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新規ダム建設についての見直しに対する国交省による都道府県へのアンケート結果が公表された。反対は明確なものを含めて10、どちらでもないが30、賛成は9である。地方は国に明確に答えると損をすると考えるから30の数字はやる前から予想できた数字である。又してもマスコミは、この数字をもって現在の見直し計画に疑問ありとの論調を官僚の意向に沿って出し始めている。馬鹿らしいの一言である、国民からアンケートをとれば圧倒的に見直しが多いので、国交省に不利になるようなアンケートはどこもとっていない。
八ツ場ダムや川辺川ダムに代表されるように、何十年も前に無理やり作った基準で工事を強行し住民と激しい対立を生んできた無駄の象徴のような工事は枚挙にいとまがない。単に建設業界の利益のために工事を強行し、官僚はダムの維持管理による天下り先の確保のために必死になる。こんな自民党時代の遺物をまだ続けようと、今の民主党の状態をみて得意の世論操作を開始し始めている。
八ツ場ダムの問題について言えば、200年に一度の洪水に対応すると言っているが、通常、ダムの寿命は100年程度であり完全な論理矛盾の上に無理やり工事の強行を続けている。さらに大きい問題は酸性の強いという水質だけではなく、ヒ素の含有量の異常な高さについても国交省はひた隠しにしている。これらの中和のためだけにも年間で100億円程度の無駄な税金が使われる事になる。
もはや過去の基準での建設の妥当性はどこのダムにもない。人口は減り続け、工場は海外移転が進んでいる中で、飲料水や工場用水の新たな確保など無用の長物に過ぎない。今や我々国民の税金は、官僚や一部の建設業者のために使うほど潤沢にあるわけではない。国民のための年金や介護、等の社会保障費に使うほうがはるかに有益な事は誰が見ても明らかである。これ以上の無駄なダムの建設の中止のために声を大きく上げて頂きたい。
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