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松戸市議選挙・茨城県議選挙での民主党敗北が岡田克也民主党幹事長に突き付けたもの 菅改造内閣が成立し幹事長に岡田克也が就任して以来、選挙で民主党の負けが深刻化している。平成22年6月20日行われた立川市議会議員選挙では民主党が公認・推薦した7名の候補者全員が当選したが、9月に岡田克也幹事長になってからは連戦連敗と言っていい状況だ。松戸市議選挙では現職5人が全員落選であり、11人擁立して2人が当選しただけだ。茨城県議選挙では24人擁立して6人が当選。これは現状維持だが、当選率は前回が5割、今回は2割5分だ。野党時代の前回の方が2倍の当選率だから、今回は惨敗と言っていい。 基本的に尖閣沖での中国漁船拿捕問題での迷走が背景にはあり、岡田克也が外相時代に行った行動の付けが回ってきている。つまり、岡田克也と前原誠司が中国カードを民主党内の派閥闘争に使ったことが今の民主党の低迷を招いている。 ただ、ここまで民主党が負けるのは異例だ。傀儡政治家は基本的に手厚い保護を受けていて、相当に不利な状況でも当選する。その典型が中川秀直であり、自民党壊滅とも言える昨年の衆議院選挙でも当選している。つまり、岡田克也が傀儡政治家として重要視されていればそれなりの援助があり、幹事長としての立場が危うくならないように民主党の大敗がそうそうは続かないはずだからだ。 では、何が起こっているのだろうか?可能性があるのは次の二つのケースだ。 1.アメリカの軍産複合体によるサポートよりも日本国内の反岡田克也勢力が強くなっている。 2.アメリカの軍産複合体が支配の方法を変えつつあり、岡田克也から梯子を外しつつある。 現実には両方の現象が起こっていて、アメリカの軍産複合体は岡田克也に最後のひと働きをさせようとしているのではないだろうか?それは、民主党の分裂、日本の政治的混乱の恒久化だ。小沢一郎氏が結局特捜部によって起訴されず、検察審査会などという面倒な手順を踏んでいるのは正に狙いが民主党解体にあるからだろう。 今でも十分に政治的に混乱しているが、もっとレベルの異なる混乱状況になることが狙われているように見える。多分その先にあるのは日本のイラク化・アフガン化だ。国内の資産がほぼフリーパスでアメリカ軍産複合体にさらわれて行き、多くの市民はそれに文句すら言えなくなる。そして、資産が無くなれば傀儡政治家ごと捨て去られるのだ。 岡田克也は自分が幹事長として何をやろうとしているのか、もう一度考えたほうがいいのではないだろうか。 *6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<264>>
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