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1972年2月に発覚した「ロッキード事件」は、実はニクソン・キッシンジャー米政権が米国の世界支配に逆らう田中角栄氏を「反米政治家」と断 じてCIAと東京地検特捜部に直接指令を出し事件をでっち上げ大手マスコミを使って「悪徳政治家」「金権政治化」の世論をつくり、田中角栄氏を政治的にも物理的にも抹殺した「政治謀略」だった可能性が暴露されています。
田中角栄氏は1976年7月に受託収賄と外国為替・外国貿易管理法違反の疑いで逮捕・起訴され裁判中に脳梗塞となり最後はぼろぼろの姿で亡くな られました。
田中角栄氏の愛弟子であった小沢一郎氏への東京地検特捜部と大手マスコミによる一連の攻撃は38年後の今再現された「ロッキード事件」そのものです。
米国支配層は「対等の日米関係」「抑止力は第七艦隊だけで十分」「東アジア共同体構想」を主張して昨年9月に歴史的な政権交代を実現させた革命 家小沢一郎氏を米国の国益を損なう「反米政治家」として抹殺の対象にしたのです。
2009年3月の「西松建設偽装献金事件」、2010年1月の「陸山会土地購入事件」、2010年4月と11月の東京第五検察審査会の「起訴相 当議決」による「小沢氏強制起訴」そして現在の「政治倫理審査会への強制招致」と「民・自・公・み」の「大連立」の策動はすべて米国支配層の明確な意思に基づいてCIAと日本人エージェントで ある菅・仙谷・前原・岡田民主党執行部、自民党清和会・公明党、検察・警察、裁判所、大手マスコミ、経団連、極右・暴力団によって実行されているのです。
インターネットの爆発的な普及はここ5−6年のことですが、もしも1970年代にインターネットが今のように普及していたら、東京地検特捜部と 大手マスコミの「大本営発表」による世論誘導の嘘と欺瞞に多くの国民が気づき「ロッキード事件」は違った展開になっていたと思われます。
インターネットが日常生活に欠かせないインフラになった現在、「小沢氏抹殺事件」と「ロッキード事件」とは一体どこが違うのでしょうか?
最大の違いは、田中角栄氏は検察と大手マスコミによって偽造された「反田中」の世論に孤立無援だったのに対し、小沢氏一郎氏は真実を見抜く多くの 国民の支持・支援をすでに獲得しており支持が日々増えている事です。
なぜならば、小沢一郎氏こそ「国民生活が第一」「対等な日米関係」を掲げて国民の多数の支持を獲得して昨年9月の歴史的な政権交代を成し遂げた 張本人であったからです。
2009年8月30日の総選挙で3000万人有権者が「大企業優遇」「対米従属」「弱肉強食社会」の自公政権を拒否して「国民生活が第一」「対等 な日米関係」「自立共生社会」の鳩山・小沢民主党政権を選択しました。
すなわち「米国からの自立」を政権公約に掲げて多数の国民の支持を得たのです。
田中角栄氏は対米関係の見直しを政権公約として掲げることなく日中国交回復や石油・資源の独自開発や独自外交を推し進めたため米国支配層に「ロッ キード事件」を仕掛けられて失脚しました。
また「小沢氏抹殺」を実行する検察と大手マスコミと菅・仙谷・前原・岡田民主党執行部に対する国民の批判が広範に広がっていることが挙げられます。
一連の大手マスコミによる「小沢バッシング」報道の嘘と欺瞞を看破して「小沢氏抹殺」の背景や真相を理解し「小沢氏支援」に立ち上る賢明な国民が 増えてきているのです。
「ロッキード事件」では米国支配層による政治的陰謀の真相が隠され検察と大手マスコミによる「金権政治家」「悪徳政治家」のイメージが国民の頭に 刷り込まれた結果、田中角栄氏への支持・支援は極端に限定されたのです。
「小沢一郎氏抹殺事件」は田中角栄氏抹殺の「ロッキード事件」と同じ構図ですが、インターネットの力と賢明な国民の力で必ず失敗することは明らかです。
(終わり)
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