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このブログで昨日も紹介したが、15日、都内のANAインターコンチネンタルホテルで開催された61回目の小沢一郎政経フォーラムに、朝早く起き、慌ただしく犬の散歩などを済ませ、うちの奥さんと新幹線で駆け付けた。会場に着いたのは開始の15分ぐらい前で、会場はほぼ満員。空席を探すのが大変であった。7,8百人程度は参加していたと思われる。男性が多かったが、女性も若い方から年配者までいて、多様な出席者であった。
今回のフォーラムの講師「日刊ゲンダイ」編集局長藤田学(まなぶ)氏が、「”脱小沢”政治に何の意味があるのか」という演題で語られた。藤田氏は、2008年から編集局長に着任し、昨年鳩山・小沢政権になってから、旧来の政治体制を打破するため、大手のマスコミとは一線を画して徹底的に小沢氏らの政治を支持する報道を行ってきた。小沢新聞と言われても一向に構わない。今の菅政権は自民党と何ら変わらなく、かえって自民党よりも悪くなってきたと言われていた。
最近執行部が、野党が特に問題にしていなかった小沢氏の政倫審問題を俄かに持ち出してきたのは、茨城県議選で惨敗することを知っていたこと、仙石長官、馬淵大臣の問責問題の目をそらせるため、小沢氏問題を持ち出して目くらましをしていると断言していた。国民は、景気、予算を何とかしてほしいと思っているのであって、誰も政倫審が国家の中心課題ではないと思っているものを、まるで日本の最大課題のようにしているのが今の執行部であると糾弾していた。
また野党とマスコミは、小沢氏がなぜ政倫審に出ないかと非難している。藤田氏は、小沢氏がそれを拒んでいる理由を述べ、その考えは正しいと言い切った。その理由とは、本ブログで何回か述べた理由とほぼ同じであったので意を強くした。
藤田氏によれば、例え小沢氏が政倫審に出ても、強制起訴の裁判を控えて、答えられることと答えられないことがあり、結局野党の政倫審後の会見で「十分説明責任がなされていない」「答えが灰色だ」などと言われ、マスコミに叩かれる。さらに、ただでも小沢ネタに飢えているマスコミは、今度は言い逃れが出来ない「証人喚問だ」と、野党と同調して延々と騒ぎ出すに決まっている、と述べた。
実際、小沢氏もこの講演の中で、政倫審に出て納得してもらい国会審議がスムーズに進み、民主党がまた選挙に勝つことが出来るという見通しを執行部が担保しているのなら、出ることにやぶさかではないが、その保証は何も担保されていないとうニュアンスで言った。しかしこの話の中では政倫審に出席しないとは言っていないのに、TVでは「出席しない」と断定されて報道されてしまう。恐ろしいものである。
また、小沢氏は、ニコニコ動画の出演の時にも言ったが、今の政治は政治主導になっていなく、結果責任を誰も取ろうとしないと言った。確かに昨日のブログにも書いたが、誰ひとり選挙結果等について責任を取らない。
藤田氏の講演後、2,3質問を受けたが、ある質問した夫人は、かつての自民党の方が余程潔く責任を取って辞任していたと言って、今の党執行部を強烈に批判していた。
また手を上げて意見を述べたある夫人は、日本の新聞で最もまともな意見を述べているのは日刊ゲンダイで、毎日読んでいるといっていた。そして、「仙石官房長官の顔がどんどん悪相になっていく」というくだりでは、出席者から大爆笑が起こった。藤田編集局長も、今後も大手マスコミが書かない、書けない記事をどんどん書いていくと述べた。
小沢さんの話の後、人気歌手に群がるミーハー族よろしく、小沢さんと写真を撮ってもらうべく家内と押し合いへし合いして並び、写真を撮らせてもらった。なかなか近づけない位の人気であった。押し合いへし合いしている中、名古屋からもう2回も出席している女性もいたし、先日の東京でのデモに出席した人もいた。小沢さんもこういう人たちから元気をもらっているのであろう。
家内は2回も握手してもらって大喜びであった。私も小沢さんに、政治ブログで小沢さんを支援していますと自己紹介すると、「あーそうか」と言われた。小沢さんはもう私の顔も言われたことも覚えてはないと思うが、自分自身としては直接握手してもらって、心を新にした次第である。ますます好きになった。
小沢さんは、「ここに来ているような皆さんが、一人でも二人でもこのような輪を広げていくことが、日本を良くすることであり、協力してほしい」と言われていた。また、日刊ゲンダイの藤田氏も、駅の店頭でしか買えないような新聞ではあるが、大手マスコミに負けないように頑張ること、またここにきて意欲が湧いてきた事などを話されていた。
皆さんも是非その輪を広げて頂きたい。また一度、小沢さんと直接会える機会を持つ事も是非お勧めする。百聞は一見にしかずである。
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