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民主党内では、10日も小沢一郎元代表の国会招致実現を目指す岡田幹事長ら執行部と、招致を回避しようとする小沢グループの「綱引き」が続いた。
岡田氏は13日の党役員会で、小沢氏の衆院政治倫理審査会(政倫審)への招致を決める構えを崩していないが、党分裂の危機につながりかねないことを懸念する声も党内で広がりを見せている。
小沢氏を支持する当選1回の衆院議員でつくる「北辰会」の岡本英子、玉城デニー両氏ら13人は10日、党本部で岡田氏に会い、小沢氏の招致断念を求める要請文を提出した。「小沢氏の政治とカネの問題は、司法の場に移っている。党内を乱さないでほしい」などと訴える1回生に対し、岡田氏は「統一地方選もあるので、招致はやらざるを得ない」と反論。小沢氏が衆院議院運営委員長時代に政倫審設置にかかわったことを踏まえ、「政倫審は小沢氏がつくったのだから、襟を正す姿勢を示すべきだ」とも強調し、険悪なムードが漂った。
1回生議員らは10日、岡田氏のほかにも枝野幸男幹事長代理(党国民運動委員長)ら役員会の面々の事務所を回り、役員会で招致に反対するよう要請した。一方の岡田氏も、渡部恒三党最高顧問に会って小沢氏招致に理解を求めるなど、互いに党内の根回しに力を入れた。小沢氏は10日夜、都内の日本料理店で、地元・岩手県議ら約20人と会食したが、国会招致に関しては話題にしなかったという。
小沢氏の招致に関しては、閣内の意見も割れている。海江田経済財政相(鳩山前首相グループ)は10日の記者会見で、「民主党が一丸となって厳しい状況を乗り越えないといけない。一日も早く予算を作ることが大事だ」と述べ、招致問題よりも2011年度予算編成に力を入れるべきだとの考えを示した。
一方、岡田氏に近い玄葉国家戦略相は「岡田氏を常に信頼している」と強調した。
菅首相に近い中堅議員は「岡田氏は党内を調整しようとせず、自説に固執している。『原理主義者』とは聞いていたが、ここまでかたくなだとは思わなかった」としている。
民主党役員会は、首相(党代表)や岡田幹事長ら14人で構成されている。半数以上は小沢氏と距離を置く議員だが、輿石参院議員会長、平田健二参院幹事長、羽田雄一郎参院国会対策委員長の3氏は小沢氏寄りの立場だ。羽田氏は13日、地元での会合のため役員会を欠席する見通しだが、輿石氏らは役員会で招致決定に抵抗するとみられ、「紛糾は必至」との見方もある。
役員会は全会一致が原則だが、岡田氏周辺は「参院が衆院の審査会でやることにまで口を挟むべきではない。強い反対がなければ、合意が成立したと見なし、招致を決定する手もある」と強気の姿勢を示している。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101211-OYT1T00149.htm?from=top
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