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2010⁄12⁄07(火) 00:00
詳報!マスメディアが絶対流さない鈴木宗男・収監直前会見と勇気あるハプニング!
鈴木宗男氏が収監されるとのことで、見送りに行ってきた。
事件当時、私も報道を鵜呑みにして、「鈴木宗男は悪いやつだ」というレッテルを貼っていた。
その後、佐藤優氏やフリーの記者による、記者クラブメディア以外の情報やムネオ日記を読むにつけ、真実を知ることになる。
当時のお詫びの気持ちもあって、また前の日のデモで「鈴木さんを元気付けに行く」という方にも押されて行くことになった。
高検前に到着すると、支援者はチラホラで、ほとんどがマスコミ関係者と警備関係者だった。
記者クラブメディアの記者たちがマイクを束にして、その周りにひしめき合いながら、鈴木氏の来るのをまっている
支援者の方がプラカードを持ってアピール
車を少し離れたところに停め、鈴木氏が声援の中、手を振りながら歩いてきた。
●鈴木氏の会見で、マスメディアが絶対に伝えない部分
私は政治家としてやましい事していないし、これからも権力とは闘います。 間違った権力とは断固闘ってまいります。 ―マスコミのおびただしいリーク報道はどう思われますか? これは、やはり権力側が仕掛けたもので、マスコミの皆様方も権力、特に検察に使われている、とそう思っております。 ―記者クラブはどう思いますか? 私はいい方向に向かっていると思います。だんだんオープン化されている。 これも私の事件を機に、国策捜査を機にですね、検察も記者会見をするようになった、あるいはフリーの人らも入れるようになったということは、ひとつの実績を問えたというふうに思っております。 ―今の政治に対して言いたいことは? やっぱり国民目線で、国民の思いをしっかり受け止めて、やっていただきたい、とこう思っています。 ―○○された?(事件)の経緯について 私は一貫して主張している通り、ワイロは貰っておりません。 事実が明らかにならなかった、あの密室での作られた調書、シナリオ、ストーリーで、一人の人間を抹殺するというのは、公平なやり方ではない。 ●会見のビデオ 「マスコミは、権力、特に検察に使われている」ということだ。 しかも、記者クラブメディア記者に囲まれた中で堂々と述べた。 「検察リーク」と「記者クラブ」の質問は、たぶん記者クラブ以外のフリーの方だと思うが、最後に鈴木氏にも無視された記者クラブメディアと思われる記者の質問には、さすがに愕然とした。 「鈴木さん、今朝、何を食べましたか?」 お前ら、アホか!! こんなアホな記者クラブと検察が一体となって冤罪を製造し続けてきたといえる。 鈴木氏の事件自体も恣意的なものだったが、村木裁判の判決が出る直前に最高裁が抗告を棄却して、鈴木氏の収監が決定した、というなんとも露骨なやり方で、検察・司法が一体となって冤罪をまた一つ増やした、といえる。 この国の司法は完全にいかれてる。 マスメディアもしかり。 双方ともに一度ぶっ壊さない限り、日本は、普通の法治国家には成り得ないだろう。 12・5のデモの後、メールをいただいた方と約束してお会いした。 その一つに、「何かあれば、裁判所が何とかしてくれると思ったら間違いだ。」というものには驚いた。 検察・司法を批判していても、どこかに何とかしてもらえるのでは、という期待感が無意識のうちにあるのだろう。 「裁判所に持っていっても埒があかず、余計な時間を浪費することになるだけ」とも。 「当事者に直接訴えるほうが早いことが多い」とのことだった。 鈴木氏が言われるように、司法の危機であり、機能していない、ということだ。 裁判官も、無罪を出すと人事で飛ばされるから、結局、検察の言うとおりに判決を出すことになり、世界でも稀な99・9%の有罪率になっている。 この癒着構造を変えるには、最高裁、検察の裏金をもっと追及していく方法を取って、多くの国民がそれを知って行動していくしかない。 第二、第三の鈴木宗男、三井環、小沢一郎を出さないために。 同時に、今まで権力に蹂躙された多くの表に出ていない人々の声なき声を汲み、それらを一緒に携えて権力と闘っていかなければならないだろう。 最後に、鈴木氏が高検に入っていった後、囲み取材を行っていたところが、急にざわついた。 すかさずビデオをまわす。 勇気ある鈴木氏の支援者の方が、 「汚れきった検察庁を水で洗い清めます」 と言って「検察庁」の文字の入った石看板に水をかけた。 まわりから「やめろ、やめろ、捕まるよ」という声も、職員も「降りてください」との制止にもかかわらず、勇気ある、そして思いのこもった行動に拍手!
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司法の危機だ。司法ももっと人間的に判断をいただきたいと、こんなふうに考えています。
鈴木氏は、ここで重要なことを述べている。
(参照:本ブログ2010/9/9エントリー≪鈴木ムネオ議員の上告棄却にみる権力統治機構の露骨な国策プロパガンダ≫)
その方は、30年ほど環境問題などを中心に市民運動を支えてこられた大学教授で、いろいろと貴重なお話を伺えた。
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