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小沢氏招致、岡田氏に一任=政倫審出席再要請へ - 民主党、対立深まる
民主党は13日午後、党本部で役員会を開き、小沢一郎元代表に衆院政治倫理審査会への出席を改めて要請、応じない場合は党として招致の方針を決めることを前提に、岡田克也幹事長に今後の対応を一任。岡田氏は当初、多数決でも招致を決める構えだったが、小沢氏に近い議員らの反発を考慮、方針決定を先送りした。
役員会後、岡田氏は記者会見し「早急に小沢氏と話し合いたい。出席がない場合は党で政倫審出席を決めなければならない」と述べ、小沢氏が拒めば政倫審で招致を議決する考えを示した。拒否し続けた場合、離党勧告などの処分に踏み切ることに関しては「想定していないし、考えてもいない」と否定。
一方、川内博史、森裕子両氏ら小沢氏に近い衆参議員約40人は13日夕「挙党態勢の確立」に向け両院議員総会の年内開催を目指すことで一致。党規約によると、両院議員総会は党所属議員の3分の1以上の要請で開催が可能で、川内氏らは署名集めに着手。
鳩山前首相は「国難の時だからこそ一つになって乗り切るパワーが今の民主党に必要ではないか」と述べ、岡田氏らをけん制。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010121300317
何か肩すかしを食ったような一日でした。小沢派の議員が妨害しようが、力で押し切るのではと思われた役員会でしたが、結局は岡田幹事長が今後の対応を一任されたという形だけのもので、これでは先送りしたと見なされても仕方がないでしょう。
ここで思い出されるのが、先の臨時国会における岡田幹事長の言葉です。岡田氏は臨時国会開催前には、「小沢さんには国会でお話をして頂きます」と野党に約束していた。しかし、その後の答えは次の一言でした。
「小沢さんとはまだ会えない状況です。」
これでは野党はペテンにかけられたも同然です。「小沢さんに会えない」との言葉に対して野党からは「何を寝言いってるんだ。」「言っていることとやっている事が違うだろう」と散々文句が出た。
岡田氏の面子は小沢一郎によって丸つぶれとなった。本来なら参考人招致でもこの態度ですから、今回は「証人喚問」で揺さぶりをかけなければならなかった筈です。
しかし、「証人喚問」では小沢は120%出て来ることはない。そこで離党勧告を臭わせれば、嫌々ながらも「政倫審」くらいには出て来るのではないか?
岡田氏や菅首相サイドにはそのような読みがあったと思います。ここでモタモタしていたら、小沢に逆に岡田氏は追い詰められてしまいます。
>拒否し続けた場合、離党勧告などの処分に踏み切ることに関しては「想定していないし、考えてもいない」と否定。
これってかなり当初言ってきたことと違うし後退していますね。これでは小沢は絶対出てこないでしょう。処分を考えてないって?ただ御願いするだけで小沢が出てくれるとでも思っているなら、本当にお目出度い話です。
岡田氏には菅内閣総辞職後の選挙管理内閣の顔としての出番があると見ていました。しかし仲間でさえも一気にこれで熱が冷めてしまいました。「やっぱり岡田さんじゃ無理だね」と言うことです。
小沢を民主党から追い出す最大のチャンスを自ら潰してしまったら、今度は岡田氏の政治生命が終わることになってしまいます。
岡田氏はまた前回と同じように「小沢さんと会えない」などと寝言をいって国民の失笑を買うおつもりなのか。離党勧告まで考えているとして、役員会で多数決でも決めると言ってきたのに、今回は余りにもお粗末過ぎます。
これでは小沢を恐れているとしか国民の目には写りません。
「一任は取り付けた、小沢さんには何が何でも国会に出て頂いて釈明してもらう」と何故言わないのだろう。余りにも政治センスがなさ過ぎやしませんか。
民主党はこんな事ばかり繰り返していると、支持率は更に下がりますよ。国民はもうあなた方にウンザリなのです。
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/52611688.html
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- 「国民はもう民主党にウンザリなのです」と言うより「自民党は二度とごめんだ、自民みたいになった民主にうんざりだ」が正解。 ウバカカ 2010/12/14 20:11:19
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