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植草一秀さんの著書『日本の独立』= 日本人なら、絶対に読んでおいた方がよい本だと思います(船井幸雄)
http://www.asyura2.com/10/senkyo101/msg/958.html
投稿者 Orion星人 日時 2010 年 12 月 14 日 03:14:16: ccPhv3kJVUPSc
 

http://www.funaiyukio.com/funa_ima/

日本の独立

 先月下旬に植草一秀さんから『日本の独立』(飛鳥新社刊)という彼の書き下ろしの近著をいただきました。
 植草さんは既知の人です。その経歴と発言にかねてから注目していました。
 「聖書の暗号」にも、彼のことが出て来ます。どうやら彼が逮捕された件は冤罪らしいな……と聖書の暗号を見て私は感じていました。
 ともかくアタマのよい、だれでも分るように、いろんな事象を解析し、対処策を提案する能力のある人のように思います。
この本『日本の独立』の内容は、まったくよく分ります。特に小泉・竹中両氏の権力者としてやったことについて彼なりに詳しく解明しています。
 私は同書により、「そごう」が最終的につぶされた理由を知りました。
 私にとりましては、世界一の百貨店を目ざして驀進していた「そごう」が2000年7月に突然、西武百貨店に合併され、その後、実体としては世間から消えてしまい、水島廣雄さんが晩節を汚さねばならなかった本当の理由がなかなか分らなかったのです。
 もっとも深く力を入れて付きあってきた百貨店ですし、水島さんには長年いろんな意味でお世話になりました。
 残念で仕方のないことだったのですが、この本を読んで理由がはっきりしてきました。
 経営者にとっては、政治家と銀行家は、どんなに親しくとも信用してはいけないようです。が、政治とか金融とかの世界の実態とは、そんなものなのでしょう。
 本書のサブタイトルは“主権者国民と「米・官・業・政・電」利権複合体の死闘”となっています。
 とりあえず目次を紹介します。

まえがき

I 六・二クーデターの真実
第1章 信なくば立たず
第2章 対米隷属派による政権乗っ取り
第3章 日本の支配者は誰か
第4章 小泉竹中政治への回帰

II 小泉竹中政治の大罪
第5章 日本経済の破壊
第6章 官僚利権の温存
第7章 政治権力と大資本の癒着
第8章 対米隷属政治
第9章 権力の濫用と官邸独裁
第10章 平成の黒い霧(1)新生銀行上場認可
第11章 平成の黒い霧(2)りそな銀行の乗っ取り
第12章 平成の黒い霧(3)郵政米営化・郵政私物化
第13章 平成の黒い霧(4)「かんぽの宿」不正払い下げ未遂事件
第14章 平成の黒い霧(5)日本新興銀行設立の闇

III この国のかたち
第15章 大久保利通と官僚主権構造
第16章 米国による日本支配構造の系譜
第17章 対米隷属の父・吉田茂
第18章 CIAの対日工作
第19章 カネによる政治の支配

IV 菅直人政権の「逆コース」
第20章 政権交代に託された5つの課題
第21章 財政再建原理主義・市場原理主義の毒
第22章 「最小不幸社会」政策下の不幸放置
第23章 「抑止力」という名のプロパガンダ
第24章 官僚意識を変革する秘策

V 主権者国民と悪徳ペンタゴンの死闘
第25章 小沢一郎氏の『政治とカネ』問題研究
第26章 前近代の警察・検察・裁判所制度
第27章 菅直人と小沢一郎の全面戦争
第28章 政界再編と日本のルネサンス

あとがき(転載ここまで)

 この本は、本体1714円ですが、ふつうの人なら2−3時間で一読できます。
 日本人なら、絶対に読んでおいた方がよい本だと思います。政治家や官僚というのは、どんな人たちなのか、米国とはどんな国なのか、日本に対しての彼らの考え方は?
 その米国の代理人のような日本の政治家や官僚の思考と行動は……などが、植草流の見方ですが、本書でだれにもはっきり分ると思います。
 しかも彼の見方は、ほとんど正しいようだ……と私は思うのです。
 充分に調べていますし、論理に矛盾がありません。
 はっきり言いまして最近読んだ本の中で、本書くらいアタマをすっきり整理してくれたのは他にありませんでした。
 私は、いまの資本主義や、利権がらみの政治や行政には、そんなに興味を持っていません。エゴまみれ、お金まみれの人非人たちのキツネとタヌキの化かしあいのような世界のようで、こんな世界がそんなに永続しないのは、まちがいないでしょうし、時流が、そのように動いていると思うからです。
 それでも、植草さんが、この本で書いていることぐらいは知っておいた方が絶対によいと思います。
 できることなら、日本国民としてとりあえず本書の内容を、信じる信じないは別にして知っておいてほしいと思い、きょうここに、紹介することにしたのです。
 できれば1800円を投じて、本書をぜひ御一読ください。
 多分、考え方が正しい方にかなり変るだろう……と思います。よろしく御了承ください。
                                           =以上=  

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コメント
 
01. 2010年12月14日 08:16:10: dlp5rHUhkk
現実の政治は権力闘争です。正義が勝利する保障はありません。むしろその逆ではないでしょうか。歴史が証明しています。しかし多くの国民の幸せのために正義が勝利する社会の実現に向かって諦めずに努力しなければなりません。二度と同じような誤りを繰り返さないために。植草さんもこの本で「明治6年の政変」のことに触れています。もしあの時西郷さんや江藤さんが明治を生き抜き彼等の考えで明治時代を築いていたらと残念に思われます。私は西郷さんと小沢さんが重なるのです。小沢政権の実現と植草さんの完全復帰を願う者です。植草さんにも日本のために世界のためにこれから働いてもらいたいと願っています。植草さんも命を賭けています。投稿された方のとおり多くの国民に購読してもらいたい本です。

02. 2010年12月14日 08:41:38: TDIjKrZeXk
植草さん
これからも日本人の為に真実を教えて下さい。
私は貴兄の事は未だに冤罪の汚名を着せられたと思っています。
これからも応援しています。

03. 2010年12月14日 10:55:36: 1gD1u7wERM
植草一秀さんが「小泉竹中政治の大罪」を弾劾するのには同意する。
しかし、同じようなことをしている闇将軍小沢一郎を持ち上げるのは不可解。
小沢一郎から金を貰っているからと言うのならば分かるが、金で主張を決める人は信用できない。
植草一秀さんのホームページには投稿できないので、質問もできない。

植草一秀さんは、小沢一郎の下記の売国政治についてどう考えているのか、書いて貰いたい。

小沢一郎が韓国大統領と約束した憲法違反の外国人参政権付与、
外国人の権利を日本人よりも高めるための憲法違反の人権擁護法、
密入国者が3年以上日本に住めば 日本人と同じ権利を与える憲法違反の外国人住民基本法、
外国(韓国・朝鮮)に住む外国人(韓国・朝鮮人)の子供への子供手当支給、
金正日を礼賛する朝鮮学校の学資補助等
の「韓国・朝鮮国民の生活が第一」の政治。

この日本国民にとって危険な小沢一郎の売国政治に関して何も言わない植草一秀さんは、小沢一郎のロボットとしか思えない。


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