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12日の12時からの朝日テレビに、小沢氏側近の平野氏が出ると日本一新のメルマガが来たので見ていたが、平野氏は小沢氏が今は党を割ることは考えず挙党一致でこの難局を乗り切ると言っていたと述べた。
その後、例の官房機密費などで疑惑が噂されていた三宅と松原議員、テリー伊藤などが政局について話していた。この中で、三宅が小沢さんがいつまでも政倫審に出ないことを、口を極めて例の調子で非難した。それに追い打ちを掛けるようにテリー伊藤が、これも何で政倫審に出ないのだと非難し、松原議員からも小沢氏を説得しろと激しく迫っていた。テリー伊藤ごときに公共の電波でここまで偉そうに言われたるのは本当に癪に障る。
小沢氏は10日、都内で脳科学者の茂木健一郎氏と対談し、「政倫審は事件にならないものを扱うところ。私の問題は法廷の場に移っている」と徹底抗戦を宣言したという。小沢氏は一点のやましいことはないと福井県越前市で開かれた党所属議員の会合で述べている。小沢氏から言えば、やましいことをやっていないのに何で国会の場で弁明しなければならないのか、という気持ちであろう。
一方、国民の大方の見方からすれば、やましいことがなければ政倫審に出て弁明すれば良いのではないかと思うだろう。それに出ないのは、やはりやましいことがあるからであろうと思うかもしれない。それが、菅執行部の狙いである。
しかし、政倫審で質問等をするのは野党である。小沢氏がいくら弁明しようが「ハイ、良く分かりました」などと言うはずがない。何度も書くが、マスコミは野党の談話通りに「やはり灰色だ。今度は証人喚問だ」と書くに決まっている。一番小沢さんが怖れているのは、マスコミが再び大々的に野党の言うことを誇張して、小沢さんを悪の権化の如く書くことと思われる。
12日夜、小沢さんと鳩山氏、輿石氏と会談し、岡田幹事長が多数決で政倫審への出席を決めた場合の対応を話したということである。その場合は茨城県議選挙を見て、両委員総会などの対応を考えているという。
茨城県議会選挙の結果が出た。惨敗である。現有6議席の同数は確保した。しかし、23名公認、1名推薦で計24名を出したが、与党でありながら現有議席しかとれなかった。これは正に岡田幹事長、枝野幹事長代理、渡辺周選挙対策委員長の責任である。これを小沢氏のせいときっと屁理屈を付けて言うと思われるが、そうはいかない。如何に旧民主党の執行部の実力が無いかが分かる。まったく口先だけである。
菅執行部が強気に出ているのは、「小沢氏が離党してもついていくのは30人もいない」とみているからとしている。しかし実際はどうだろうか?今回菅氏に投票した一年生議員の中にも、菅氏から任期まで解散しないと言われて投票をした議員も多いはずである。小沢氏グループの話ばかり話題になっているが、浮動層頼みの旧民主党議員の方がよほど動揺しているはずである。
産経新聞などは盛んに、もし選挙になれば小沢ガールズなどは全滅などと書いて危機感を煽っている。しかし内閣支持率20%程度で菅氏が破れかぶれ解散を行えば、逆に浮動層頼みの旧民主党議員の方が余程危ないとみている。真っ先に口先だけの生方あたりが落ちるだろう。日頃偉そうにものを言っている大物も落ちる可能性も否定できない。
先日も書いたが、小沢グループ系の候補は、小沢さんがお墨付きを与えればマスコミ、検察権力を正すとして全国で蜂起したデモの支持者たちが、確実に新たな核となってネットを媒介として動くだろう。マスコミに負けないネットマスコミで小沢新党を立ち上げても成算はある。
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