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2010-12-12 21:36:59
注目の「茨城県議選」で、民主党候補が6人も(!)当選した。
茨城の選挙民の「心の広さ」に、敬服する。
私自身は、(何の根拠も無いが)2人くらいが関の山か、と半ば期待していたのに。
それが6人とは。
正直驚きました。
▶民主、現有6議席と振るわず … 茨城県議選(読売見出し)
>政権交代後、初の都道府県議選として注目を集めた民主党は改選前と同じ6議席にとどまった。
>民主は、19選挙区で公認23人(現職5、新人18)、1選挙区で無所属新人1人を推薦し、過去最多の候補者を擁立したが、当選者は5選挙区の公認6人と低迷。ひたちなか市区と那珂市区で現職が落選し、新人の当選はわずか3人だった。菅内閣の支持率が急落する中、国政選並みに閣僚級の大物議員を続々と投入したが、テコ入れは実らず、地方選でも厳しい結果となった。
そもそも、65議席中「政権与党が」24人の候補者しか立てられなかった時点で、この選挙は『敗北』であった。
それなのに。
>党県連の郡司彰会長は記者会見し、「国政の逆風の中で厳しい結果となり、しっかり受け止めないといけない。現有6議席は良かったという受け止め方ではない」と述べた。
【読売新聞/12月12日(日)23時33分配信】
何を言ってるんだか、「おバカさん」。
当たり前の事を、記者会見なんぞで エラソー に言うでない。
▶<茨城県議選>民主惨敗、現有6議席どまり 菅政権に打撃(毎日見出し)
>民主と自民による一騎打ちとなり、政権交代の評価が争点となった4選挙区では、民主はすべてで自民に大差で惨敗。県議選を政権与党として地域基盤を強める好機ととらえ、岡田克也幹事長ら党幹部を弁士で招き街頭応援に投入したが、党の支持離れは歯止めがかからなかった。
【毎日新聞/12月13日(月)1時0分配信】
いつまでたっても、お分かりになっていらっしゃらない様子。
「党幹部」を応援に投入したりするからこそ、有権者は「離れて行った」のですよ。
何が、いけないのか、が最後まで解らない「民主党執行部」には、言葉もない。
彼等の、「党幹部」の、政治姿勢の全てが、県民の、国民の、意識とかけ離れているのです。
それが解らない以上、小沢氏を参考人招致しようが、証人喚問しようが、国民の支持は、決して得られない。
何故なら、現執行部は「国民の生活が最後」の感覚しかないから。
「国民の生活が、第一」に投票した「有権者」は、『政権後退』してしまった「現民主党政府」を支持する訳がない。
そこの所が、仙谷菅岡田前原枝野玄葉一味には、どうしても永久に「理解出来ない」。
国政を預かる政治家として、国民の願いを汲み取れない事は、致命的欠陥である。
出来うる事なら、即刻議員辞職して頂きたい位なものである。
そんな「失格者」の彼等が、「国民の生活が第一」を掲げて『政権交代』させたリーダーを、司法的に陥れようとしているのだから、国民の支持など、決して得らる訳がない。
今回の「茨城県議選」の結果は、選挙前から「解りきっていた」のです。
それにも関わらず、「現執行部」は、未だに『正義への逆行』を押し進めようとしている。
その神経が理解出来ない。
その「無神経」が、理解出来ない。
▶岡田氏、政倫審議決へ集約目指す=民主、小沢氏招致で対立(時事見出し)
>民主党は13日午後、党本部で役員会を開き、小沢一郎元代表の国会招致問題について協議する。岡田克也幹事長は衆院政治倫理審査会で議決して招致を実現させる意向で、党の方針として意見集約を目指す。
>小沢氏招致について岡田氏は、放置すれば来年1月召集の通常国会の運営や、来春の統一地方選に悪影響を与えるとして、早期決着を図る方針。首相も岡田氏の考えを了承している。岡田氏は役員会で少なくとも一任を取り付けたい意向で、多数決による決定も視野にあるとみられる。
【時事通信/12月13日(月)4時11分配信】
彼等は、最後まで理解出来ぬまま、破滅への道を転げ落ちて行くのだろうか。
それなりの知能は備えている筈の人達なのであろうに。
哀れなものだ。
▶茨城県議選で惨敗 民主役員会は嵐の予感(産経見出し)
>民主党への逆風が顕著にあらわれた茨城県議選の結果を受け、小沢一郎元代表の国会招致問題が議論となる13日の党役員会は大荒れとなる可能性が強まった。
>与野党は同県議選を来春の統一地方選の前哨戦と位置づけ、幹事長ら党幹部クラスを現地に投入し、国政選挙並みの態勢で臨んだ。民主党も岡田克也幹事長が2度、応援に入った。
>ただ、民主党執行部は選挙戦中から苦戦を見越して「勝敗ラインという考え方は持っていない」(岡田氏)と予防線を張っていた。背景には、小沢氏の国会招致問題を引き金とした党内抗争が激化する中、県議選の結果を「執行部の責任問題につなげさせたくない」(岡田氏周辺)という思惑があった。
>これに対し、小沢氏は7日、「茨城県議選で惨敗したら地方が火を噴く。党内的にも持たない」と言及。10日にも「(県議選の)結果が最大の関心事だ」と強調するなど、県議選の結果を執行部批判にリンクさせる考えを示していた。
>それだけに今回の結果を受け、小沢氏に近い議員が執行部への圧力を強めるのは必至だ。
【産經新聞/12月13日(月)0時19分配信】
哀れなものだ。
政権を取ってわずか1年と4ヶ月にして、既に始まった党勢の衰退。
それを食い止め、党勢の再上昇へ「打って一丸となって」党内を結束するに有らず。
あくまで「自分達の及ばない」大きな存在を、皆で足を引っ張って引きずり下ろす事に、精を出すのみ。
劣等感に突き動かされる、愚かもの集団。
哀れな事だ。
常々言って来た事であるが。
「政治とカネ」という幽霊の如き「お題目」を唱え続ける輩が、小沢氏を「政治倫理審査会」招致やら、「国会証人喚問」やらを唱え続ける事で、一体何を求めているのか。
解りきった事であるが、「何もやっていない事」を「やっていない」と説明する事程、バカバカしい事はない。
「やっていない」事を認めたくない連中は、「やっていません」と言う説明以外に説明出来ない事の説明を、求め続ける。
彼等が求める『説明』とは、ただ一つだけ。
<悪う御座いました。確かにやりました。>
と言う説明のみである。
聞く耳持たぬ。
そのような姿勢しか持たぬ輩達の求めに応じて「招致」に応じても、彼等は決して「満足しない」のは、解りきっている。
だって、彼等の望む説明など、出来よう筈がないのだから。
そうすると、次は「証人喚問」を求めて来る。
かれらは、「裁判所」以上に危険な存在である。
あれこれの証拠を吟味して、善悪を判断するのでは無く、「悪で有る(筈である)」と言う結論が有って、それに沿った展開しか認められないからだ。
(尤も、日本の裁判がいかに公正を欠いた物であったか、と言う事はこの際置いておく)
「<裁判の場での事>とは別に、国民にちゃんと説明する義務が有る」
と言う<岡田仙谷菅直人谷垣など>言い草。
その言い草を、広く国民の心理に叩き込む、ゴミマス。
これは、国民への説明の方が、『裁判での決着』に優先する、という発想でしかない訳だ。
何と言う思い上がり。
何と言う勘違い。
それなら、別に裁判をする必要など無くなってしまう事に、気がついていない。
しかも、これまでに何度も記者会見等で詳しく「経過説明」はなされている事実に対して、その事には触れず、ただただ「もっと説明しろ、そうでないと納得出来ない」という理論的破綻。
「犯した事実」を説明する事は、説明する方も、説明を受ける方も、簡単な事だ。
しかし「犯していない事」を、していないと説明しても、説明を求める方は納得しない。
バカバカしい話だ。
そんな事にうつつを抜かしている暇があったら、緊急にやるべき事は山ほどある。
沈みかかっている日本経済を、如何に立て直すか。
沈みかかっている国際関係を、いかに立て直すか。
日本を沈没させかかっている「原因」を、如何に摘出するべきか。
「摘出されそうになった」からこそ、原因を摘出しようとした政治家を葬り去ろうとしている、原因の側の死に物狂いの抵抗。
それに対抗措置を取る事もせず、逆に原因の側に「同調しようとする」民主党執行部。
まあ、精々もめて居なさい。
そうしている間にも、民主党の明日は無くなって行きつつ有るのだ。
古代ローマ帝国の衰亡と滅亡。
中国清朝末期の衰退と滅亡。
フランス革命前夜の、ブルボン王室の無策と革命勃発に依る王制の廃止。
それらの経過と、非常に似ている。
当事者たちは、事態の深刻な様相に全く気がつく事はなかった
有ったのは。
自惚れ。
すべて「他人事」としか受け止められない無責任。
積極的に事態の改善に立ち向かう気のない無気力
恐怖を免れようとするが如き享楽の日々。
それらの経過と、実に良く似ている。
最も、戦後の日本の、一瞬の「線香花火」的繁栄と、その直後に始まった没落ぶりを、「ローマ帝国」やら「清朝帝国」やら、「18世紀フランス王家」と比べる等、おこがましいにも程が有る事は、承知の上。
とにかく、為政者の無用のプライドのみに支えられた、驕り高ぶり、自分勝手な政治と権力行使、無能無策、無気力、責任転嫁、の全てが、上記の場合に酷似している。
これは、もはや滅亡するしか無いのかもしれないな。
民主党がつぶれ去り、自民党の復権も為されず、無責任小政党の飛躍的増大と、それに伴うであろう、新たな「更なる混乱」が、今から見えている。
このまま目を覚まさなければ、日本は「本当に亡びる」ぞ。
アメリカの「カネ蔵」と成り果て、「兵器厰」と成り果て、「軍事前線基地」と成り果てる。
(既になっているが)
もしくは、中国の一地方になってしまわないとも限らない。
何しろ「日本の頭越し」に米中は話し合いを持っているのだ。
双方の政治的、経済的、軍事的都合で、どんな取引の材料にされてしまうか、解った物では無い。
「日本はアメリカが守ってくれる」
「その為には<受益者負担>は相応の物をする必要が有る」
「中国やロシアと対抗出来る為にも、アメリカとの同盟関係をより深化させなければならない」
なんて事しか考えられない様なオツムであれば、本当にそのような事になりかねないのだ。
日本が、独立をまもり、世界の中でソコソコの存在感を保ち、経済や文化等を発展させて行きたいのであれば、目を開かなければならない。
物事の真相を見極め、愚かで自己的な為政者の悪政に異議を唱え、それらに抵抗し、正しい道筋へと向かわせて行かねばならない。
その為には、日本人の一人一人が、覚醒し、考え、判断しなければならない。
取り敢えずは、正しい道へと国民を導いて行ける技量のあるリーダーを、選ばなければならない。
その点において、206名の民主党議員達には、しっかりと責任を取って頂く必要が有る。
そして、彼等に「責任を取らせる」のは、我々国民の一人一人である。
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