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2010年12月15日水曜日
小沢氏の政倫審出席要請、首相「党の意思」
http://haru55.blogspot.com/2010/12/blog-post_3841.html
本当に党の意思なの?
菅首相は小沢さんの政倫審出席要請は「党の意思」との認識を示したそうだ。
「党の意思」そのものの定義はナンなの?
なぜこんなに反発が多いのに「党の意思」なの?
菅首相、仙石・前原・枝野・岡田氏等の反小沢と呼ばれる議員の意思であって、「党全体の意思」では無いはずだ。
では菅内閣の支持率は「国民の意思」と捉えてもいいのかな?
80%近くの人がノーと言っている。小沢さんに政倫審出席を要請する前に「国民の意思」に対し答えてもらいたい。
国民は「党内抗争などしていないで、まともな政治をしてもらいたい」と考えているのではないか。
そもそも2度の代表選挙で「終わったらノーサイド」といいながら、徹底的に小沢排除を目論んだことが、党内抗争の原因ではないのか。
小沢さん側からは何も仕掛けていない。
小沢さん自身は、挙党一致のためなら何でもすると言っている。
物事を円滑に進めるためには、細か気遣いが必要である。
根回しも時と場合によっては必要だ。(というか根回しなしでは国会運営は進まない。)
それは、党内に対しても、野党に対しても同様である。
コチラ側がけんか腰であれば、相手も聞く耳をもたない。
岡田幹事長を見ていると、細かい気遣いと自らが働きかけるという意思に欠けているように思えてならない。
戦略というものが感じられない。
今の民主党は、自由党と合併する前の民主党とは違うことを理解していない議員が多い。
現在の民主党の支持者の半数近くは、小沢さんの支持者である。
連戦連敗の選挙結果を見ればわかるように、小沢支持票が地方選挙において他に流れている。
少なくとも世論調査等において20%近くの人がどんなことがあろうとも小沢さんを支持している。
現在の反小沢執行部に対する批判票が一時的に他に流れていると見るのが妥当な分析だと思う。
であるからして自民党も勝ったからと言って安心してはいられない。本来、小沢さん支持の保守系支持者が一時的に現民主党執行部へのお灸として他の野党に投票しているに過ぎないからだ。
「政治と金」の問題でも自民党の方が汚いと思っている国民の方が多い。
実のある与野党の政策論争が見てみたいものだが、期待する方が無理のようだ。
政治家に対する(政治ではない)不信感が増幅している。
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