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米国なる暴走国家
2010/12/7(火) 午前 10:28
ブッシュ政権が偽情報に乗せられ、国連決議に違反してイラク侵略へと暴走したことは周知のことであるが、オバマ政権もその後遺症を病んでいる。
内部告発サイトのウィキリークスがネットで公表した米国外交機密文書は、そのことをはっきりと示した。
それによると、イラク戦争で死亡したイラク人が10万9千人で、うち民間人が6万6千人以上に上る事が明らかになった。米軍ヘリがゲームを楽しんでいるかのように記者を含む民間人12人を機銃掃射して殺害する場面も公開された。イラク兵による拷問、虐殺も黙認していた。などなど。
これらは明らかに反人倫的な戦争犯罪であり、米国なる国家の本質を考えさせられる衝撃的な事実である。国際刑事裁判所は当然、ブッシュ前大統領や米軍関係者を裁くべきではないか。
ブッシュ政権はこれまで民間人死傷に関する記録はないと嘘をついてきたが、民主党もその姿勢に変わりはないようだ。
クリントン国務長官は「米国の安保と兵士の生命を危険にさらす」とウィキリークスを非難したが、本末転倒の盗人猛々しい詭弁と言うべきであろう。
他国民を犠牲にして憚らない卑劣な一国利己主義である。それにより産軍複合体は利益を得ているが、実は多くの米国民も犠牲になっている。
イラクに派遣された米兵に富裕層の子弟はほとんどおらず、貧困家庭の子弟、不法移民の子弟、黒人らが除隊後の特典を得るために志願し、多くが死傷し、精神を病んでいる。
しかるに、世界の警察を自称する米政府は自身の不正義が暴かれることを恐れ、ウィキリークス主催者への弾圧を強化している。
不可解なのはスウェーデン政府がジュリアン・アサンジを強姦罪だか婦女暴行罪で国際手配したことである。誰が考えても米国の差し金であることは明らかであるが、ノーベル平和賞の主催国は図らずも米国の言論弾圧に加担する恥部を自ら暴露した結果となった。
日本の外務省も誉められたものではない。
外務省が推した天野之弥氏がIAEA事務局長に就任したが、ウィキリークスにより「重要な問題は全てアメリカの側に立って決める」と米側に伝えていたことが暴かれた。
IAEAの中立性を自ら捨てるものであり、世界からは信用されない。特に北朝鮮、イランは相手にしないだろう。
今年に入って北東アジアにおける米軍の動きがあわただしくなり、日韓政府は「抑止活動」と正当化しているが、イラク、アフガンなど世界いたるところで戦争の火をつけてきた米国の前科をみれば、「抑止」よりもきな臭い新たな「挑発」ではないかと警戒するのが賢明であろう。
懸念されるのは、日本のマスコミが米国十字軍論で口をあわせていることである。
北東アジアで四面楚歌に陥り、頼れるのは米国しかいないとの強迫観念があるようだが、「衰退する日米同盟」に未来があるとは思えない。
http://blogs.yahoo.co.jp/lifeartinstitute/42049786.html
日本と対照的に韓国では、健全な米国批判があり、十字軍論と論戦を交わし、国民にバランスある判断材料を提供している。
敗戦で米国に民主主義や言論の自由を与えられた国と、自らそれらを闘い取った国の違いであろうが、一般国民は未熟なマスコミの偏向性向を念頭に置いて対処するしかあるまい。
(新世紀人コメント)
スェーデンのノーベル平和賞なんてオバマも貰ってる訳ですから…。
米国は朝鮮半島で戦争に近い緊張または限定戦争にもって行かないと日本が米国の属国から離脱してゆくのでそれを何としても阻止したいが為に戦略を立てているのでしょう。
日本が対米の属国を止めたら…そうしたら韓国も米国からの影響から離れる事になり朝鮮半島は南北で統一行動を採る事になります。
そうなると米国はグアム島近辺まで覇権力を後退させる事になります。
かつて米国は軍事力をこの辺りへ後退させる計画であったのが、
変更となった理由は、
サブプライム・ローンの破綻を起点とする金融破綻であり、この破綻が予期していたよりも早く且つ大規模に起きてしまった為に(計画は拡大的に現実化する事が普通の事なのですが)、要するに焦ってしまった訳です。
それでグアム近辺への後退を取りやめて極東への覇権力の死守を目指す事になったのでしょう。
何故ならば、……そうしないと、さらに米国の体制(USA)が危なくなり破綻が加速化すると考えたのでしょう。
USAが破綻すると困ると考えるのは米国支配層だけではなく、イスラエルを支えているシオニズム過激派とその流れのネオコングループです。米国からの援助が途絶えるとイスラエルは存続が危うくなるからです。
日韓の経済力を押さえ込んで抱き込んでおきたい。それは対チャイナの盾としてだけではなく、今や自己の破綻進行を喰い止めたい理由からでしょう。
しかし、その為には軍事的緊張と言う装置をセットする必要があるのです。
これは「背反的な根本的な大きな矛盾」なのです。
したがってこの矛盾は、歴史的に崩壊する運命を迎える事になるのです。
主体には自分の姿が見えないものなのですね。
歴史的国家の姿には自己を写す鏡というものがないのです。ナルシスのように水面が鏡になってくれるわけでもありません。
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