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2010-12-08 23:55:44
ここ数日、風運急を告げる かの如き、不気味な動きの前兆が見え始めて来た気がする。
小沢氏は、連日積極的に「若手」や「自派グループ」の議員達との会合を持っている。
若手議員達は、51名で『北辰会』なる政策集団を立ち上げた。
そして、それらの会合の一つに、滅多に「その種の会合」には出席しない『真紀子』議員が出て来て、応援の一席をブッた。
「小沢さん程の経験を持った国会議員は、民主党にいない。彼を使わない手は無い」
「今の政権はおかしい」
その間、仙谷菅政権はと言うと。
仙谷自身の「問責決議」に対する「辞任しない」対応に、とうとう党内からも批判が出始めた。
▶「仙谷官房長官、代えるべき」 民主党幹部が辞任求める(産経見出し)
>民主党幹部は8日午後、参院で問責決議が可決された仙谷由人官房長官について「代えるべきだ。そろそろ誰かが言わなければならない」と述べ、来年1月の通常国会前の辞任を求めた。
>同幹部は、岡田克也幹事長ら党執行部が小沢一郎元代表の国会招致への道を模索していることについて「それよりも、(問責決議が可決された)仙谷、馬淵(澄夫国土交通相)の方が深刻だ」と指摘。「そんなこと(小沢氏の国会招致を進める)をしたら菅政権は終わりだ。党は内紛、分裂だ」とも述べた。
【産經新聞/12月8日(水)16時49分配信】
その動きに対して、当の仙谷は、ただ開き直るしか無い。
▶官房長官「『おまえ辞めろ』と言う人いない」(読売見出し)
>菅首相は8日夕、参院で問責決議が可決された仙谷官房長官に対し、民主党内で辞任を求める声が出ていることについて「全く今、閣僚の交代は考えていない」と述べ、現時点での閣僚交代を否定した。
>仙谷官房長官も同日の記者会見で、「私に『おまえ辞めろ』と言ってきた人はいない。辞任要求だったら、私に言わないといけない」と不快感を示した。
【読売新聞/ 12月8日(水)19時23分配信】
何時まで、このような「開き直り」が通用するものやら。
いまわの際の開き直りか、あくまでタカを括っているのか。
その上で、来年早々の通常国会における困難を回避すべく、なり振り構わぬ恥知らずぶりは、とうとう『社民党』にすり寄る厚かましさ。
菅直人を筆頭に、仙谷、岡田、夫々が「社民党の協力を頂きたい」等と言い回っている。
福島瑞穂をして「私を切れさせないで」とまで、言わしめてしまう。
案の定、『武器輸出三原則』の改変を、見送る始末(結果としては有り難い話ではある)とは相成った。
一応「ご主人様」には、お墨付きを頂いておかないと。
ルース駐日アメリカ大使と会見した仙谷は、「社民党との協調関係」を認めて欲しい旨、頼み込んでいる。
▶仙谷氏がルース米大使と会談 社民との連携を説明(産経見出し)
>仙谷由人官房長官は8日午前、首相官邸でルース駐日米大使と約1時間会談した。仙谷氏は会談で「政策を実現するため、与党に入っていない党派との話し合いが時として必要になる」と述べ、国会運営上の理由から社民党との連携を強化する政府方針を説明し、米側の理解を求めた。
>米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の県内移設に反対している社民党との連携強化は、さらに問題解決を難しくさせる可能性がある。
>普天間問題で、仙谷氏は名護市辺野古崎地区に移設するとした今年5月の日米共同声明について「誠実に履行していく」と約束した。ルース氏は「(同問題が)日米両国にとって困難な課題であることは承知している」と、日本側に一定の理解を示した。
>両氏はさらに、日米同盟の深化に向け、両政府が引き続き緊密に連携していく方針を確認した。
【産經新聞/12月8日(水)18時38分配信】
「どちらかを取れば、片方は不可能」と言う局面を、どちらもやりたい、という幼児のおねだりにも等しい混迷ぶりである。
あっちつかず、こっちつかず、 どっちつかず。
その間に、あいも変わらず、自民との大連立の「ユーレイ」の影が、現れては消えうせ、消えては現れる。
▶「大連立」の動きか=菅・森会談で自民に波紋(時事見出し)
>自民党の森喜朗元首相が8日、菅直人首相と首相官邸で会談し、同党内に波紋が広がった。森氏は福田政権下の2007年秋に起きた民主、自民両党による大連立構想の仲介役。菅政権の苦境を踏まえ、実現に向け再び動きだしたとの見方が多いが、党内には反発も強い。
>会談は硫黄島での旧日本軍の遺骨収集をめぐって、森氏が首相に持ち掛けた。首相は記者団に「(遺骨収集に)超党派でしっかり取り組もうと互いに話をした」と説明したものの、「政局の話はしたか」との質問には答えなかった。
>自民党内では、わざわざ森氏が官邸に直接出向いて話す内容なのか、「極めて不自然」(幹部)との受け止めが多い。
>こうした中、森氏の動きとタイミングを合わせるかのように、自民党の谷垣禎一総裁が8日、07年の大連立に関与した渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長と会談した。党幹部によると、渡辺氏は席上、民主党との大連立を打診。同氏は7日に民主党の鳩山由紀夫前首相とも都内で会っており、大連立に動き始めたとみる向きがある。
【時事通信/12月8日(水)20時44分配信】
菅直人vs森キロウ。
谷垣vsナベツネ。
実に何とも、うさん臭い。
仙谷菅側の本音としては、出来る事なら『大連立』で、永久政権を固めたいのだろう。
彼等の究極の目的は、権力の座に居座り続ける事だけ。
あちらにも、こちらにも、<それ>を望む亡霊がひしめいている。
それが叶わぬ際の「滑り止め」として、『社民党』との再連立の目を、キープしておきたい、と言う所か。
解りやすい人達ではある。
そして、とうとう最後の手段に打って出た。
▶<菅首相>小沢氏の招致議決検討を指示(毎日見出し)
>菅直人首相は8日、民主党の小沢一郎元代表の国会招致問題で、衆院政治倫理審査会への招致議決も視野に党内調整するよう岡田克也幹事長に指示した。
>1月召集の通常国会を乗り切るには小沢氏の国会招致に前向きな姿勢を示すことが必要と判断した。
>これに対し、小沢氏に近い党幹部は8日、参院で問責決議が可決された仙谷由人官房長官を更迭し、内閣改造を断行すべきだとの考えを表明。
>11年度予算編成をめぐる財源問題の迷走など閉塞(へいそく)感が強まる中、沈静化していた党内抗争が一気に再燃した。
【毎日新聞/12月8日(水)21時40分配信】
さあ、とうとう前哨戦が開始される予感がしてきた。
▶小沢グループ 両院議員総会要求 菅降ろしの動き先鋭化(産経見出し)
>8日午後、国会近くの党本部8階の幹事長室に、森裕子、谷亮子両氏ら参院の中堅・若手議員9人がアポなしで乗り込んだ。
>「今やることが違うでしょう。(12日投開票の)茨城県議選や来年度の予算編成に向けて、今は党内が一致結束すべきだ」
>森氏は小沢氏の国会招致を目指す岡田氏に面と向かって異を唱えた。他の面会者も口々に岡田氏の方針に反対した。
>スーツのほこりを払うしぐさを見せながら9人の話を聞いていた岡田氏だが、最後にこう言い切った。
>「これ(小沢氏の招致)をやらないと、(来年の)通常国会や統一地方選の障害になる」
>党内の対立はもはや感情的なレベルにまで達しようとしている。背景にあるのは低迷する内閣支持率、政党支持率の責任を何に押しつけるのかという問題だ。
>岡田氏が低支持率の要因を小沢氏の「政治とカネ」の問題にみていることは明白だ。これに対し、小沢氏に近い議員は「小沢さんのせいじゃないよ。菅政権に対する不信だよ」と主張する。「執行部は責任をとるためにあるのに、全然責任をとろうとしない」と不満を口にする議員もいる。
>菅直人首相は8日午後、首相官邸で岡田氏と約30分間会談し、小沢氏の招致問題を話し合った。しかし、その後の記者団とのやりとりでは「岡田氏がいろいろと(招致も)含めて考えているようだ」と繰り返すだけだった。
【産經新聞/12月9日(木)7時57分配信】
もはや、事ここに至っては、山も動かざるを得ないでは無いか。
▶民主・小沢氏と鳩山前首相、舛添氏、鳩山邦夫氏が会談 政界再編も視野に意見交換(FNN見出し)
>民主党の小沢元代表と鳩山前首相、新党改革の舛添代表、無所属の鳩山元総務相が8日夜に会談し、政界再編も視野に入れた意見交換を行った。
>鳩山邦夫氏は「今の閉塞状況はひどいから。この国が、このままでは大変なことになるから、なんとかせにゃということで、だいたい危機感は共有していると、こういうことです」と述べた。
>舛添氏は「日本が危機的なので、いろんな話をしました」と述べた。
会談では、菅首相の政権運営について意見が交わされ、「危機的な状況にある」との認識で一致した。
>また鳩山前首相は、菅首相や岡田幹事長が、小沢氏の国会招致を目指していることに関し、「協力しようとしているのに、わたしたちを切って政権浮揚しようとしているのだから、協力しようがない」と批判した。
>さらに、出席者からは、政界再編の必要性を指摘する意見が出され、今後の政局について、突っ込んだ話し合いが行われた。
【FNN/12月9日(木)6時25分配信】
さあ、山は動き出したのか。
国民は、期待しています。
何かが始まる事を。
この閉塞感を、打ち破る、何かが始まる事を。
山が、復権する事を!
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