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2010-12-14 18:41:56
日本と言う国は、『裁判』より『国会』の方が<優位>に来るらしい。
民主党の207人。
自由民主党。
公明党。
みんなの党。
共産党。
社民党。
たちあがれ日本。
新党改革。
五大全国紙。
全国チェーンのテレビ局。
各地方紙。
各地方テレビ局。
78%の日本人。
以上の者共が、「裁判より国会の場」が優先する、と信じている。
「何が何でも、小沢を国会の場に引きずり出して、糾弾してやる!」
『政治とカネ』
『西松建設事件』
上記に掲げた各グループに属する日本人のうち、一体何人が「それらの何処が問題なのか」を、はっきりと説明出来るのだろうか。
『いわゆる<政治とカネ>の問題』
・・・いわゆる・・・
と言う事は、<「単なる風評」で、色眼鏡を通した無責任な「はやり言葉」に過ぎない事>を宣言している事である。
NHK を始め、どのアナウンサーも、どのコメンテーターも、どのキャスターも、「いわゆる 政治とカネ」という言い方しかしない。
恥ずかしくも「報道」と名乗っておきながら、「無責任な風評の話をします」と、宣言している訳だ。
彼等は、少しも恥ずかしくないんだろうなあ、きっと。
『恥を知る』様な、やわな人間では、日本のマスコミ業界人にはなれないのだそうです。
「起訴されている者は、法廷での不利益を生じる恐れが有る<国会政治倫理審査会>に出席する義務はない」
と言う「大前提となる規定」も、こと『小沢問題』に関しては、適用されないらしい。
「検察審査会」が、検察が不起訴にした嫌疑に対する異議申し立てでは無く、元々起訴項目になかった事を挙げて、『不起訴不当』としている事の<違憲性>も、小沢問題に関しては、不問に処されるらしい。
そして、強引に法廷にたたされる人物に対して、審理が始まる以前に「国会で全てを明らかにせよ」と迫る事の、司法制度に対する「国会の優位性の主張」という、法的根拠のない主張の不思議さも、小沢問題に関しては、取り上げられないらしい。
『検察審査会』なる組織の、非常に怪しげな構成ぶり、非常に怪しげな審理実態の事も、小沢問題では「問題ない」らしい。
要するに、日本は『法治国家』ではない訳だ。
勿論、起訴された事例の99%に有罪判決が出る、という特異な裁判制度が、果たして「司法の独立」を実践しているか、という根本の問題点は、ここでは別にしてもである。
そして、最初に挙げた「小沢を国会の場に引きずり出したい」全員が、<小沢の有罪性>を前提においてしか、事を進めようとしていないのだ。
『東京地方検察局特別捜査部』という、日本最強の「独裁的最強捜査組織」が、その持てる全ての、人的、物的、可能性を傾けて、2年近く「結論有りき」に導く捜査を行った挙げ句に、なんら「不正」も「不審な点」も出てこなかった、という事実も、無視して「招致」を主張する。
つまり、国会は「特捜部」より厳正な捜査機関で、「裁判所」より公正な司法機関である、と主張していることになる。
しかも、完全に「小沢有罪」を前提において。
良いだろう。
それだったら、強制起訴に依る裁判の審理を、国会の場でやれば良い。
どうだ。
そうすれば、一切の疑問も、一点の曇りもなく、小沢の実像の全てが明るみに出せるであろう。
そして、皆の「期待に背いて」一切の不正が見つからなかったとしたら?
君たちどうするの?
「おめでとう御座います」
「小沢さん、貴方は無罪です」
と、ニコニコしながら挨拶しに来るのか!?
「今までの、ありとあらゆる<言いがかり><一方的糾弾><犯人扱い><人間性の否定><一方的有罪宣告>が、全て『誤りでありました』と、謝りにでも来ると言うのか!?
<五大紙とその社長、編集主幹、デスク、政治部記者>と、<全国キー局テレビの社長、報道局長、みのもんた以下全ての「キャスター」「コメンテーター」「ひな壇芸能人」と<全野党議員達>と、<『民主党』の207名>とが、小沢氏の前に進み出て、頭を下げるとでも言うのか。
彼等は、あらゆる事柄に於いて、自己反省や謝罪は、一切、金輪際しない。
とにかく、「説明しろ」「説明しろ」と喚き立てるだけ。
『恐れ入りました。西松建設から4億円のワイロを受け取りました。見返りに公共事業に便宜を図りました。私財を溜め込みました。私が悪う御座いました。』
という「セリフ」を小沢が吐く事しか、求めていない。
要するに、「実際の背景」も、「真実」も、一切どうでも良いのだ。
早い話が、小沢を失脚させたいだけ。
そうならなかったら、一体どうする?
その後、一体どうしてくれる気だ?
▶<小沢元代表>招致めぐり駆け引き持久戦(毎日見出し)
>菅直人首相は14日、小沢一郎元代表の衆院政治倫理審査会(政倫審)への招致を巡り、岡田克也幹事長に対応を一任した党役員会決定について「党の意思として出席を要請することは大変大きな意味を持っている」と述べ、招致実現に強い意欲を表明した。
>首相や岡田氏は来年の通常国会で野党との協議を実現するにあたっての障害を取り除くため招致を急ぐ意向。一方、小沢氏は岡田氏の会談要請に無言を貫いており、党内の駆け引きは一段と激しくなりそうだ。
>首相は小沢氏について「代表選でも『国会が決めれば出て行って説明する』と国民との約束という形でおっしゃった。そうされることがご本人にも民主党にとっても良い」と説明責任を求める考えを強調した。
これは、『第五検察審査会』の詐欺的「答申」が出る前の発言である。
状況は変わった。
冤罪にしろ、法廷に出るからには「自己を防衛」しなければならない。
その為には、対検察の為の、各種戦術も有ろうと言う物だ。
切り札となるであろう「資料」等も有る筈だ。
法廷の流れを、こちらに有利に進める為の、あらゆる準備と戦術とが有る。
それらを、実際の法廷で「繰り出す」事に依って、効果を発揮するのだ。
そのようなあらゆる要素を、一切伏せたままで、「政倫審」に出た所で、魔女裁判の「異端審問官」になりたがっている上記の議員達が、納得する筈はなかろう。
今までの、何度も行われた「記者会見」でも説明で、一切納得しない輩である。
「何も不正な事は致して居りません」
「取引銀行の出納明細書も全てお出し致して居ります」
資料は全部提出された。
しかし、納得しなかった。
納得しようと言う姿勢はない。
かといって、「政倫審」の場で、切り札を曝して、法廷闘争の場に於ける「検察側」を有利にする様な行動がとれる筈がない。
『国会で決まった事には従う』
この発言をした時点と、その後とでは、状況が完全に変わってしまっているのだ。
その事を、誰も言い出さない。
民主党の「親小沢」派の議員達ですら。
「予算編成や、やる事が山積している時に、党内でもめていていいのか」
と言う様な反論しか、聞かない。
「親小沢」民主党議員達よ。
少しは考えろ。
>岡田氏も視察先の新潟県胎内市で「疑惑を持たれたら国会で説明する、基本はそういうことだ」と指摘した。「政治とカネ」への世論の批判に応えるため安易に引かない決意を強調し、小沢氏との会談を急ぐ考えを示した。帰京後、夕方には首相官邸を訪ね、菅首相と対応を協議した。
常に変わらず、言う事は同じ。
「政治とカネ」の批判に答えるべき。
だから、何が「政治とカネ」なのだ。
<いわゆる>何が問題なのだ。
何が、批判されなければならない如き、不法行為なのだ。
民主党が、<いわゆる「政治とカネ」の疑惑>による批判に応えるには、「国会の場で」説明する事、等では無い。
<民主党として、小沢氏に対する糾弾がいかに不当な物であるか、を具体的に国民に「説明する」事>だ。
他に何が有る。
それにしても。。。
>小沢氏は、都内の飲食店であった小沢氏支持の新人議員グループの秘書らの会合にも出席し「次の選挙で当選することが1回生議員の最大の使命だ」とあいさつした。
【毎日新聞/12月14日(火)22時6分配信】
全く、彼は正しい事しか言わない。
この期に及んでまでも。
悔しいだろうに。
腹の中は、いらだちと、戸惑いと、怒りとが煮えたぎっている筈なのに。
「党勢の維持」と「拡大」の事しか、考えていないかの如くに振る舞う。
この様な、小沢の持つ「太刀打ち出来ない」大きさが、仙谷菅岡田前原一派をして、恐れさせ、苛立たせるのだろうなあ〜。。。
全員を納得させ、小沢を復権させるには、「国会内で裁判の審理」を行うしか、最早手は残されていないのではないのか。
そうでなければ。
「衆院政倫審」では満足せず。
次は「証人喚問」。
そして、実際に裁判が何時始まるのかもあやふやな状態で、引き延ばしに引き延ばし、その間たっぷりと「いわゆる政治とカネ」と言い続けるのだ。
そして、後は彼自身が病に倒れるのが先か、CIA の手先が暗殺するのが先か。
そのような解決法しか、あり得ない「出口無し」の堂々巡りに終始するのみ。
国会の場で、特別裁判をやろうぜ。
司法の場より、国会が優位にあると考える以上、それくらいの離れ業は、何でも有るまい。。。
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