http://www.asyura2.com/10/senkyo101/msg/893.html
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日本語には「喉元すぎれば熱さを忘れる」という言葉があるがあれだけイラク戦争についてアツく語られたのに(日本はイラク戦争を支持した国の一つ)今では、イラクについて報告されるニュース記事など皆無に等しい。
日本という国は、米英でも起こったイラク戦争検証委員会のようなものは一切設置せずに「無かった事にする(国民が忘れるまで待つ)」のが常套手段であり支持した戦争を検証しようともしない。60年以上前の太平洋戦争について未だに賛否が分かれているのは好例だろう。
マスゴミを含めて対米従属派の連中に言わせるとイラク戦争を支持した理由によく使われる論法に「北朝鮮や中国」があるからなどと言うが連中にとっての大義は、「対米従属継続すること」にあるのであって北朝鮮や中国などの問題が仮に無くても「さまざまな理由をつけてイラク戦争を支持」しただろう。
はっきり言って日本がイラク戦争を支持して北朝鮮や中国について得たものは皆無だ。
北朝鮮は核保有国になり中国は日本を抜いて世界第二位の経済大国になったわけだが二本を守ってくれるはずのアメリカは、リーマンショック以降、経済の危機が続き基軸通貨としてのドルの価値は4割に下がった。
アメリカが強力の軍隊を保有して維持できるのは、基軸通貨という特権と経済成長があって初めて成し遂げる代物であり経済が疲弊すればあらゆる関連予算削減と国民による政治不振により権力を維持するのは不可能になる。特にアメリカのように選挙で政治家を輩出している国は、プロパガンダで国民を操らないと権力維持は不可能なのだが昨今流行しているインターネットを介して国家機密を情報流出させるウィキリークスの登場により政府の情報操作活動は、一時期よりは困難になっているのは明白である。
そのような現状と傾向を踏まえた上でこれからも対米従属一辺倒を日本の国是とするならばアメリカがモンロー主義に戻った時かそれとも経済が破綻した時にアメリカと一緒に日本も死ぬという選択を選んだ以上、腹をくくらないといけなくなる。
読売新聞のナベツネが動いている大連立構想も「アメリカのため(米国の要求に迅速に対応するため)」といういやらしい動機が背景にあっての行動だと思っているのは私だけではあるまい。(残念だがその可能性が高いだろう)
今の日本はアメリカのために存在している死に体国家と言わざる得ない。
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20101205/CK2010120502000098.html
「イラクは放射能で汚染」 現地医師が現状報告
2010年12月5日
日本チェルノブイリ連帯基金(JCF)=松本市=は4日、イラク支援活動の一環で医療研修に招いたイラク人医師に、現地の人たちの健康状態や医療実態について伝えてもらう報告会を、同市中央公民館で開いた。
JCFはチェルノブイリ原発事故の被災地支援の実績を生かし、2004年からイラクの白血病や小児がん患者のための支援活動を続ける。医師招聘(しょうへい)は昨年に続き2回目。バグダッドの小児病院の医師タリク・シュジャイリーさん(39)ら3人が、信州大病院で11月25日から今月8日までの予定で研修している。
タリク医師は、病院のベッドに横たわる子どもたちの写真を示しながら「湾岸戦争以降に小児がんや白血病の患者が増えている」と報告。爆撃跡地が子どもの遊び場になっている現状を語り、劣化ウラン弾使用の影響による放射能汚染拡大に懸念を示した。
医師らとともに一時帰国したJCF現地駐在員の加藤丈典さん(29)も「治安への不安も残る中で、医療体制の整備はまだ不十分。物資支援や医師との交流を通して変えていきたい」と訴え、訪れた市民ら約30人に理解と関心を求めた。 (安藤孝憲)
http://www.cyzo.com/2010/11/post_6033.html
西谷文和が永田町で吠えた? 衆院会館でアフガン取材の現地報告会を敢行!
渡部陽一の大活躍(?)でにわかに注目を集め始めた「戦場ジャーナリスト」。砲弾が飛び交う戦場を駆け回り、世界中へニュースを発信する命がけの職業に、日本中の老若男女から熱い視線が集まっている。
そんな中、"浪花の戦場ジャーナリスト"としてテレビ朝日系『報道ステーション』にたびたび登場し、「月刊サイゾー」でもお馴染みの西谷文和氏が、この10月に自身6度目のアフガニスタン取材を敢行。その報告会がこの11月24日、衆議院第一会館会議室で行なわれた。
これまでもISAF(国際治安支援部隊)軍による度重なる誤爆で死に続ける現地一般人の悲劇や、その報復のためにタリバンへ"入隊"して「ニュータリバン化」する農民の現状など、アフガニスタンで起こっている「今」を発信し続けてきた西谷氏。今回は、冬を迎えて夜の気温が氷点下まで下がる首都カブールの避難民キャンプや、市内のインディラ・ガンジー子ども病院、ISAF軍基地本部、アフガニスタン警官訓練所などを取材するとともに、自身が代表を務めるNGO「イラクの子どもを救う会」に集められた募金による食糧や医薬品を届けた。
告会では、劣化ウラン弾の影響が指摘される奇形の赤ん坊や白血病の子どもなど、西谷氏が現地で撮影した衝撃的な映像が流された。さらに同氏は、同病院内のやけど専門病棟の現状にも触れ、貧困な一般家庭では狭い室内で薪を使って熱湯をわかすために、乳幼児が触れて大やけどをする例があとを絶たないという実態を紹介した。西谷氏は言う。
「日本は今年から5年間で最大約50億ドル(約4,000億円)の対アフガン支援が決まっていますが、多くは基地関連工事で大手ゼネコンにわたり、カルザイ政権の汚職に消えるでしょう。アフガン問題は決して日本と無関係ではないことを多くの日本人に知ってほしい。病院でも薬品が激しく不足しています。火傷に効くのは『アブダミン』という薬で、体の内部からたんぱく質を作り、新しい皮膚の創出を助ける働きがあるのですが、これがけっこう高い。我々(NGO「イラクの子どもを救う会」)の資金ではとても満足いく量を買い出せなかった。50億ドルの少しでも、直接ここへまわせるシステムを作るように、これからも外務省や国会議員など、さまざまな方面へ働きかけていくつもりです」
外務省国際協力局によれば、50億ドルのうち、すでに約10億ドル(約1,061億円)の支援を実施済みで、治安能力向上へ向けた警察支援や、元タリバン兵士の社会統合支援などを行ってきたという。しかし、今年3月の国連事務総長報告では、09年の月平均治安事件発生件数は960件となり、前年比で約30%も増加。さらに、従来安定的と見られていた地域への武力衝突の拡大により、09年の民間人死者数は、01年タリバン政権崩壊後最悪となる2,412人(前年比14%増)となるなど、今後の見通しは依然として余談を許さない状態が続いている。
(文=浮島さとし)
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