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民主党の谷亮子参院議員(35)が11日、茨城県議選(12日投開票)で北茨城市入りし、同党新人候補の応援演説を行った。地方選などで連敗が続く民主党にとっては負けられない戦い。小沢一郎元代表の国会招致をめぐる党内対立が、結果次第でさらに激化する可能性もある。小沢氏に近い谷氏は、党内対立より政策の実行が持論。ただ、党分裂の可能性を問われると「挙党一致で頑張れるところまで頑張ります」と、分裂も想定しているとも取れる微妙な発言も飛び出した。
谷氏は黒のパンツスーツ姿で北茨城市内のスーパーマーケット前に登場した。「北茨城市のみなさん、こんにちは〜」。聴衆は300人以上で、相変わらずの人気ぶり。北茨城市選挙区は、民主党の女性新人候補と自民党系新人候補の一騎打ち。谷氏は「(茨城選出の)大畠章宏経産相も期待している」と民主党候補の中央とのパイプを強調。「熱い情熱をお持ちです。ぜひ応援をお願いします」と呼びかけた。
折しも小沢氏の国会招致をめぐり、民主党内対立が顕在化する最中での県議選。岡田克也幹事長は13日の役員会で小沢氏の国会招致を議決したい考えだ。小沢氏招致を進める執行部に対し、谷氏ら小沢氏に近い議員は反発。8日に谷氏ら参院議員10人、10日には衆院議員13人が岡田幹事長に直談判したが聞き入れられず。執行部は13日からの週に衆院政治倫理審査会を開き、強制力はないが、小沢氏の招致議決を目指す方針で溝は深まりつつある。
谷氏は応援演説後、「小沢先生は法に基づいて本当に真摯(しんし)に対応されていて、特段(政倫審で)問題にされるようなことはない。それより予算編成などに取り組むのが国民の求めていること」と小沢氏招致の必要がないとの考えをあらためて示した。
日に日に悪化する党内対立がさらに進めば分裂の可能性もないとはいえない。谷氏は「党を割るのもやむなしか」との質問に「それはないです」としながら、こう付け加えた。「挙党一致で、頑張れるところまで頑張ります」。あくまで小沢氏を含む民主党で「挙党一致で頑張ります」が持論だった谷氏だが、「頑張れるところまで頑張った」後が視野に入ったかのような発言に微妙に変化した。
民主党は7月の参院選、10月の衆院北海道5区補選、11月の福岡市長選、千葉県松戸市議選、和歌山県知事選などで連敗。候補11人中9人落選の松戸市議選のような惨敗が続けば、来春の統一地方選に向け、執行部批判の高まりは避けられず、党内政局に拍車がかかりそうだ。【清水優】
[2010年12月12日8時1分 紙面から]
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20101212-712924.html
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