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動画 http://www.nhk.or.jp/news/html/20101212/t10015800971000.html
みずからの国会招致が焦点となっている民主党の小沢元代表は12日夜、鳩山前総理大臣、輿石参議院議員会長と会談し、岡田幹事長が反対意見を押し切って国会の議決で招致の実現を目指す方針を決めた場合、党内に深刻な亀裂が生じるという認識で一致しました。
民主党の小沢元代表の国会招致を巡り岡田幹事長は、小沢氏みずからが衆議院政治倫理審査会への出席を申し出るのが望ましいとしながらも、申し出がない場合は、13日の役員会で、審査会の議決で実現を目指す方針を決めたいとしていますが、小沢氏に近い議員からは強い反発が出ています。こうしたなか、小沢氏は、鳩山前総理大臣、輿石参議院議員会長と12日夜、東京都内でおよそ2時間、会談しました。この中で3氏は、小沢氏の政治倫理審査会への出席は必要ないとしたうえで、岡田氏が反対意見を押し切って方針を決めた場合は、党内に深刻な亀裂が生じるという認識で一致しました。また、会談では「仮に役員会で多数決で方針を決めるようなことをすれば、政務三役からも辞任の動きが出かねず、政権運営が困難になる」といった指摘や、「党内から、両院議員総会を開いて、問責決議が可決された仙谷官房長官の責任を問う声も出てくる可能性がある」という意見が出されました。さらに菅総理大臣や岡田幹事長には、政権運営や党運営で協力を求める姿勢が見られないという不満も出されましたが、3氏は党を割るようなことはしないという考えで一致しました。
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