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離婚届を置いて出て行った嫁(社民党)に土下座するハメになった惨めな菅民主党。だが沖縄は、既に皆さんご存知のとおり、辺野古に基地が造れる情勢には全く無い。伊波氏は、沖縄県知事選挙で30万票近くを集め捲土重来を期す一方、仲井眞知事も県外・国外を公約にしており、事実上基地造成は凍結となった。
また、武器輸出三原則の緩和にも社民党は反対しており、合わせて、菅・仙谷・前原グループの掲げる経団連寄りの政治姿勢とは大きな乖離があり、再び嫁が実家に戻る可能性も高い。今国会で秋波を送った公明党やみんなの党からは総スカンを食い、終盤国会では軽々と問責決議が大差で可決してしまった。
その他、地方選挙も連戦連敗中で、ここの世論調査でも岡田幹事長の支持率は遂に渡辺みんなの党党首に抜き去られる体たらくである。公明党が去った本当の理由は、菅内閣の支持率だ。公明党にとっては来春に行なわれる統一地方選挙は、国政選挙並みに重要。その選挙を到底に菅民主党支持では戦えないと早々に判断し、一方、みんなの党はかなり最初から突き放していた。ここの世論調査でも自民党と並ぶほどの支持率を獲得しており、来春の統一地方選挙でも台風の目となるだろう。
なお先の参議院選挙に於けるここの世論調査は、みんな支持15%で、それは5500万票×0.15=825万票であり得票数を反映していた。現在は18%〜19%程度まで上げ潮で、正しいと仮定すれば1000万票を超える支持があることになる。自民党は振るわず22%前後であるのでこちらは1200万票〜1300万票といった感じである。
対する民主党支持は30%を割り込み、既に28%近辺しかなく、解散すれば100%間違いなく、自民・公明・みんな連合軍に大敗する。もし解散ならみんなの党が80議席〜100議席を獲得する勢いである。自民党は地方を公明党との選挙協力で200議席〜220議席程度獲得するだろう。すなわち自民・公明・みんな足して再び3分の2を占める勢いである。
その元凶が、仙菅ノブコ政権にある以上、この3党はなんとかこのアホウ政権の下で解散総選挙を戦いたいと目論む。民主党は、ここで解散すれば、最早、解党的な大敗を喫することとなり、せいぜい100議席強の以前の野党時代の民主党に戻るハズ。さて、次期総理候補の筆頭に躍り出た小沢氏はどう出るか。来春には自身の起訴もあるが、同時に3人の元秘書の公判も開かれる。
そこでもし水谷建設裏献金がウソッパチなら、この事件の8割は終わる。だから傍聴を楽しみにしている。合わせて法務委員会では、現在の改正検察審査会法が憲法違反との指摘が出ており、法改正が進む見込みだ。恐らく来年のデモのシュプレヒコールは、拡声器が50ワットにボリュームアップされる予定である。
一方で政局は、恐らく年初20%を割り込み、内閣支持率を上げなければ、やがて仙菅ノブコ政権には墜落の危機が訪れよう。元来、菅直人という政治家はグライダー政治論者だから、あるときは公明党に色目を使い、またあるときはみんなの党に秋波を送り、今回は離婚して出て行った嫁に擦り寄る。だが普通、社会ではこんな人たちを信用する人はいない。恐らく最後は、嫁が実家に戻って終わりになるだろう。皆さんのご意見もお待ちする。
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