http://www.asyura2.com/10/senkyo101/msg/824.html
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読者の皆さんは昨晩(12月11日)で終わったNHKスペシャル「日米安保
50年」という4回連続番組をご覧になっただろうか。
私の感想は、結論から言えば画龍点晴を欠いた番組に終わり残念だった、という
ものだ。
3回までは良かった。日米安保が出来るまでの経緯とその欺瞞、変貌をわかり
やすく説明する番組になっていた。
その番組に基づいて締めくくられる第4回の討論番組は、当然のことながら
今後に日米安保をどうするかを正面から議論する、まさしくこの特集番組の掉尾
を飾る番組になって、特集を終わるべきものと期待された。
その結論はもちろん日米安保をなくす、という私の持論で終わる必要はない。
日米軍事同盟は必要だ、という意見で終わってもいい。
議論が平行線で終わってもいい。
重要な事は、国民の前で、論点をごまかすことなく、主要な問題点を浮き彫り
にさせることである。
それがなかった。
論点の最大のものは、全3回の番組で繰り返し明らかにされた、「日米安保条約の条文の文字は一字一句変わっていないのに、ここまでその内容が変貌してしまった」、
そればなぜか。誰の責任か。これからどうすべきか、という点だ。
ジャパンハンドの一人であるアーミテージが言っていた、「同盟とは自ら血を流し、相手のために血を流す。そういう関係だ。ただそれだけだ」という言葉に基づいて、これからの日米関係はそれでいいのか、という点を議論すべきだった。
出席者はその議論を避けた。というよりも司会者がそれを避けた。
何よりも出席者が悪かった。実は当初私もその一人に呼ばれていた・・・
http://www.amakiblog.com/archives/2010/12/12/#001769
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