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読売新聞 12月10日(金)7時45分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101210-00000161-yom-pol
民主党の岡田幹事長は9日、小沢一郎元代表の国会招致実現に向けた調整を本格化させた。岡田氏ら執行部は週明け13日の党役員会で党の意見集約を図る構えだが、小沢氏を支持する議員は反発を強めている。党内では、執行部と小沢氏側の決定的な対立を避けるため、軟着陸を模索する動きも出ている。
岡田氏は9日、小沢氏に近い輿石東参院議員会長と会談し、13日の役員会で小沢氏の問題を協議することについて了承を得た。
岡田氏は会談後の記者会見で、「この問題は、通常国会で(2011年度)予算案と予算関連法案を通し、野党の協力を得るためにも重要だ」と述べ、小沢氏に衆院政治倫理審査会への出席を求める考えを強調した。党参院幹部の一人が、参院で問責決議を可決された仙谷官房長官の辞任を求めたことについては、「許されることではない。党幹部として自覚を欠いた発言だ」と厳しく批判した。
自民党など野党は、参院が問責決議を可決した仙谷氏と馬淵国土交通相が続投した場合、通常国会冒頭から審議を拒否する構えを見せている。岡田氏の発言は、小沢氏の国会招致を実現することで野党の譲歩を引き出し、通常国会を乗り切る意向を示したものだ。
民主党は9日、鉢呂吉雄国会対策委員長も公明党の漆原良夫国対委員長と会談し、13日の民主党役員会で意見集約を図る考えなどを伝えた。わざわざ野党の公明党に事情を説明するのは、小沢氏や側近議員が反発して離党するような事態に備えているからとされる。首相の側近議員は「小沢氏を切って公明党と組んだ方がはるかに民主党のイメージは良くなる」と話す。
一方、小沢グループの中堅・若手議員約20人は9日、国会内に集まり、「小沢氏の国会招致は必要ない」との認識で一致した。小沢氏側近の松木謙公農林水産政務官は記者団に「(首相周辺は)小沢氏の問題を取り除いたら内閣支持率が30%上がる、なんて話をしているようだが、そんなことはあり得ない」と語った。
民主党内では、「役員会の『決定』ではなく、『総意』として小沢氏に出席を求め、仮に小沢氏が応じない場合は処分を見送るべきだ」との声も出ている。小沢氏が最終的に政倫審出席に応じるのではないか、との見方も浮上している。
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