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菅と仙谷「沖縄は辺野古移転を甘受せよ」に対して、「政権は不真面目であり、政府こそ駄々っ子である。政府の本音に強い怒りが現地に満ちている。知事の選挙公約も妥協の余地を捨てたもので、知事は強い不快感。菅直人首相は来県しても無駄であり、向かうべきは米国であろう」と琉球新報と沖縄タイムス。
(参照NPJ)「甘受」 発言 駄々っ子はどちらなのか(琉球新報)「甘受」 発言 「誠に遺憾」 知事、強い不快感(琉球新報)[仙谷氏 「甘受」 発言] 政権の不真面目を憂う(沖縄タイムス)「沖縄差別そのもの」 仙谷発言 にじむ政府の本音 名護や宜野湾、強い怒り(沖縄タイムス)首相来県中止求める 県内移設反対県民会議 「向かうべきは米国」(沖縄タイムス)
※NPJ=News for the People in Japan=http://www.news-pj.net/
【再選、仲井眞知事を襲う外務省沖縄事務所の策動(佐藤優)】(週間金曜日12/10P36)政府は「日本国家全体のために沖縄が犠牲になるという国家意思が確定したのだから、沖縄はそれに従え」。対する沖縄県知事は「選挙公約は県内移設容認に含みを持たせた主張を掲げていない」
「外務省沖縄事務所は協力者を養成‥‥(その諜報分断)活動に注意せよ」「尖閣、日米同盟、地域振興で、霞ヶ関が一体となって沖縄に圧力をかけ」知事を「自分が捨石になって、辺野古を受け入れるしか沖縄が生き残る道はない」に追い込む、と佐藤優さんは過去の政府策動に基づいて警告した。
そういえば、尖閣沖縄領確認決議をした県議会や石垣市議会の動きは矛盾に満ちている。これらの宣言は沖縄と経済交流の深い台湾との間に楔を打ち込むものである。安倍晋三が訪台して台湾政府の黙認を策動したと思われるが、これらは、外務省沖縄事務所の諜報分断活動ではないか?
前知事の稲嶺氏は「普天間は軍民共用空港化」を公約として太田知事を破ったが、現地市民の反対に会い環境調査を先延ばししている間に沖縄国際大学米軍ヘリ墜落事故が起きると「アメリカへ即時撤退」と叫んで、一切の辺野古計画を放棄した。(Wiki)
破れた太田知事は沖縄経済自立政策を次々と実行して、政府の借地料や基地従業員給与および補助金への沖縄GDP依存度を5%まで下げていた。そして、自らワシントンに乗り込んで交渉していた。沖縄市民の強い後押しがあったからである。
米軍と「抑止力」は無関係で「軍事的危機の原因」であり、イラクやアフガニスタンで虐殺していると、沖縄市民の80%以上が認識している。その「抑止力」で文句を言わせないために、米軍と日本外務省・国交省(海保)は天安艦沈没を機に米韓・米日軍事演習を激化させて北朝鮮を挑発した。
日米共に「民主」党政権とはかけ離れた非民主的な軍事外交と内政鎮圧を行っている。それに嬉々?として尖兵を演じる政権は邪悪というほかない。
(引用)「市長選から県知事選までの状況を(政府が)全く受け止めていない」「弁護士でもある官房長官の『甘受』発言に『人権を守る立場の弁護士の感覚とは思えない。沖縄差別を絵に描いたような発言だ』」(沖縄タイムス)
菅直人の訪沖が強行されても、結果は岡田が外務大臣の時の訪沖と同じ結果になる。延期して、その間に外務省は沖縄分断を進めるだろう。その分断を支援するために、釣魚(尖閣)か朝鮮半島で事件が起こされるかもしれない。
「人権のためには戦争も辞さない。それには強力な軍事的抑止力が不可欠であり、それによって、無法国家を包囲する軍事大演習による威圧が可能になる」
この考え方が、クリントンと仙谷という、日米「元人権派弁護士」政治家に共通する。日米政権内部での歯止めが無くなっている。
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