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小沢氏の国会招致問題は、小沢さんを支持する国民の「生活第一」のチャンスと捉えるべきである。
小沢幹事長から、枝豆幹事長に替り、今またオカラ幹事長にかわり、党の幹事長として最も重要な使命のひとつである「選挙に勝つこと」に対して全て負けてきた。
今日、茨城県議会選挙が行われる。計106人が立候補しており、民主党(現有6議席)は現職5人、新人18人を公認、新人1人を推薦したという。自民党(現有45議席)は現職35人、元職1人を公認、新人8人を推薦した。
ただでも茨城は保守王国である。本来与党になると選挙に強いというのが定説である。
しかし、民主党候補者は実力以前に、民主党という看板を付けているだけで、ハンデを背負っているような感じである。小沢氏が推した候補の場合、秘書軍団がドブ板戦略できめ細かい指導を行うが、今の菅執行部は所謂浮動層頼みである。
今の菅執行部は、中国問題、国内政策を含めて失策だらけである。浮動層の風は、今はもはや逆風である。今の執行部は浮動層が狙いだから、内閣支持率が最も気になる。最近はマスコミ世論調査も嘘のように無くなったがが、20%も切っているかもしれない。これではとても勝てない。
個人的な意見であるが、マスコミの下馬評の如く、ほとんどが落選するのではないかと思っている。これは菅執行部が全て責任を負わなければならない。しかし、岡田幹事長は、負けることを承知で、その鉾先を小沢氏の国会招致に向けている。それも政治とカネの話である。茨城県議選で負ければ、やはり小沢氏が政倫審で政治とカネの説明をしないので負けたと言うだろう。もうこのロジックは通用しない。
小沢氏は11日、福井県越前市で開かれた党所属議員の会合で岡田幹事長との対立が深まっていることについて「多くの同志の皆さんに大変ご心配をかけ、ご迷惑をおかけしていることをおわびする」と陳謝したという。
小沢氏は「自分の姿勢と政治生活において、一点のやましいことはない」と重ねて潔白を主張して、「ようやく実現した政権交代の試みを何としても成功させたい」と強調し、「私はただひたすら理想に向かって懸命に努力をしてきたつもりだ。民主党の政治を成功させるように全力で頑張る」とも述べたという。
こんなことで党内でゴタゴタしていれば、決して印象が良くないことはわかっているのに、岡田幹事長は融通のきかない原理主義で一人で騒ぎ立てている。
小沢氏はもう強制起訴で裁判でないと白黒が付かないところまできている。政倫審などは単なる儀式で、このブログで何度も書いているが、マスコミにまた「政治とカネの疑惑がますます深まった」と書かれるのが落ちである。
12日以降、いろいろな動きが出てくるだろう。小沢氏が本当に新党を作るかもしれない。民主党執行部はもう節操がなくなった。政策自体は、今の民主党は自民党より自民党らしくなってきたので、大連立はあり得ると考えている。
また谷垣総裁自身も小沢氏が居なくなれば、民主党との連立の可能性を否定していない。所詮、旧民主党の連中は、口では今まで自民批判していたが、本当に自分の信念から出た意見でないからこの程度の連中である。
小沢さんは自民党にいたなら最年少の首相になっていただろう。それを飛び出した人である。ものが違う。
小沢さんも、もう心は決まっているかもしれない。新党を作るとしたら、政党助成金を貰うには12月の内に結成しなければならないからである。それを逃せば来年の4月になってしまう。それまでには来年度予算編成などもはもう遅い。政権もそれまでもたないだろう。
小沢氏が新党を作れば、マスコミ、権力を正すためデモを起こした同志が核となり、全国的に強力な後援組織で動くだろう。また小沢さん自身も、ネットで自分の声で支援求めればいい。
心から「生活第一」を目指す同志が集まり、今度こそ小沢さんに命を掛けて政治をしてもらおうではないか。
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