http://www.asyura2.com/10/senkyo101/msg/904.html
Tweet |
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/97bc817a2adc0fb81772e865af1a76c1
2010年12月13日
茨城県議選の結果が出た。定数65議席の県議会で、民主党は6議席を占めるのみ、泡沫政党のような状況だ。
今回は10議席で大勝利だ、と意味不明な事を言い出していたがそれも適わず、完璧な大敗北だ。民主は推薦含め24人を擁立、二桁の議席を狙っていた。しかし、政権与党の追い風をまったく得られない状況で、6議席に終わった。
現有維持だからチャラではない、24人擁立で6人しか当選していない。自民党は33議席、無所属保守を含めると39人だ。39対6です。もう菅民主党の凋落に歯止めはかからない。
判ったろう、菅を愛する馬鹿民主党議員206人ども! 君達に明日はない!
保守王国茨城県とは言うものの、先の衆議院選では、選挙区ごとに1名の議員を誕生させた。勿論、民主党と云う風が吹いていたが、小沢一郎の指揮命令による選挙運動が功を奏した部分も大きい。来春の統一地方選はもっと厳しくなる。民主党と旗を立てた途端に落選だよ。これも岡田君、小沢一郎の所為かね?
菅直人政権になって以降、選挙と云う選挙はすべて敗北である。国民・県民・市民が直接意志表示する公職選挙法に基づく選挙こそが「民意」であるとするならば、6ヶ月間にわたり「民意」は民主党に「絶大的 NO」を突きつけたことになる。
先に行われた松戸市議選などは、とても政権与党の選挙とは思えない無惨な結果で、共産党5名の半分にも満たない2名しか当選させられなかった。それもビリ当選、現役すべてが落選と云う笑い話のオマケまでついている。
菅直人が民主党の顔となって以降 選挙をするたびに、結果は惨状の度を強めている。 しかし、菅総理・岡田幹事長・渡辺選対委員長は責任の「せ」の字に言及することも無く、ホテルで飯を喰らい、小沢一郎の所為にし、野党の生贄の準備に勤しみ、テレビ画面で恩人の悪口を言い募る。
流石の菅民主党もあまりにもマズイ選挙結果に、茨城県議選にはそれなりの力を注いでいた。鳩山由紀夫前首相、枝野幸男幹事長代理、海江田万里経財相、江田五月前参院議長、馬淵澄夫国交相、蓮舫行政刷新相、岡田克也幹事長、松原仁衆院議員、 石井一参院議員、鹿野道彦農相、長妻昭副幹事長、谷亮子参院議員、とさながらオールスターキャストなのだが、それでも結果は大惨敗だった。政権与党が65議席の内6議席?これって何なのと正常な神経の持ち主なら、即座に判断のつく現象である。
この菅直人民主党の儘で、次回の衆議院選挙に勝てると思っているのだろうか?
菅や仙谷はわが世の春を謳歌すれば、それはそれで満足だろう。負けても構わないと腹を括っているだろう。なにせ、どうすれば国政選挙に勝てるか、その手法さえ知らないのだから、打つ手はない。手法があるとすれば、民主党代表選で行った「人事の餌」「官房機密費の現ナマ」位のもので、「小沢では解散総選挙のデマ」は使えない。
小沢のような選挙戦略も応援布陣もなく、ただオールキャストで街頭演説するしか方法を知らない。組織票のまとめ・どぶ板・辻立ちで票の掘り起こしをする地道な努力を彼等は嫌いなのだから、選挙には絶対に勝てない。真似する小沢が何か言わなければ、抱きつく言葉すらないのだ。
故に菅直人は代表選で、心にもない理念政策を小沢に抱きつく事で誤魔化した。補正を通し閉会を迎えると福島みずほ、亀井静香に抱きつき、舌の根も乾かぬ状態で、今度は公明党に抱きつき、自民党にまで抱きつこうと云う勢いだ。
政治理念も政策も無い菅直人。彼には国家を運営する器量も度量も、矜持も知恵も無い。否、抱きつく知恵だけは磨きがかかっている。 考えてみると、菅は過去において、市川房江に抱きつき、伸子夫人に抱きつき、某女性にも抱きつき、小沢と鳩山に抱きつき、前原誠司や仙谷に抱きつき、ヒッチャカメッチャカの「節操無き抱きつき魔」なわけだ。忘れるところだったが霞が関と腐れマスメディア、米国にも抱きついている。
まぁ「節操無き抱きつき魔」であっても選挙に強く、次回衆議院選で全員を国会に無事帰還させる器量があるのなら、それなら抱きつきも悪くない。しかし、行われる選挙で悉く惨敗に継ぐ惨敗の戦歴を見て、衆議院選だけは違う風が吹く、と云う神頼みはやめた方が良い。
このままの菅政権の運営能力では自公との協力も期待できない。眺めているだけで沈没する底割れの難破船に乗船する馬鹿は居ないだろう。最長持ったとしても4月の統一地方選までだろう。その頃には、菅政権の支持率は10%台前半になっている。末期も末期、臨終間際だ。その時点で「解散・総選挙」をせざるを得ないのが参議院のネジレ状態だ。本予算が通っても、予算の執行法案が通らない、万事休すわけである。
民主党の衆議院議員の諸君、来年5月か6月の総選挙の準備は出来ているのかね?国会に戻ってくる自信はあるのかね?誰が応援してくれるのかね?どのような選挙戦術をするべきか判っているのかね?街頭演説にオールキャストで臨めば勝てるとお思いか?
君たちは09年の夢あふれる国民に約束した民主党マニュフェストを語ることは出来ないのだよ。真逆の政策の実績を語るんだよ。隷米の価値を語り、官僚の良さを語り、消費税増税の意義を語り、法人税減税の意義を語り、「国民生活は二の次だけど清き一票を」とマイクに向かって叫ぶんだよ。 国会に戻ってこられる衆議院議員は間違いなく半数以下だ。下手をすると松戸市議会のような様相になるかもしれない。3人に一人が戻ってきたら「勝利宣言」してしまいそうな政権が菅直人民主党政権だ。
ここに至っても、「小沢の問題が・・・」と小選挙区で落選、比例で復活するであろう菅直人自身が語るに違いない(笑)かくして民主党は下野、或いは運が良ければ、自公政権に抱きつく民主党が誕生、自公民政権が生まれているかもしれない。大臣枠は多くて2席ってところか。 まぁこんな縁起でもない想像はしたくはないのだが、菅の反動的政権運営や岡田の選挙下手を見ていると、あながち妄想と云うレベルのものではなく、推測出来る範囲の未来図だ。
民主党議員の諸君よ、無職になるんだよ。国民の失業率は5%程度だけど、君達の失業率は70%だぜ! 政治家廃業するかね? 今後の生活はどうするのかね? 3人に2人が落ちるんだよ。判るね、判っているよね、僕だけは大丈夫は通用しないよ。君たちは国会議員として、有権者に胸を張って、政治でこれをしてきた、こう云う実績を挙げたと主張する何ものかを持っているのかね? 胸に手を当てたら、歳費だけ頂いていた税金泥棒の自分に気づくのではないのか? 一生後悔することになるよ。
自立し、自分の力を分析せよ。頭と心をフル回転させて、日本の将来、自分の将来の見取り図を描け。高邁な政策ビジョンも良いだろうが、足元を見つめる事だ。一歩前の君の道は泥沼だ、底なし沼だぞ! 政治をする前に生活者として落ちこぼれるぞ。
勿論、そういう体験も人生の肥やしにはなる。それを敢えて実践するのも政治家の矜持だ。しかし、落選議員の日々は過酷だぞ。政界に戻る地道な努力は精神的に・肉体的に・金銭的に生半可なものではない。その事だけは確実にたしかだ。
筆者は早急に民主党内で、現在の脱小沢なオリジナル純化路線が正しいのかどうか必死で考えるべき時点に差し掛かっていると考察する。現在の菅政権の政治の方向性が自分の政治信条と離反していないか、政権交代時の民主党と何処がどのように違っているのか、その点の検証をすべき時だと思う。
国民の「民意」は鳩山・小沢ラインのマニュフェストは支持した。菅・枝野ラインのマニュフェストは拒否された。その拒否は、菅・仙谷・岡田ラインでも他の選挙を通じて継続している。この元凶が小沢一郎の「政治とカネ」と主張する現政権の人々の認識が正しいかどうか、一議員、一人間として論理的に分析し、最期は心に尋ねてみる事だ。
政倫審の委員会議決があろうが無かろうが、それを決めるのは小沢一郎個人だ。強制力を持たせようとするなら、離党勧告がセットにならなければならない。しかし、それでも判断は小沢一郎個人に帰する。
そんな事よりも、民主党両院に所属する議員は自分の政治生命を考えるべきである。
全議員総計412議員、その1/3の137議員以上の請求により臨時の両院議員総会は開催される。そこで民主党がどうあるべきか、五臓六腑を曝け出して議論すべき時だ。
09年政権交代時の民主党と現在の菅政権は、何処が同じで何処が違うのか、明確に確認すべきだ。そして、今後の菅直人で与党政権として行うべき何が出来るのか? 出来ないのか問うべきである。
この議論がなされずに鳩山から菅に政権が移った事で民主党内に混乱が起きているのが現実だ。挙党態勢を再構築するのかしないのか? それをせずに野党に秋波を送るのか?党内野党は政党上の野党より野党だと言うのか? その辺を明確にしないと、民主党の再浮上は不可能だ。そして、現衆議院議員は半数以上の討ち死にを、座して待つかどうか決定しなければならないだろう。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK101掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。