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予算委員会等で代表質問を行なう場合、予め質問内容を内閣に提示しておくのが慣わしではなかったか。そのおかげで官僚の深夜帰宅が横行しているらしいが。大臣とて微に入り細にわたって官庁の仕事を熟知しているわけではないから、手分けして答弁書を作成することとなる。なんにおいても「質問」しようとする者は、「何を明らかにしたいのか」を答弁者に示さなければ話が始まらない。
では小沢氏の政倫審招致についてはどうか? 野党各党は「説明しろ!」とは声高に言っているが、「何について説明を聞きたい」と具体的に突き上げる声は聞こえてこない。なぜ質問事項を箇条書きにして迫らないのか? 新聞が書き散らかした疑惑の数々があるではないか。各紙のバックナンバーを調べ上げれば簡単だと思うのだが、なぜやらないのか?
「結局、追求すべきことが分からないのだ」が正解なのか、そんな事はあるまい。新聞が結末をはっきり書かなかった疑惑の数々を、片っ端から質問すればよいだけのこと。それでも誰も「質問事項」を言わないのは、言えないからではないのか。検察が小沢氏を不起訴にしたのは「有罪」「無罪」以前の問題だ。そのことについて一つ一つ話を蒸し返して追求すると言うことは、いわば「言い掛かり」「難癖をつける」に等しい。
先の国会で自民党の弁護士参院議員が官房長官を「侮辱罪」で告訴するとかしないとか、という話を覚えているだろうか。あまりに「ひどい発言」「中傷」には対抗する手段が取れる。小沢氏に対する場合も、疑惑のほとんどがガセネタであるらしい事を議員は薄々知っているから、テレビや新聞の前で「具体的な疑惑」発言をすれば記録が残り、あとでカウンターパンチが来た時のことを恐れているのではないのか?
「政治とカネ」はもはや呪文のたぐいだ。中身を知らずにただ唱えている「お経」と同じだ。「外見がワルそうだから」みんなで遠巻きに囃し立てている弱虫どもと同じだ。もし小沢氏の掲げている政策が気に入らないのなら、公開の場で反論すればよいだろう。反論しても国民の支持が得られそうにないから、陰湿ないじめで失脚を狙っているのか?もし本当にやっていないとしたら「私はやっていない」としか言いようがないではないか。それとも前田元検事のように「虚偽の供述」を取りたいために、証人喚問だ政倫審だと騒いでいるのか?
民主党は「法廷で明らかになるのだから、国会で騒ぐことではない」と突っぱねればいいのだ。公判前に「道義的責任」で頭を下げさせたとして、もし判決で無罪になったら「どうオトシマエを付ける」気だ? 順序が逆だろう。起訴されただけで「罪人」になるのなら、裁判所はいらんわい。
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