硬派の溝が深まっているが、マレン米統合参謀本部議長は14日もイラクに飛び、「朝鮮半島で戦争の危険性が高まっている。北朝鮮が新たな挑発をする危険性があり、権力の継承問題が絡んでいる」と米兵の前で演説した。
その前日の13日にはブレア米国家情報局前局長がCNNに出演し、「韓国は北朝鮮への忍耐力を失っており、北朝鮮に対して軍事的措置を取る(可能性がある)」と述べている。
手分けして半島での緊張を煽っているのは、日韓政府に危機感を募らせ、米軍の「抑止力」への依存心を高め、操ろうということであろう。
それにしても、マレン米統合参謀本部議長らの発言を聞いていると、一貫性がなくしきりにぶれ、北朝鮮の状況を正確に把握しているのかと心配になる。
金正恩後継問題に強引につなげているのは、情報の質量と分析力が不十分であることがうかがわれる。
最近の特徴は中国を牽制し、対北圧力行使に期待していることだが、焦っているようだ。
多くの犠牲を払って軍事的に制圧したイラクも、先のノーベル平和賞授賞式に中国に同調して欠席するなど、中国の経済的政治的な影響力が強まっている。
マレン米統合参謀本部議長が韓国、日本からイラクまで飛んだのも、アフガンを含めた同一帯における米国の劣勢を日韓の軍事力で補完しようとの野望が隠れているように読める。
一連の動きは、国連決議違反のイラク侵略責任を負うべきネオコンの影響が払拭されていないことを物語るが、その残党は日本の各界に潜り込んでいる。
マスコミも勿論、例外ではない。
ジャパニーズ・ネオコンを識別するリトマス試験紙がマレン米統合参謀本部議長の「(米韓合同軍事演習への)日本の参加を望む」発言であるが、正直と言うべきか単細胞と言うべきか、産経新聞が12日の主張「米統参議長提案 日韓の防衛協力が肝要だ」で早速馬脚を現した。
イラク、アフガンなどで戦争を仕掛けた米軍を「抑止力」「平和と安定」の守護神であるかのように崇め、自国憲法を「非現実的」と否定する卑屈な対米思想はネオコンならではの発想である。
マスコミの御用化には構造的な問題があり、労組が衰退し、経営側の思惑で動いていることが与っている。
コメント(22) コメント投稿
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では与野党、マスコミともに反応が鈍い。
オバマ政権内では国務省の協商派と軍部強硬派の溝が深まっているが、マレン米統合参謀本部議長は14日もイラクに飛び、「朝鮮半島で戦争の危険性が高まっている。北朝鮮が新たな挑発をする危険性があり、権力の継承問題が絡んでいる」と米兵の前で演説した。
その前日の13日にはブレア米国家情報局前局長がCNNに出演し、「韓国は北朝鮮への忍耐力を失っており、北朝鮮に対して軍事的措置を取る(可能性がある)」と述べている。
手分けして半島での緊張を煽っているのは、日韓政府に危機感を募らせ、米軍の「抑止力」への依存心を高め、操ろうということであろう。
それにしても、マレン米統合参謀本部議長らの発言を聞いていると、一貫性がなくしきりにぶれ、北朝鮮の状況を正確に把握しているのかと心配になる。
金正恩後継問題に強引につなげているのは、情報の質量と分析力が不十分であることがうかがわれる。
最近の特徴は中国を牽制し、対北圧力行使に期待していることだが、焦っているようだ。
多くの犠牲を払って軍事的に制圧したイラクも、先のノーベル平和賞授賞式に中国に同調して欠席するなど、中国の経済的政治的な影響力が強まっている。
マレン米統合参謀本部議長が韓国、日本からイラクまで飛んだのも、アフガンを含めた同一帯における米国の劣勢を日韓の軍事力で補完しようとの野望が隠れているように読める。
一連の動きは、国連決議違反のイラク侵略責任を負うべきネオコンの影響が払拭されていないことを物語るが、その残党は日本の各界に潜り込んでいる。
マスコミも勿論、例外ではない。
ジャパニーズ・ネオコンを識別するリトマス試験紙がマレン米統合参謀本部議長の「(米韓合同軍事演習への)日本の参加を望む」発言であるが、正直と言うべきか単細胞と言うべきか、産経新聞が12日の主張「米統参議長提案 日韓の防衛協力が肝要だ」で早速馬脚を現した。
イラク、アフガンなどで戦争を仕掛けた米軍を「抑止力」「平和と安定」の守護神であるかのように崇め、自国憲法を「非現実的」と否定する卑屈な対米思想はネオコンならではの発想である。
マスコミの御用化には構造的な問題があり、労組が衰退し、経営側の思惑で動いていることが与っている。
(新世紀人コメント)
「米国に去勢された世界でも稀な親米国の日本」→「纏足された宦官」(石原慎太郎の言葉)ですな。
勇ましい?宦官も居るでしょうね。
マレンの発言は狂気・凶暴なものであり、決して甘く見てはいけない。
米国延命の為には朝鮮半島が火の海になっても構わないと考えていても不思議ではないのだ。
彼等の尻には花火がついているから何をやってもおかしくはないのだ。
北朝鮮の核施設に爆弾を落とす可能性は考えて置くべきだ。
2011年から2012年にかけて照準を合わせて米軍は第二次朝鮮戦争に踏み切る可能性を考えて置いた方が良い。
反戦運動の備えをしておくべきだろう。
イラクから撤退→アフガニスタンから撤退→第二次朝鮮戦争の開戦→世界中からの対米批判の嵐 → ソ連のアフガニスタン撤退のような”米軍極東撤退のどさくさ”に紛れて米国政治秩序の解体改編の強行
と言った経過を辿るのかもしれない。
参考投稿↓
危うい日韓のシビリアンコントロール(上) ・(中)(河信基の深読み)…これでは米軍は朝鮮戦争の引き金を引ける状態と言える
http://www.asyura2.com/10/senkyo102/msg/126.html
投稿者 新世紀人 日時 2010 年 12 月 14 日 10:08:49: uj2zhYZWUUp16
2 81 +−
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